会社の給料だけじゃ足りなくて副業を考えていませんか?副業を考えたときに候補として上がってくるのが輸入ビジネスやブログ・アフィリエイトといったネットビジネスです。
この2つを比較すると、圧倒的に再現性が高いのが輸入ビジネスなんですよね。
副業で輸入ビジネスをやってみよう!と思っていても気になるのはリスクやらなにやらです。
そこで、今回は副業で輸入ビジネスをはじめるメリットとデメリットについて書かせていただきます。
輸入ビジネスのメリット
パソコン1台あればどこでも作業可能
いまや副業の代表とも言える「せどり」、せどりの輸入版が輸入ビジネスというものです。国内のせどりと違ってリアル店舗を回る必要がなく、パソコン一台で完結するお仕事です。
中には世界を旅しながら輸入ビジネスで生活するという人もいるようです。
副業で輸入ビジネスをやってみようと考えている社畜サラリーマンのあなた!たまには海を眺められるカフェで仕事してみたくありませんか?わたしはしょっちゅうそう思っています。むしろ毎日考えています。
それを可能にしてくれるのが輸入ビジネスです。これなら仮に病気で入院していても稼ぐことができますのでリスク分散としてもおすすめですね。
ネット上にノウハウが溢れているため再現性が高い
輸入ビジネス実践者はかなり多く存在します。ゆえに、ノウハウがこれでもかってぐらい溢れかえっています。
ノウハウが出回っているということはそれだけ精度の高い情報も存在していて、再現性が高いということになります。再現性が高いということは比較的だれでもできる、利益を出すことができるということです。
ただし、儲かる儲かる言って詐欺まがいのコンサルをして荒稼ぎしている詐欺師がいるのも事実です。下記の記事でも書いていますが、コンサルは不要というのがわたしの考えです。
リアルな情報は取り入れる価値ありで、リアルで役立つ情報は意外にもアメブロにあります。アメブロはリアルな体験談を知ることのできる貴重な情報源でした。
輸入ビジネスはノウハウが溢れている分、なにかしら差別化を考えなければ効率よく稼ぐのはむずかしいとも言えます。
当ブログでは王道のアメリカAmazonからの単純転売ながらも、ツールを使って最大限に効率を上げて稼ぐという差別化をテーマにしていますので、参考にしてもらえるとうれしいです。
やり方がとっても簡単、主婦でも稼げる♪
アメリカのAmazonで買って日本のAmazonで売る、基本はこれだけです。そんなんで儲かるの?って思うかもしれませんが、日本のAmazonでお買い物をするお客さんはアメリカのAmazonで売られている価格なんて知らないんですよ。
アメリカのAmazonでも日本に直送してもらえる商品はたくさんあって、アメリカのAmazonで買えば安いのにそれを知らない。そういったお客さんをターゲットにして利ざやを抜いていくという簡単なお仕事です。
その簡単さゆえ、いまや主婦でも大量に参入しています。主婦でも簡単に稼げるようなフィールドに、ツールやエクセルなど使いこなせるビジネスパーソンが飛び込んだらどれだけ有利か、想像できますよね?
ローリスク、ハイリターンな投資のイメージ
実際にやってみるとわかるのですが、Amazonを媒体として物を販売していると、ほとんどお客さんと接する機会がありません。それはもうお金を右から左に流すだけのイメージです。
お客さんと接していないと、投資のような感覚になってきます。それじゃあ投資と言うけどどれだけ儲かるのか?
