これはわたしが輸入ビジネスを始める前(2016年)から言われていることです。あなたも下記のような声を聞いたことはないでしょうか。
- 輸入ビジネスは飽和している
- ライバルが多すぎる
- 今から始めるのはもう遅い
こういうことを聞くと『輸入ビジネスってなんだか儲かりそうだけどやめておこうかな…』と思ってしまいますよね。でもはたして本当に輸入ビジネスは飽和状態なのでしょうか?
先に結論から書いてしまいますが、飽和してるぜって言われながらも輸入ビジネスをやってみた結果、ライバルは多いけどまだまだ稼げると判断しました。
輸入ビジネスは飽和しているのか?
飽和しきっているわけではない
飽和している、などと言う人がいますが、そもそも飽和しているの定義ってなんなのでしょうかね?
わたしが考える飽和状態というのは供給が需要を完全に上回っていて、みんなが赤字になってしまう状態であると考えています。
今の時点でみんながみんな赤字になっているのかというとそうではありません。しっかりリサーチをしてライバルが少ない商品を扱っていけば十分に稼ぐことができます。
ライバルが少なく儲かる商品がある以上、完全に飽和しきっているとは言えません。
飽和していてもう稼げないぜって言っている人は何かに失敗してその原因を探した結果、飽和という言葉にたどり着いたのではないかと推測します。
並行輸入品は商品数が増加している
輸入ビジネスが完全な飽和状態にならないのには理由があります。それは常に並行輸入品の商品数が増えているためです。
飽和状態にはなっていないと思ってはいますが、みんな飽和するのではないかと内心不安には思っているはずです。
それを回避するために少しでも差別化をしよう、独占的に販売しようという気持ちから、新規商品登録を行っています。
Amazonのシステムは1つの商品ページに対して複数のセラーが出品をしていくカタチです。商品数が増えれば増えるほど、扱える商品数が増えていくため、ライバルが増えてもなかなか飽和しないのです。
しかし、みんなが新規商品登録をやめてしまったら飽和状態になる可能性はあるかもしれませんね。
輸入ビジネスをやめる人もいる
儲かる儲かる言っても輸入ビジネスをやめてしまう人もいます。

と思うかもしれませんが、理由はいろいろあります。
わたしは現在、輸入ビジネスはちょっとお休みしていて、ブログ・アフィリエイト、ツール開発に力を入れています。ハッキリ言って輸入ビジネスのほうが圧倒的に楽に多く稼げます。
それなのに別方向に進もうとしている理由は、『物販が性に合わない』、これに尽きます。
わたしは本業がシステムエンジニアですので物を作るのが好きです。自分でオリジナルのコンテンツを生み出すのが大好きです。
わたしがいつも考えているのが、

ということ。思考を巡らせるということがけっこう好きです。
その反面、物を買って売るという作業がどうしても好きになれなかったのです。これは転売だからダメという話ではなく、直接取り引きでも同じです。
もちろんわたしも直接取り引きをして規模拡大を考えましたが、『物を右から左に流す』ことで稼ぐということに『やりがい』を見いだせなかったんです。

