使い方がわからないような商品がよく売れる

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輸入ビジネスはよく売れる商品よりライバル不在を狙うニッチ戦略が良い

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ニッチ戦略、という言葉をご存知でしょうか?マーケティングについて知識のある方ならご存知かもしれませんが、企業には大きく分けて4つの戦略あります。

  1. リーダー戦略
  2. チャレンジャー戦略
  3. フォロワー戦略
  4. ニッチ戦略

今回はこれらの戦略を輸入ビジネスにあてはめてみたいと思います。

この4つの中で、多くの輸入ビジネスセラーが取るべき戦略は基本的にはニッチ戦略になります。正しくはニッチャ戦略でしょうけど一般的にニッチという言葉のほうが浸透しているのでニッチ戦略とします。

名前からして想像できると思いますが、ニッチ戦略についてご説明します。

輸入ビジネスセラーが取るべき戦略「ニッチ戦略」とは?

その名の通り、ニッチな商品を扱うこと

そもそもニッチとは何か?ニッチとは、一言で言えば需要はあるんだけど少ない、マイナーなものですね。

輸入ビジネスセラーが扱える商品はかなり制限が多いです。そもそも輸入が禁止されているものや、販売が規制されているものがたくさんあります。

特に、有名ブランドの商品なんかはAmazonではかなり規制が厳しく、単純な転売をしているセラーだと太刀打ちできません。有名ブランドとは、ヴィトンといった超一流は当然として、ナイキといったスポーツ系のブランドも規制対象です。

卸やメーカーから直接取り引きして仕入れて販売するのも良いのですが、副業で対応するには少々手間がかかります。時間がないのによりいっそう時間が拘束されてしまいます。

ここはあえてニッチな商品を選んで販売するというのも良いでしょう。

ニッチな商品は需要が少ないからそんな売れないだろう

と思われるかもしれませんが、重要なのは需要と供給のバランスです。毎月1個しか売れていない商品であっても、ライバルが不在であれば独占的に販売することができるおいしい商品なんです。

ニッチな商品って具体的に何?

では具体的にニッチな商品とはどんな商品を指すのでしょうか?

わたしも好んでニッチな商品を扱ってきました。そんなわたしが考えるニッチな商品の条件は下記の通りです。

  1. 使い方がわからない商品
  2. 日本では見かけない商品
  3. 全然おもしろくなさそうなゲーム・DVD

DVDがつまらなさすぎてあくびをする

使い方がわからない商品というのは具体的には普段は見かけないカタチをした工具なんかがあります。

あとはアウトドア用品で、野鳥観察するための笛?とか。記事を書いてて思ったのですが、本当に使い方がわからないので商品説明すらむずかしいです。

あとは日本では見かけないようなものもいいですね。日本では見かけない商品というのは、輸入品にしかないような商品です。

たとえばですが、ロードバイク関係の商品というのはほぼすべて輸入品です。なぜなら日本ではロードバイクはあまり流行っておらず、ほとんどが欧州にあります。

購入する人も輸入品しかないということがわかっているので、別に並行輸入品でも全く抵抗がないんです。要は安ければ売れる、という商品になります。

最後に、ぜんっぜんおもしろくなさそうなゲーム・DVDです。きもちわるいキャラクターが全面に出ていて、誰が見るんだこのDVD?というような商品。でもDVDは全体的に売れ行きが良いものが多く、不思議と売れるんですよ。

日本のAmazonだけど相手にしているのは日本人とは限りません。在日の外国人だってたくさんいるのです。見たこと無い、聞いたことないから売れないだろう、というのは先入観なのでマインドチェンジをおすすめします。

ただし、DVDやゲームは稼ぐのにコツがありますので、下記の記事を参考にしてみてください。

ゲームもメジャーどころのPSやXboxではなくPCゲームとかだと割りと利益を出しやすいです。ゲームといえばPS!XBox!というところでイマドキPCゲーム?っていうところを突くのです。

輸入ビジネスにおける、その他の戦略について

輸入ビジネスにおける4つの戦略

ニッチ戦略についてはご理解いただけたでしょうか?輸入ビジネスセラーの多くはすでにニッチ戦略で戦っている人が多いかもしれません。

だからといってその他の戦略が取れないわけではないのすが、今回はニッチ戦略にフォーカスをあててご説明しています。なので、他の戦略が取りづらいという視点でお話します。

リーダー戦略

自分がマーケットのリーダーとなる戦略で、簡単に説明すると自身の主力商品がそのジャンルにおいて大半のシェアを持つという戦略です。要は正攻法ってやつですね。

自分でブランディングしたり、競合が現れたらさらに広告だしたりして上位ポジションを維持します。

これをやるにはメーカーと独占契約をして、さらに流通や購入後サポートなんかも整備しないといけません。

輸入ビジネスの基本は転売ですので、とてもじゃないけどリーダー戦略ではないですね。副業だとさらに厳しいです。

チャレンジャー戦略

リーダーを追い抜こうとする戦略です。こちらも正攻法ですね。

マーケットにおいて1位というのはかなりの優位性を持ちます。わたしはブログ・アフィリエイトなんかもやっていますが、検索エンジンで1~3位以内に表示されなければ無意味です。

それぐらい上位というポジションには重要な価値があります。最高で金、最低でも金ってやつです。

同じく、輸入ビジネスセラーは転売ですのでトップというのはむずかしいです。それなりの規模の企業でなければ無理でしょう。

フォロワー戦略

他社の製品を模倣した製品を販売するという戦略です。輸入ビジネスにあてはめるとすると、有名なメーカーの社外製品を扱うようなイメージでしょうか。

世の中には純正品のいいやつよりも、とにかく安く買いたいという人もたくさんいます。そういった層をターゲットにしていきます。

マーケットで1番は無理だけど、とにかく価格で勝負!というのがフォロワー戦略ですね。

フォロワー戦略というのも悪くないかもしれません。ただし、アメリカの社外品ってやつは本当に粗悪品が多く、わたしも何度もクレームを入れられました。

だからといって扱うな!という意味ではありません。何事にも言えることですが、それなりの覚悟は必要です。

まとめ

副業でやる輸入ビジネスというのは、一般的な大型店舗とは違い個人で販売していたりと小規模なものです。

そんな小規模なセラーが大手に対抗するというのはむずかしいものがあります。いろんな意味でコストで勝つことができないでしょう。

ニッチな商品は一見売れなさそうなイメージを持ってしまいますが、モノレートのグラフを見て仕入れれば大丈夫です、しっかり売れていきます。

わたしの経験上、大人気でよく売れる商品よりも、人気がなくて一ヶ月に一個しか売れないようなもののほうが稼ぐことができました

ライバルが不在であることはAmazonで販売することでもっとも重要なことなんです。

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