輸入ビジネスの停電対策

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輸入ビジネスにおける停電など災害リスクに対する5つの対策

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輸入ビジネスはパソコン1台で完結するお仕事です。ゆえに、パソコンは輸入びねすの生命線です。

パソコンが壊れたりデータが消しとでしまえばその時点でビジネスの継続ができなくなってしまうような自体になります。

パソコンのバックアップ体制は万全でしょうか?

たとえばですが、停電などでパソコンの電源が落ちてしまえば、最悪の場合はハードディスクが破壊され、データが全て消し飛んでしまいます。

今回は災害も含めたパソコンのバックアップ体制について書かせていただきます。

パソコン停電対策

1.ノートパソコンを使う

輸入ビジネスをやるならノートパソコン推奨です。

輸入ビジネスは自宅でできるビジネス。別に家から出ることもないしデスクトップのほうがハイスペックだしいいだろ。

と思う人もいるでしょう。

ノートパソコンの真価は持ち運びができる、使用する場所を問わないというところだけではありません。

ノートパソコンはバッテリー駆動のため、停電にも強いという特徴があります。

たしかにデスクトップPCと比べればノートパソコンのほうが性能が低いことがほとんどです。

ですが、輸入ビジネスにはそこまでスペックの高いパソコンは必要ありません。

CPU intel i5
メモリ 8GB
ストレージ SSD128GB

この程度で十分です。10万円程度で購入することができます。(高いでしょうか?でもビジネスなんだから10万ぐらいは出してほしい…)

パソコンの性能は高ければ高いほどよい。

間違いではないのですが、正解でもない。余分なスペックはスピードに使われるのではなく、余るだけです。

パソコンが軽ければ軽いほど作業が捗ると考え、気合を入れてハイスペックなPC、デスクトップPCを買おうとする人もいるかもしれませんが、ここはバッテリー駆動が大切なのでノートPCにしておきましょう。

2.無停電電源装置(UPS)を使う

無停電電源装置(UPS)、あまり聞き慣れない言葉だと思います。これは一言で言うと大型のバッテリーです。

 

デスクトップPCなんかだとバッテリーがないため、停電対策としてUPSを使用することがあります。むしろ停電対策のための装置です。

わたしはノートパソコンに外付けハードディスクを取り付けていますが、外付けハードディスクはバッテリー駆動ではないため、UPSを必要とします。

ハードディスクはアクセス中に電源喪失すると破壊されてしまう可能性があります。実際に破壊してきた人を何人も見てきました。

さほど高いものでもないですので、ビジネスやるなら1つくらいあっても悪くない装置です。

3.外付けハードディスクにバックアップ

バックアップは必ずとっておきましょう。

以前の記事でも書いたのですが、どうやら一定数『ミラーリング(2つのハードディスクに全く同じデータを保存)しているから大丈夫』と誤解している人がいるようです。

ミラーリングはバックアップではなく信頼性アップの役割のものです。厳密にいうとバックアップできていません。

バックアップというのは奥が深いです…。一番簡単なのはMacを購入してサーバーにして、MacのTimeMachineを使うのが楽です。TimeMachineはバックアップするフォルダを選択して機能をONにするだけですので。

とはいえ、それではコストがかかってしまいますので、最悪の場合は単純に外付けハードディスクにPC内の全ファイルをコピーするだけでも良いでしょう。

外付けハードディスクもただ取り付けるだけでは不足です。

  • 外付けハードディスクは2台用意し、2台に同じファイルを保存しておく。
  • 外付けハードディスクの故障率を考える。
  • 2台用意すれば、一方が壊れた時、もう一方から復元可能となる。
ん?じゃあミラーリングでいいなないの?

そう思われたことでしょう。ところがどっこい、ミラーリングの場合はRAIDコントローラというものが壊れると2つのハードディスクが逝くのでダメなんです。

外付けハードディスクはUPSを使わないというのであれば、USB給電のポータブルな外付けハードディスクを選択すると良いでしょう。

ノートパソコンとの併用であれば停電になっても電源喪失とならず安全です。

4.重要なものはクラウドにバックアップ

最後に、本当に大切なファイルだけはクラウドにバックアップしておくようにしましょう。

一般人がどれだけ厳重にバックアップ体制を整えたところで限界があります。大きな地震が直撃して家具が倒れて物理的にパソコンや外付けハードディスクが破壊されればそれでビジネス終了です。

BCP、事業継続計画ではバックアップをどこに置くか、ということも考えます。

バックアップは自分が住んでいる地域を変えます。東京に住んでいるならバックアップは大阪のファイルサーバに置くなど。

ですが、これは子会社を持っているような企業の話になりますので、個人事業であればクラウドにバックアップするしかないでしょう。

重要なファイルをクラウドに保存、とは言いますが、これもまたなかなかむずかしいですよね。クラウドはアカウントがクラックされれば簡単にデータが抜き出せてしまいますので…。顧客情報を管理するなんてもっての外でしょう。

5.実家にバックアップ

上述したように、バックアップは自分の住んでいる地域とは別の地域で行うのが良いです。

もし実家が自分の住んでいる地域とは異なるのであれば、実家をバックアップ先に選択するのもアリです。

自分の家と実家を同一ネットワークにするのはVPN(仮想プライベートネットワーク)というものがあります。こうすることであたかも自分のPCがすぐとなりに置かれているような感覚で実家のPCが扱えます。電源さえ入っていれば。

でも、サーバを構築したりするのって面倒ですよね。外注でも使うなりして環境を構築してもらうしかないかもしれません。

VPNができなかったとしても、定期的にバックアップのハードディスクなりを作り、保管しておくというのでも十分良いのではないでしょうか。

まとめ

  • 輸入ビジネスやるならノートパソコン推奨。理由はバッテリー駆動で電源喪失しづらいため。
  • 電源喪失の対策として無停電電源装置(UPS)というものがある。
  • 常にバックアップは外付けハードディスクに保管。
  • 重要なものだけクラウドにバックアップ。
  • 実家にバックアップを置くのもアリ。

バックアップは大切です。ですが、今わたしのパソコンが壊れてデータがすべて消しとんだとしても、バックアップをしっかりとっているためすぐに復旧可能な状態です。たぶん。

いつかやろうと思っているといつまでもできないし、たぶん来ないだろうと思っているとわりと近うちに災害がやってくる。

早めに行動をしておきましょう。

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