輸入ビジネスは個人で何百万というお金を動かすため、お金の動きを追うのがとても大変です。
たくさんお金を稼ぐと確定申告をしなければなりません。サラリーマンの副業の場合は年間で20万円以上稼げば確定申告が必要です。
確定申告のために、『さて、お金の計算をしてみるか』と思って銀行口座を確認して見ると…大きなお金が動きすぎていて何がなんだかわからなくなってしまいます。
そういうときのために、輸入ビジネス専用口座を開設しておきましょう。輸入ビジネスは仕入れにもたくさんお金を使うため、お金が増えているのか減っているのかを監視するためにも役立ちます。
銀行口座を選ぶ基準
銀行口座を選ぶポイントは下記の3つです。
- ネットバンク
- セキュリティが高い
- ATM手数料無料
- 振込手数料無料
ネットバンクのほうが使い勝手はいいです。ただセキュリティが気になるところですよね。メガバンクでも導入していますが、ワンタイムパスワードかそれに相当するセキュリティのものがほしいところです。
そしてATM手数料や振込手数料が無料であること。輸入ビジネスでは自分が所有する口座の間でお金を移動させることがあるため、できれば無料なところが望ましいです。
ネットバンク
ネットバンクを使ったことがない、という人はまだまだたくさんいるかと思います。ですが、一度ネットバンクの便利さを味わってしまうともう手放せなくなるでしょう。
特に、わたしのように副業で輸入ビジネスをやるのであればネットバンクの利用は必須とも言えます。
しかし、今の時代はメガバンク(三井住友銀行など)でもネットで利用できるようになっています。ではネットバンクのメリットはいったいどこにあるのか?
ネットバンクのメリットはATM手数料や振込手数料が無料というところが多いです。
たとえば輸入ビジネスでたくさん稼いで、それを普段の生活で使っている口座にうつそうと思った時、ATMを使ってお金をおろしても他の銀行口座へ振り込んでも手数料が無料なところがあります。
セキュリティの高さ
ネットバンクが便利なのはわかっていただけたかとは思いますが、メガバンクと比べればいったいどこの銀行なの?と不安になることもあるでしょう。
メガバンクに比べれば知名度が低いものが多いですからね。セキュリティが高いかどうかはパスワードの認証だけではなく、ワンタイムパスワードといった2段階の認証システムがあるかどうかです。
しかし、これからわたしがおすすめするネットバンクはシステムエンジニアの視点から見てもセキュリティの高いものだけをご紹介しますので、記事を最後まで読んでいただけるとうれしいです。
ATM手数料が無料
ネットバンクはATM手数料が無料なところが結構あります。ATMでお金をおろすだけで100円かかったりしたらイヤですよね。まぁ輸入ビジネスで稼ぎすぎてウハウハな人には小さなことなのかもしれませんが。
それでも何度も繰り返しているとバカにならない金額になります。100円といえばコンビニで飲みものとか買えたりしますので。
メガバンクの場合はATM手数料無料にするためには何十万円預金していなければならない、といった感じで条件が厳しいものが多いです。
ですが、ネットバンクのATM手数料無料はほぼデフォルトで無料。むしろ無料でないネットバンクは使う価値なしです。
振込手数料が無料
ネットバンクでも振込手数料が無料のところはかなり少ないです。あまり情報が出回ってはいないようですが、振込手数料が無料というネットバンクも存在します。
同じ銀行同士であれば手数料無料というところはわりと多いです。たとえば楽天銀行から楽天銀行への振込とか。
ですが、他銀行への振込は手数料がかかるところばかりです。楽天銀行から三井住友銀行に振り込む、といった感じです。
しかし、ちゃんと振込手数料が無料の銀行口座もありますので、次に紹介する銀行を参考にしていただけるとうれしいです。
輸入ビジネスでおすすめな銀行口座
住信SBIネット銀行
ATM手数料と他銀行への振込手数料が無料(回数制限あり)なネットバンク、それは住信SBIネット銀行です。
名前から連想した方もいるかもしれませんが、メガバンクで有名な三井住友に関連したネットバンクです。
ゆえに信頼性としてはネットバンクの中でもNo1でしょう。さらに、スマホを使った2段階の認証もあるためセキュリティ面もバッチリです。
今のわたしのメインのネットバンクはこの住信SBIネット銀行です。
新生銀行
こちらもATM手数料と他銀行への振込手数料が無料(回数制限あり)です。
ネットバンクは不安だ…という漠然な不安を抱えている方には新生銀行がおすすめです。
新生銀行はネットバンクのイメージが強いのですが、実はしっかり実店舗のある銀行です。
ただし、メガバンクほど日本のそこら中に店舗があるわけではありませんのでご注意ください。
ちなみにわたしは新生銀行の口座も持っていますが、実店舗に用事があるようなことは一度もありません。実店舗はなくても大丈夫でしょう。
どちらがいい?→両方口座開設する
どちらがいいのか?と思われた方もいるでしょう。しかし、これはどちらも口座開設しておくことをおすすめします。
なぜかというと、それぞれ他銀行への振込手数料は月1回までという回数制限があります。預金している金額などにより回数が増えてはいきますが、あまり期待しないほうが良いかと思います。
輸入ビジネスは常にお金を回していきますので、銀行口座にお金が増えていくのは当分先になりますので。
たとえば、住信SBIで1回振込みをしたら、次は住信SBIからお金をおろして新生銀行にあずけ、新生銀行から振込を行う。こうすることで月2回の振込が手数料無料になります。
振込手数料が無料の銀行というのはかなりレアな部類ですので、2つとも口座開設しておいて損はないでしょう。
まとめ
- 輸入ビジネスにはネットバンクがおすすめ
- ATM手数料・振込手数料無料のネットバンクを選ぶべき
- 住信SBI・新生銀行、両方とも口座開設しておいて損はない
ケチくさいことかと思われるかもしれませんが、銀行の手数料の節約はすごく大切です。100円や200円の大切さがわからない人にどうやって大金が稼げるのか?
大きなお金はこういった小さなお金の積み重ねですし、結局お金を浪費してしまう人はたくさん稼いでもお金が手元に残らない人が多いんですよね。
いわばこれはマインドです。どんなにお金を稼いでも節約マインドは大切です。わたしは年収900万を超えていますが全然海外旅行とか行きませんしね。