わたしはだいたい投資した資金に対して月に20%の利益を出していました。100万投資すれば20万の利益になります。
リスクはゼロではありませんが、株やFXよりはリスクが小さいです。なぜなら確実に利益の出る!っていう商品だけを選んで仕入をするわけですから。
ちなみに株やFXなら年利5%もいけばいいほうじゃないでしょうか。投資の神様と言われるウォーレン・バフェットですら年利20%ですからね。
輸入ビジネスのデメリット
メリットだけではなくしっかりデメリットもお伝えします。
お客さんからのクレーム対応
Amazonを媒体とする物販は、お客さんとのやり取りは基本的にAmazonがしてくれます。しかし、それでもお客さんの対応がゼロというわけではありません。たまにクレームは来ます。
お客さんからクレームが来るとAmazonが、
と脅してくるんです。
副業でやっていると、対応したいのにすぐに対応できないというケースが多々あります。仕事中にそういった連絡があると1日落ち着きませんね。
しかもクレームというのは土日でも来ます。月曜日から金曜日まで、一生懸命仕事をして土日はしっかり休みたい!というときでもクレーム対応に追われることがあります。
なんだか一年中気分が落ち着かないんですよ。こういったことはその人の性格しだいなのですが、真面目人間のわたしには精神衛生上よろしくなかったです。
時間の融通がきかない、束縛される
お客さんのクレーム対応もそうですが、突然やらなければならない作業ができてしまったり、いつからいつまではリサーチして~、というようにしっかり計画を立てて行う必要があります。
それがずれてしまうと機会損失になってしまったりして利益が伸びなくなる、ヘタすると赤字になっていきます。
具体的な例だと、アメリカAmazonから転送会社のMyUSに荷物を送り日本の自宅に転送してもらうのですが、わたしは曜日ごとにやることを決めていました。
いつも自分でAmazonに納品をしていたため金曜日は徹夜で梱包・納品作業です。荷物の到着がずれたりすると平日のど真ん中に徹夜して、そのまま出社なんていうこともよくやりました。
パソコン1台でできる副業というと自由なイメージがありますが、実際はどろ臭い作業が多く時間に束縛されます。
というブログは多いのですが、好きなことだけして生きて行くというのは過酷であるという矛盾。
莫大な時間を費やす
輸入ビジネスというやつは1にも2にもリサーチが命です。このリサーチという作業にば莫大な時間を費やす必要があります。
輸入ビジネスは仕入をしなければ利益は出せませんし、仕入をした分だけ利益が出ます。ゆえにリサーチという作業が必要なのですが、わたしの経験では50件リサーチして利益が出せそうな商品が1件見つかるという確率でした。時間にして1時間に1件といったところです。
利益が出せそう、な商品ですからね?お間違えなく。本当に利益が出るかはさらにチェックが必要で、実際に出品してみても結果的に赤字だったなんてことはざらです。
超大量にリサーチしなければならないし、それを毎日行わなければなりません。おまけにどれだけ時間をついやしてもリアルビジネスに使えるようなスキルは一切身につかないです。
一度はじめたらやめづらい
仕入れた商品は売れるまでに3ヶ月は見ておいたほう良いでしょう。それでも、しっかりリサーチをしていても、どうしても売れ残ってしまう不良在庫がいます。
仕入を何度も繰り返しているとそういった不良在庫が徐々にたまっていきます。不良在庫をうりさばくのに半年以上かかることもあります。
輸入ビジネスをはじめてはみたものの、
と思っても、在庫をさばききるまではやめられないんです。
やめたいと思っても、明日全ての在庫を処分するということができないのが最悪のデメリットですね。輸入ビジネスは一度走りだしたら止まれない、止まればば倒れる自転車操業みたいなものです。
お金の計算が複雑
輸入ビジネスは個人で莫大なお金を動かします。副業でも1ヶ月に100~200万ぐらいは動かすこともあるでしょう。
仕入はクレジットカードを使うのが一般的ですし、販売したものの入金がされるのが2週間に1回だったり、しっかりお金の流れを意識していないとお金がショートしてしまう可能性があります。キャッシュが回らないとか言われますね。
お金の計算がしっかりできていないと、黒字なのに倒産なんてこともありえるのです。
また、輸入ビジネスは薄利多売のビジネスなので、ちょっと計算を間違えると黒字だと思っていたのに実は赤字でした、なんてことが後から気づくこともあります。輸入ビジネスを教えているコンサルの先生ですらお金の計算を間違えていたりします。
いくら儲かると言われていても、計算を間違えていたら稼ぐことはできません。お金の計算に自信のない方にはおすすめできないです。逆に苦手であってもしっかり勉強すれば問題なしです。
わたしとしましては、厳密にキャッシュフロー表や貸借対照表を作る必要はなく、お金が減っているのか増えているのかだけ確実にわかれば良いと思ってます。
当ブログではリサーチ時の予想利益計算のエクセルファイルも公開していますので、参考にしてみてください。
まとめ
- パソコン一台でできるお仕事。(せどりのように店舗駆け回ったり一般客に混じって商品漁らなくていい)
- 作業手順が簡単。
- 数あるネットビジネス、副業の中でも最上位と言えるほど再現性が高い。
- 客商売のためクレームはある。投資感覚でやっていると痛い目見る。
- リサーチが命であり、莫大な時間を必要とする。
- 一度走り出したら止まれない、止まりづらい。
- お金の計算を間違っている人は多数いると思われ。しっかり計算しないと実は儲かってませんでしたということがある。
結論としては、輸入ビジネスは比較的リスクも小さく稼ぎやすい副業ですが、時間が拘束されたり途中でやめるのがむずかしいといった面があります。
多くの人は儲かる儲かると言っていますが、鵜呑みにしてはじめるのではなく、しっかりデメリットも意識してもらいたいです。
途中でやめづらいというデメリットがあるので、はじめるにはそれなりに覚悟を決めてからはじめることをおすすめします。
ネットの情報だと成功体験ばかりば目立って飛びつきたくなりますよね。でもそういった人はある程度才能のある人だったりします。同じことをしているつもりでも同じ結果になるとは限りません。
中にはこういったネガティブな面を書くな!と思う方もいるかもしれませんが、ほとんどの人が良いことしか書いていないため、当ブログではあえて悪い面もしっかり書かせていただきます。