と最初は思っていたのですが、楽しくない、やっていて苦痛、ということに、人生の大半を捧げていくのかと思うと…続けられなかったわけです。
輸入ビジネスというか、せどりや輸出ビジネスも含めて、物販は向き不向きがあると思います。
クレームが来てお客さんに謝って…プライベートの時間もガッツリ仕事。嫌気がさしてしまったのです。
自分の戦うべきフィールドはここじゃない。そんな理由でやめていく人もいるのです。飽和していて儲からないからやめるわけではない、ということです。
ですが、輸入ビジネスは莫大な作業時間が必要となるお仕事ですので、早い段階からツールを導入するなどして作業効率化を考えておいたほうが良いでしょう。
ライバルが多い…多すぎるのは事実
ネットで情報が出回りすぎている
輸入ビジネスはライバルが多いのは事実です。理由はあまりにもネット上にノウハウが流出しまくっているからです。
よくコンサルティングをしている人を見かけますが、ぶっちゃけ輸入ビジネスはコンサルを受ける必要なんてないってぐらい濃い情報を無料で知ることができます。
ただ、どうしても踏ん切りがつかない!という人は迷わずコンサルを受けましょう。高額仕入れを躊躇してしまう人が多いと思いますが、先生がきっとあなたを清水の舞台から突き落としてくれます。
わたしも何度も経験してきたことですが、ちょっとリサーチが甘いとライバルが増えすぎて赤字になってしまうことがよくあります。
輸入ビジネスで稼ぐにはいかにライバルが少ない土俵で戦うかが最重要項目です。ライバルの多い商品ばかり扱っていると『飽和している』と思ってしまうかもしれません。
普通の専業主婦すらやっている
ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、専業主婦一筋でやってきた方はパソコンやエクセルのスキルを所有していない方もいるかもしれません。わたしのような一般的な社畜ですと、毎日エクセルを触ったりするため、やっぱりスキル面ではビジネスパーソンには劣る場合があります。
家事しなければならないし育児もする。お金の管理をしているからこそ、お金を自由に動かせない環境にあるでしょう。それなのに輸入ビジネスに参入する。その意味は、
- スキル不要
- 誰でも気軽に参入できる
- すぐに結果が出せる
- ほぼ確実に稼げるという再現性の高さ
というのが輸入ビジネスの特徴です。ライバルが増えてしまうのは必然です。
飽和はしていないがライバルは多い、なので楽して儲けることはできません。それなりのテクニックが求められます。
今から輸入ビジネスを始めても儲からないのか?
ここまでで輸入ビジネスは飽和してはいないがライバルが多いというのは理解していただけたかと思います。でも結局のところ今から始めても遅いのでは?という疑念は晴れてはいませんよね。
稼ぎにくい、でもまだ稼げる
たしかにライバルが多くて稼ぎにくいと感じることはよくあります。でもトータルで見ればまだまだ稼げるのです。
輸入ビジネスで稼げなくなるのは、まだ当分先でしょう。
でも稼ぎにくくなっているというのは事実です。ライバルがどんどん増えていますからね。いかにライバルの少ない商品を扱っていくかが大切です。
稼ぎにくいと言われるような商品・ジャンルでも、戦略しだいでは十分稼ぐことが可能です。
そもそも儲からない商品だろっていうものを、売れる商品に変えていく、といった発想をすべきです。
稼ぐには普通のやり方ではダメ
輸入ビジネスはライバルとの戦いです。いかに他のライバルより素早く売り抜けるかを考えていく必要があります。
ライバルに打ち勝つためには作業の効率化が大切です。ツールなどを使って作業の効率を上げていきましょう。
作業効率をあげてテンポよく仕入れ~出品までをスピーディに行います。誰よりも早く売り抜けます。
パソコンの扱いが苦手な方もいるでしょう。でもそういった弱点は克服する必要があります。楽して稼げる話ではないので最低限そういった努力をしていきましょう。
輸入ビジネス上級者にはツールを使うと儲からない、と言う人もたくさんいます。ツールを開発・提供するわたしの立場から言わせてもらうと…それは一理ある、正しいです。
簡単に説明すると、一般的に市販されているツールはユーザーのニーズを満たすがウォンツを満たさない。楽してよく売れる、価格差のある商品が見つかるツールだけど、本当に必要なのは稼ぐためのツール、ということ。
そういったツールはわたしが知る限りはランサーズやクラウドワークスを使って独自に開発してもらうしかないです。
当ブログのツールは輸入ビジネス実践者であるシステムエンジニアのわたしが、もっとも効率が良いと考えて作ったものです。もしよければ試してみていただけるとうれしいです。
まとめ
- 輸入ビジネスは飽和しきっているわけではない
- ライバルが多くて稼ぎにくくはなっているが稼げないわけではない
- ライバルが少ない商品を扱えばまだまだ稼げる
- これからの輸入ビジネスは作業効率化がカギを握る
実際に輸入ビジネスで稼いでいる人は飽和しているとは考えていないでしょう。逆に飽和していると思っている人は稼げていない人です。
稼げない理由を探した結果、飽和していると叫ぶのです。
稼げない理由の本質はライバルとの戦いで負けてしまっていることが考えられます。ライバルに勝つためには差別化が必要で、差別化の手段のひとつが当ブログで売りにしている『作業の効率化』です。
いかにライバルの少ない商品を効率よく見つけていくか、それこそが輸入ビジネスで稼ぐための秘訣です。