輸入ビジネス向けツールStocker実践編

ツールについて

輸入ビジネス向けリサーチツール『AsinStocker』の上手な使い方・実践編

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当ブログでは輸入ビジネス向けツール『AsinStocker』を公開しています。

今回の記事はAsinStockerを使った実践的なリサーチです。あらかじめ取扱説明書を一読し、APIキーの設定だけは終わらせておいてください。

AsinStockerはASINをストックしてリサーチするツールです。ストックしたASINがあなたの資産となります。

わたし自身このAsinStockerを使って月10万~20万を稼いできました。今回はAsinStockerの使い方・実践編になります。

AsinStockerを使った本気で稼ぐためのノウハウ

手頃な輸入ビジネスセラーを見つけてリサーチする

基本的なセラーリサーチと同じです。まずは手頃な輸入ビジネスセラーを見つけましょう。

あなたがすでにマークしているセラーがいれば、それを使ってもらっても良いです。

輸入ビジネスAsinStockerのためのセラーリサーチ

適当な商品ページを開き、セラー一覧ページを表示させ、またまた適当なセラーを選択します。

セラーの商品一覧ページを開き自分が扱えそうな商品をツールにドラッグ・アンド・ドロップします。

輸入ビジネスAsinStockerのためのセラーから商品抜き出し

通常のセラーリサーチと同じように、セラーが扱うすべての商品を確認し、ツールにドラッグアンドドロップします。

関連商品もストックしておく

輸入ビジネスではセラーリサーチはメジャー、正攻法とも言えるでしょう。

しかし、セラーリサーチだけでははっきり言って上手に稼ぐことはむずかしいです。なぜなら、あなたがチェックしたセラーは他のセラーもチェックしているからです。

そしてあなたがチェックしているセラーはまた別のセラーをチェックした結果である。はたして、あなたは何代目の子孫でしょうか?

セラーリサーチではリサーチ結果が競合する可能性が高く、販売するころにはライバルが激増しているかもしれません。

そこで、商品ページをひとつひとつ開いて関連商品もストックしておきます。ここでは先程の画像で登場した野球のゲームのページを開きました。

すると…ザックザクと関連商品が見つかります。もちろん目についた扱える商品はすべてストックです。

AsinStockerを使った関連商品リサーチ

よく見ると同じ商品をAsinStockerに登録しているように見えますが、ASIN保存時にはしっかり重複を除去してくれます。あなたは何も気にせずただひたすらASINを放り込むだけでOKです。

ちなみに、わたしは輸入商品のみをストックするようにしています。そうでないもの(たとえば国内ものとか)を登録すると間違えて仕入れするというミスにつながりますので注意してください。くれぐれも『自分が扱える商品』という基準でストックします。

儲かりそうかどうかなんてことは気にする必要はありません。それはAsinStockerのお仕事です。たとえ儲からなくても時間が経つと儲かる商品に化ける可能性もありますのでストックしておきましょう。

キーワードでリサーチする

こうやってゲームを見ていると、野球ゲームが多いですよね。それでは野球ゲームを中心にリサーチしてみましょう。

タイトルにMLB SHOWと書いてありますので、『MLB SHOW 輸入』で検索してみます。

AsinStockerを使ったキーワードリサーチ

またまたザックザクと商品が見つかりました。同じようにAsinStockerに商品画像をポイポイと投げ込みます。もちろん重複は一切気にしなくてOKです。

ASINを保存、そして読み込む

さて、ASINもそれなりにたまったところで、いったんASINを保存しておきましょう。

ASIN保存ボタンをクリックすればAsinStocker内部のASINテーブルに保存されます。このタイミングで重複したASINを除去して保存してくれます。

ASIN保存をするとツールに表示されたASINは一旦キレイに消えます。ですが、ASIN読込ボタンをクリックすると保存してあるASINがすべてツールにロードされますのでご安心ください。

AsinStockerを実行してみよう!

それではいよいよAsinStockerを実行してみます。実行前はあらかじめAPIキーの設定は済ませておき、ASINを読み込んでおいてください。AsinStocker内のcsvファイルを開いている場合には閉じてください。

実行ボタンをクリックしてしばらくすると、下記のように結果が表示されます。

AsinStocker実行結果

ゲームだとASIN一致のものが多いですね。ASINが一致していれば日本の商品もアメリカの商品もバッチリ取得できます。

しかし、PA-APIの仕様によりたまにASINが存在しても無効なASINとして扱われてしまったり、『Too low to display』という謎の結果が出ることがありますがこれは仕様です。(バグじゃないよ!)

