Amazonで広告を出す際、ただ分かりやすい説明を書くだけでは、成果に繋がらないこともあります。
売り上げに繋げるためには、表示されやすいキーワード設定も重要です。
セラースプライトのキーワードモニタリングは、そんな広告出稿に役立ちます。
どんな機能なのかさっそく見ていきましょう。
セラースプライトのキーワードモニタリングとは
キーワードモニタリングは、ある商品に対して、指定したキーワードで検索されたかなどの変化を確認できます。
ウェブ版のみに存在する機能のため、拡張機能のダウンロードは必要ありません。
そしてキーワードの変化は、チャートとリストの2種類で見られます。
長期間の変化を見るチャート
まずチャートは、指定した全てのキーワードに対し、直近30日もしくは60日の推移が見られます。
数値だけでなくグラフでも確認でき、見た目にもどのキーワードが使われやすいなど、分かりやすいです。
例えば、広告で多用しているキーワードが思ったほど伸びていない、検索されていないなら、見直してみましょう。
反対に、なんとなく追加したキーワードの伸びが良いなら、積極的に取り入れることで、売り上げに繋がる可能性大です。
短期の変化に適したリスト
もう1つのリストは、キーワードを1つずつ分析しています。
主に直近7日以内のランキングなどが確認可能です。
相対的なチャートに比べると、明確に〇位などの結果が分かります。
そのため、ランク外の言葉は使わないなど、キーワード選びの根拠が欲しい時に便利です。
もしランキング1位のキーワードがあれば、商品説明などへ積極的に取り入れましょう。
常に必要なキーワードを取捨選択
また、リストではキーワードの一括停止・削除といった操作もできます。
不要なキーワードがあれば、適宜整理しましょう。
登録数には上限がありますから、定期的に確認して、新しいキーワードを追加しやすくすることも大事です。
ちなみに、停止であればリストから削除はされず、開始メニューを選ぶことで再びモニタリングできます。
モニタリングの重要度は高くないけれど、消すのは迷う場合に活用しましょう。
キーワードモニタリングの使い方
ここからは、キーワードモニタリングの使い方を見ていきましょう。
以下の手順で登録後、毎日変化をチェックできます。
まずは商品を登録
キーワードモニタリングは、商品モニタリング機能の中にあります。
そのため、まずはキーワードモニタリングをしたい商品を、商品モニタリングに登録しましょう。
セラースプライトにログインしたら、「モニタリングスプライト」タブにある、商品モニタリングを開きます。
入力欄に商品のASINを入れれば、結果画面に商品が表示されます。
似た名前の、店舗新商品モニタリングと間違えないよう注意しましょう。
操作センターでキーワードを追加
商品が登録出来たら、項目のキーワードモニタリングにある「＋」をクリックして、操作センターを開きましょう。
ちなみに右端の項目、アクション欄にある歯車マークからも開けます。
操作センターを開いたら、下部にキーワードを入力できる項目があるので、モニタリングしたい内容を入れます。
また、入力欄へはコピーペーストも可能です。
そのため、キーワード逆引きリサーチなどで予め必要なキーワードを調べておき、一括で追加することもできます（1回の入力では同時に30件まで）。
わざわざキーワードを探して、1つずつ入れる手間が省けて便利です。
キーワードモニタリングは有料プランのみ
セラースプライトの機能のうち、キーワードモニタリングは有料プランでのみ利用できます。
無料プランを使っている方は、アップグレードが必要な点に注意しましょう。
ちなみに有料プランも、グレードによってキーワードモニタリングに登録できる数が異なります。
- スタンダード：500件
- アドバンス：1000件
- VIP：2000件
グレードが高いほど、登録できるキーワード数も増えるので、必要な分に合わせて選びましょう。
また前提となる商品モニタリングも、やはり会員のグレードで登録数が異なります。
登録したいキーワード数は少なくても、商品数が多い方は高いグレードが必要です。
ライバル商品のキーワードモニタリングはあり？
セラースプライトのキーワードモニタリングでは、自社商品以外も登録できます。
ゆえに、ライバル商品の動向を見てみたいという方もいるでしょう。
もちろん、キーワードモニタリングでチェックするのもありです。
同ジャンルの製品であれば、人気のキーワードを自社商品にも取り入れることで、売り上げアップが期待できます。
ただセラースプライトには、キーワード順位チェッカーなど、ライバルの動向を探るのに適した機能も多いです。
もしライバル商品をチェックしたいなら、これらの機能も活用してみましょう。
まとめ
セラースプライトのキーワードモニタリングは、ある商品の中でキーワードがどんな成果を出しているか、確認できる機能です。
登録したキーワードがどれだけの人に検索されているのか、全体における順位などをモニタリングします。
そのため、商品にとって需要のあるキーワードを見つけやすく、また広告や説明欄などに取り入れれば売り上げにも繋げやすいです。
ただし有料会員のみの機能であり、会員グレードによって登録件数が変化する点に注意しましょう。
商品の売れ行きが気になったら、ぜひ、キーワードモニタリングで徹底分析してみてください。
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