輸入ビジネスはスピードが命です。ライバルが多いビジネスですので誰よりも早く仕入れて、誰よりも早く売り抜けることが大切です。
もしスピードが遅いと、最安値で仕入れることができない上に出品したころには赤字確定している、そんなことがよく起こります。
スピードを意識する上でMyUSからの転送周期というものが大切です。わたしはMyUSからの転送周期を見直しただけで売上が2倍以上になりました。
MyUSとは?
今回はわたしが考えるMyUSの転送周期について書かせていただきます。
仕入れたものがMyUSに届いたらどれくらいで転送するのがいいのか?
結論、毎週転送する
MyUSの転送周期は毎週です。毎週転送することをおすすめします。
わかります。言いたいことはわかります。毎週転送なんてムリだ!ってことですよね。
わたしも最初は毎週転送なんて全然ムリでした。儲かる商品を1つ見つけるのに1時間はかかるし、50種ぐらいは見つけないと重量が10kgを超えなくてMyUSの送料が割高になるし。
しかしこれだけは言えますが、毎週転送かけられるぐらいにならないとまとまったお金を稼ぐことはむずかしいです。理由は後述しますが、MyUSの送料がすこし割高になってしまったとしても、速度を優先したほうが良いでしょう。
毎週転送するために商品は毎日仕入れる
リサーチだけしておいてまとめて仕入れようとしてたりしませんか?たとえば、クレジットカードの締め日を意識していたり。
基本的に商品は毎日仕入れることをオススメします。
輸入ビジネスで扱える商品の価格は日々変動しています。
この変動している部分で注意したいのがアメリカAmazonの価格です。いざ仕入れようと思ったらリサーチした時より高くなってしまった、なんてことはないでしょうか。あるでしょう!
輸入ビジネスで大切なのは、アメリカAmazonにおいて安値のときに仕入れることです。アメリカAmazonの価格が割高だと、仕入れてもやがて赤字になっていくものが多いです。
日本Amazonの価格が高騰していたとしても、アメリカAmazonの価格が安値でなければ見送ることがあります。
なぜなら、商品の価値というものは神様が決めていて、高騰していたとしてもたいてい適正な価格まで下落してから売れていきます。
なので、安値を見送らないように商品を毎日仕入れるべきなのですが、MyUSの転送周期が遅いと毎日仕入れができないんですよね。
2週間に1度転送するとしたら、商品を仕入れてから転送するまでに2週間もかかってしまいます。
さらに、日本に到着してFBA納品するのに1週間、合計3週間もかかってしまいます。もっと時間かかってしまっている人もいるかもしれません。
毎週転送し、MyUSに到着が遅れた商品は来週の転送に回す
わたしは転送料がすこし割高になってしまったとしても、毎週転送してスピードを意識することをおすすめします。かといって商品10個くらいなのに転送しろということではありません。
できるだけ毎週転送するようにして、Amazonからの商品が全部揃ってから転送するといったことはしないようにします。
Amazonで仕入れた商品はFBAセラーから買ったとしても到着が遅いやつがあったりします。これはプライム会員であってもそうです。
MyUSに到着するのが遅い商品は仕入れないという手もありですが、わたしはそういった商品でも仕入れて、次回の転送に回すようにしています。
というのも、輸入ビジネスで大切なのは『儲かる商品を取りこぼさない』ことです。この商品はMyUSに到着するのが遅いから…という理由で仕入れをやめるセラーも多いはずです。
ライバルたちが避けてしまうような商品だからこそ、価格崩壊に巻き込まれにくい、儲かる商品になる可能性を持っているわけです。
転送周期が遅いことによるデメリット
転送周期が遅い=出品までが遅い、その間にライバル激増、価格崩壊へ
わたしは輸入ビジネスをはじめてから、2週間に1度の転送周期でやっていました。自作ツールで一気にリサーチして、2~3日で目標仕入金額の分を仕入れていました。
最初は商品がすべて到着するのを待っていたのですが、遅いやつだと2週間くらいかかってしまっていたんです。
素早く仕入れができているのにMyUSへの到着が遅くて転送できないというもどかしさ。
わたしが輸入ビジネスでなかなか利益をあげられなかった理由はここにありました。素早く仕入れをしても、出品までに時間がかかり、いつもライバルが爆発的に増えて価格崩壊に巻き込まれる。
結果的に毎週転送に切り替えることで一気に売上が2倍になったというわけです。
上述しましたが、商品の到着を待っていてはいけなくて、毎週転送するというルーティーンにさせてしまったほうが良いです。
効率よくリピート仕入れができない
転送周期が遅いと、リピート仕入れが思ったようにキマらないということが起こります。リピート仕入れは売れた商品をもう一度仕入れて販売するという流れですが、リピート仕入れもスピードが命です。
お!売れた!と思ってリピート仕入れをしてから出品までに3週間。こんなスピードではリピート仕入れといえども赤字転落してしまうものも出てくるでしょう。
リピート仕入れが安定的な収入になる、みたいに言われていることが多いのですが、リピート仕入れだって時間が経てばライバルが増えて価格崩壊を起こします。
ただ、もう一度利益を出せる確率が他の商品よりすこしだけ高い、ぐらいのものです。なのでリピート仕入れ・リピートリサーチが効率良いことは間違いないです。でもスピード命であることも変わりないです。
商品がアメリカに長期間取り残される→やっぱりライバル激増
商品によっては2週間待っても届かないやつがいたりします。AmazonのせいだったりMyUSの反映が遅いせいだったり、理由はいろいろとあります。
仕入れを済ませて2週間待ってみたものの、まだMyUSに届かないやつがいる!ということが起こったりします。そういった商品はざんねんながら次回の転送に回します。
毎週転送するぐらいのペースなら良いのですが、2週間、3週間に1回の転送だと、約1ヶ月以上出品が遅れてしまうんです。
1ヶ月以上前のリサーチ結果で仕入れたものを販売してもほとんど利益はない、赤字になってしまうでしょう。
まとめ
- 転送料がすこし割高になったとしてもスピード重視
- 毎週転送というルーティーンにすべき
- リピート仕入れは毎日仕入れ、毎週転送してこそ真価を発揮する
輸入ビジネスはとにかくスピードが命です。ライバルがいないうちに売り抜けるということが何よりも重要です。
わたしは利益が大きい商品よりもライバル不在の商品のほうが好みです。ライバル不在というのはある意味独占的に販売することができることと同じです。
ぜひスピード重視でやってみてください。