この結果を当ブログで公開しているエクセルファイル『research_table.xlsx』の『stocker_result』シートに貼り付けます。

ポイント

AsinStocker実行後に自動で開かれる結果ファイルのA2セルにカーソルを合わせて、『Ctrl + Shift + End』を同時に押すと結果すべてを選択できます。さらに『Ctrl + C』でコピーし、research_table.xlsxのstocker_resultシート、A2セルにカーソルを合わせて『Ctrl + V』でペーストすると楽です。

AsinStocker結果を貼り付け完了すると、『research』シートに利益計算された結果が表示されます。

AsinStockerの結果とエクセル計算

※画面表示の都合上、いくつか項目を非表示にさせています。

2件ほど儲かりそうな商品が見つかりましたね。このように商品画像をポイポイとツールに投げ込むだけでリサーチができます。

あとは利益を計算してもうかりそうなものをモノレートやライバル数をチェックして仕入れればOKです。

もちろんresearch_table.xlsxを使わず、ご自身のオリジナルエクセルファイルでAsinStocker結果を使っていただいても構いません。

ASIN不一致合わせをする

AsinStockerは基本的にはASIN一致のものしか同時に商品情報を取得できません。AsinStockerに限らずどこのツールもみんなそうでしょう。ASIN不一致のものを自動で確実にピックアップすることは不可能なのです。

ゆえに、ツールではASIN一致が簡単にリサーチできてしまうため、逆に言うとASIN一致のものは稼げない商品である確率が高いです。

それを解決するためにAsinStockerにはASIN不一致をリサーチできる機能を実装しました。手動でASIN合わせをする手間はありますが、この手間は1度だけですのでがんばってみてもらいたいです。(ASIN合わせは外注化してもいいですね。ただの絵合わせで単純作業ですから。)

まずはAsinStockerの結果より、アメリカ価格を取得できなかったものをフィルタします。

AsinStocker結果からアメリカ価格取得できなかったものを表示

すると、下記の画像のようにアメリカ価格取得できなかったASINだけが表示されます。

AsinStockerでアメリカ価格取得失敗したもの

このようなASINは日本ASINとアメリカASINが一致していない商品である可能性が高いです。(PA-APIの都合上、アメリカASINは有効なASINでも無効なASINとして扱われることがたまにあります)

ASIN不一致の商品をツールの力に甘えている人はリサーチをしていなかったりして、儲かる商品である可能性が比較的高いです。ASIN不一致こそしっかりリサーチしましょう。

ではいったいどうやって合わせるのかというと、AsinStockerのasinフォルダにある『01_usasin_relate_table.csv』を開きます。

A列に日本ASIN、B列に対応するアメリカASINを設定します。設定したら保存して閉じます。

AsinStockerのASIN合わせ

上記だけだと少しわかりづらいかもしれませんので、もう少し詳しい画像をご用意しました。

ASINリストの詳細説明

完成イメージは上記の画像のようになります。

ちなみに、日本ASINに対応するアメリカASINを探すのって結構な手間ですよね。日本の商品名から日本語を除去して全角を半角にして余計な記号とかを削除して…。

そんな面倒なお仕事もAsinStockerは代わりにやってくれます。これは…わたしが作業する上であまりにも面倒だったので追加しておきました。

たとえば日本Amazonでは下記の商品がASIN不一致という結果になりました。

アメリカAmazonに同じASINがない商品

『research_table.xlsx』の『research』シートを見ると、『usAma2』という項目があります。

AsinStocker結果のUS Ama2という項目

usAma2の項目は、検索文字列補助の項目を検索クエリにしたハイパーリンクになっています。usAma2のリンクをクリックすると…。

ASIN不一致でも近い場所にジャンプできる

このようにわざわざ商品名を編集してアメリカAmazonで検索しなくても近い場所にジャンプすることが出来ます。これでASIN合わせもかなり楽になります。

もう一度AsinStockerを実行してみよう!

ASIN合わせをしたあとはもう一度AsinStockerを実行しましょう。1回目の実行はASIN不一致をあぶりだすため、2回目の実行はASIN不一致もしっかりリサーチするためです。

AsinStocker結果の完全体

どうでしょう!すべて結果がキレイに取得できましたね!あとは『research_table.xlsx』を使って利益計算するなり、自身のエクセルファイルに取り込むなり、煮るなり焼くなり好きに料理してください。

わたしの経験上、リピート仕入れ > ASIN不一致商品 > ASIN一致商品 という優先順位でリサーチをすると安定して稼ぐことができます。

まとめ

AsinStockerはわたしが輸入ビジネスにおいて、あまりにも作業が単調なくせに時間ばかりかかっていたために生み出されたツールです。

輸入ビジネス実践者が作成し、そしてそれを使って稼いできた実績あるツールです。そしてそのノウハウもこのように公開しています。

すごく大切なことなのでよく覚えておいてほしいのですが、ツール単体だけでは稼げません。ツール + ノウハウで稼ぐことが可能になります。

AsinStockerとこのノウハウを使って儲からないということはまずありえないと思っています。そして同じツール、同じノウハウを使っても、ASINテーブルが同じにならないので他のセラーと競合しづらい仕組みになっています。

設計については自信があります。バグはあるかもしれないけど…。日々進化していくかもしれない…。

この他にもモノレートからデータを自動取得すると飛躍的にリサーチ作業がはかどります。

ASINをストックするのに時間がかかりますが、一度ストックしてしまえばあとは何度でも実行ボタンを押すだけで繰り返し結果を取得できます。

ちょっと大変なことを言ってしまいますが、2万件のASINを集めればもう追加リサーチせずともAmazon仕入れだけで月に10万~20万は安定して稼げるでしょう。わたしがそうでしたので。

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