損切りしようと思ってヤフオクで1円出品したらホントに1円で売れていってしまった

Amazon輸入ビジネス

輸入ビジネスで売れない商品をヤフオク1円出品すべきなのか?

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輸入ビジネスをやっていて、しっかりリサーチをして仕入れたのになぜか売れない…。

競合も爆発的に増えてしまって価格崩壊していくばかり。

そんな場面に出くわしたことはないでしょうか。いや、あるでしょう!

そういった商品はよく、ヤフオクで1円出品して損切りする、なんて言われますよね。

そもそもヤフオクで1円出品ってどうなの?今回はわたしなりの考察を書かせていただきます。

売れない商品をヤフオクで1円出品すべきなのか?

うそ!?ホントに1円で売れていった!

ヤフオクで1円出品したら本当に1円で売れていった

よくAmazonで売れ残った商品はヤフオクを使って1円出品で損切りすると言われますが、実際に1円出品するとホントに1円で売れていくことがあります…。

1円で売ってお客さんとのやり取り・発送の手間といった時間ばかりかかってしまう。商品を破棄するのにお金がかかっているようなものです。

ならばいっそ商品を捨ててしまったほうが少ない赤字で済むのではないでしょうか。わたしはそう思うことがよくありました。

最低落札価格を決めると印象が悪い

1円出品をする際には最低落札価格を決める、というのが割りと定石です。

ですが、最低落札価格を決めていると結局売れないんですよね。

Amazonばかり使っている方にはあまり知らないことかもしれませんが、最低落札価格が決まっている商品というのはかなり印象が悪いです。

入札する側としては、

1円で買えるかもって思ってたのに買えないじゃないか!

となるわけです。

入札したのに結局希望の価格で買えないということが起こります。お客さんからしたら『なんだ、こいつ!』って思いますよね。

Amazonほどではありませんが、ヤフオクでもお客さんからの評価は大切です。というより、ビジネスはお客さんからの評価が何よりも大切です。

わたしとしましては、ヤフオクで損切りするつもりなら最低落札価格は決めないことをおすすめします。

Amazonでしか売れていない

何だこの商品、amazonでしか売れないんじゃないか

1円で出品して最低落札価格も設定しない。そして1円で売れていく…。

なぜこのようなことが起こるのか?それは輸入ビジネスで扱っている商品というのはマイナーな商品だからです。

知名度の高い商品であれば1円で出品してもぐんぐん価格があがり、最終的に適正価格になっていきます。

これが俗に言う神の見えざる手というやつです。

いくらモノレートでよく売れているといっても、そのデータはAmazonをベースに作られたデータです。Amazonなら売れるという商品なんです。

知名度の低い商品というのは1円出品すべきではないんですよね。

ヤフオクを使うことのデメリット

出品作業が面倒

Amazonで売れ残ってしまったのでヤフオクで売りさばこう。そう思ってヤフオクで出品するにしても、いろいろと手間がかかります。

ヤフオクはAmazonと違って商品ページが1つではなく出品者がそれぞれ作成するものです。写真も自分で撮らなければなりません。

写真を撮るためにはAmazonから自宅に返送しなければなりません。まぁAmazonの画像をそのまま使うっていう手もあるかもしれませんが。

商品1つ1つ、支払い方法や出品期間、価格など、すべて手動で設定します。ツールを使うことで解決できるかもしれませんが、ヤフオクというかヤフーのAPIはAmazonほど使い勝手がよくないんです。

わたしはシステムエンジニアなのでよくわかるのですが、ホントAmazonのシステムはプログラマに優しい作りをしていると思います。

お客さんとのやり取りが面倒

ヤフオクは商品が売れたらお客さんとのやり取りが必要です。

最近はずいぶんこのやり取りが簡素化されましたが、ひと昔前はいちいちお客さんにメッセージを書いて送っていたので面倒でした。

今はボタンひとつでやり取りができますが、それでもお客さんから個別の注文が多いです。Amazonだったらクレーム以外連絡は来ないぐらいなんですけどね。

梱包・発送が面倒

お客さんに商品を送る時、梱包して発送します。

梱包するには梱包材が必要になりますし、きれいに梱包できなかったりしてイライラします。発送もいちいちお客さんの氏名・住所をプリンタで印刷したり、手書きで書いたり。

そして荷物をコンビニまで持っていく。集荷してもらうこと可能ですが、コンビに持ち込む手間と大差はないです。

FBAマルチチャネルサービスの手数料が高すぎる

これらの面倒な作業を省こうと思い、FBAマルチチャネルサービスを使ったとします。

ですが、FBAマルチチャネルサービスは手数料が高いんですよね。赤字で損切りしようとしているのにさらに手数料がかかります。

とても便利なサービスなのですが、赤字で損切りのために使うのはおすすめできません。

FBAマルチチャネルサービスの使い所は、仕入れた商品を保管する場所がなくてAmazonに納品している人で、その仕入れた商品は直接取引などで大量仕入れしている商品が適しています。

売れ残った商品を損切りするにはどうすればいいのか?

じゃあ結局損切りするにはどうすればいいのでしょうか?わたしの考えは以下です。

Amazonでさらに値下げして売り抜ける

輸入ビジネスで売れない商品はさらに値下げ

わたしはヤフオクを使って損切りするより、Amazonで売れるのを待つことにしています。

全部の商品が安ければ売れるというわけではありませんが、相当ニッチな商品でない限り安ければ売れます。

もうどれだけ赤字になっても良いので、自分が率先して最安値を更新してカート獲得率をあげます。

プライスターの価格改定機能を使って毎日数円ずつ値下げしていくのがおすすめです。値下げする場合にも価格を下げるのではなく、ポイント付与にしたほうが良いです。

なぜなら、価格改定ツールを使っているにもかかわらず、ポイント追従の設定ができていない人がたくさんいるからです。

一応、当ブログ経由でプライスターに申し込んでいただいた方には、そういった設定も一括でできるエクセルファイルを特典としてつけています。

価格崩壊を加速させて高値で待つ

これは邪道なテクニックと思われている方もいるかと思いますが立派な戦略です。

他のセラーが自動価格改定機能を使っていることを見越して、法外な安値を設定して価格崩壊を引き起こします。

上述しましたが、たいていのものは安ければ売れます。みずから価格崩壊を起こさせて商品の回転をあげます。他の出品差たちのね。

そうすると、少しは価格が戻ってくる時間も短くなります。ですが、結局これをやっても普通に赤字で損切りするよりはキャッシュの流れが遅くなります。

どんなビジネスでも言えることですが、キャッシュを健全に回すということは最重要なことです。

ここで言いたいことは、こういった戦略もあるよ、というお話であって、わたしとしましては赤字でも素早く損切ることをおすすめします。

まとめ

  • ヤフオクで損切りはおすすめできない
  • 1円出品するという手法が出回っているがホントに1円で売れていく
  • 最低落札価格を設定すれば良いが、設定すると売れなくなる
  • そもそもAmazonの並行輸入品はマイナーなため、入札が少ない
  • Amazonで売れ残ってもとにかく安くすれば売れる

わたしの結論としてはヤフオクを使っての損切りというのはおすすめしません。

ヤフオクを利用することの手間・時間を考えるとさらに損失が大きくなっているだけのような気がします。

ホントに1円で売れてしまった時のことを考えるとヤフオクを利用するぐらいなら商品を破棄してしまったほうが安上がりではないでしょうか。

あれやこれやと手を出すよりAmazon一本を極めていったほうが良いでしょう。

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