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輸入ビジネス用PCのバックアップは必要?やり方は?間違った人が多く危険な話

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輸入ビジネスはパソコン1台でお仕事ができるので、パソコンのバックアップは大切です。

あなたの大切な秘蔵ASINや仕入れ実績など、それらがパソコンの故障などでデータが消滅すると…最悪営業停止に近い状況になりますよね。

なので、データのバックアップというのはすごく大切です。

ところで、バックアップってみなさんどういうものかご存知でしょうか?

それぐらい知ってるぜ!ファイルを外付けハードディスクにコピーしてアレするんだろ!?

…といったところでしょう。まぁ正解です。ヘタに間違えるより正解。

実はバックアップって奥が深いです。特に、Windowsはバックアップしづらい作りになっている、と個人的には思っています。

バックアップが大切だということはご存知でしょうけれども、正しいバックアップとは何か?ベストなやり方について書いてみます。

まず最初に、バックアップだと勘違いしていること

ミラーリングをバックアップと勘違いしている人が多い

パソコンのバックアップってやってる?
バッチリさ!ミラーリングしてるからね!
じゃあバックアップはしてないってことだね。
え?
え?

ミラーリングという言葉をご存知でしょうか?ちょっとしたパソコン通の人であればきっと知っていることでしょう。

ミラーリングって何?

ハードディスクAに書き込んだデータをハードディスクBにも自動で書き込んでくれる製品・機能。

上記の、ミラーリングの説明を読んでみて、バックアップとの違いがますますわからなくなったかと思います。

これはバッファローとかI-O DATAとか、外付けハードディスクを製造・販売しているメーカーの説明にも問題があるんですよ。大手企業がミラーリングでバックアップ!的なこと言っちゃってるんで。

…お前の言っていることが大企業の言っていることより正しいっていうのかよ!?
はい、わたしのほうが正しいです。間違いありません。

潤沢な資金がある人、そこそこパソコンに詳しい人がけっこう間違ってしまいますね。製品にバックアップ作業を丸投げしようとして導入していたりします。あとはミラーリングなんてものを知ってしまったばかりに間違ってしまうとか。

ミラーリングをバックアップと思って安心している人はかなり危険な状態にあると思ったほうが良いです。

ミラーリングはバックアップではなく、データの信頼性を上げるためのものです。つまり、バックアップじゃないし、バックアップしていない状況。

バックアップとミラーリングはどう違うのか?

バックアップはデータを復元することができるものですが、ミラーリングはデータを保証するためのもの(データを壊さないようにするもの)、という違いがあります。過去に遡れるかどうかって違いです。

ミラーリングは間違ってハードディスクAのデータを消してしまった時、ハードディスクBも一緒に消えます。復元できません

なので、ミラーリングはバックアップになりえないんです。バックアップとは、過去のファイル・状態に遡れることを指します。

このあたりについてはブログの記事で書いている人も多いのですが、間違っている人多数です。本気でサーバの運用・保守をするような人間じゃないと気づきませんからねぇ。

バックアップって何?4つ種類あるんだけどどれがしたいの?

多くの人は『バックアップ』と一言で呼んでいますが、その中身は全部で4種類あります。

  • 差分バックアップ
  • 増分バックアプ
  • 完全バックアップ
  • ミラーバックアップ(ミラーリングとは別物)

それぞれを詳しく説明したところであまり意味はないので省略しますが、一般的なユーザーがすべき理想のバックアップは差分バックアップです。差分バックアップは、バックアップ領域を最小限に抑えつつも過去のファイルに遡れる、ちゃんとしたバックアップができます。

なぜ差分バックアップがいいのか?

おそらく多くの人はファイルを手動で外付けハードディスクにコピーしていることでしょう。

ですが、その場合はファイルを過去に遡れないという問題があります。こんなことありませんか?

一生懸命がんばって作ったエクセルファイル。でもなんかの拍子で壊れてしまった…。数日前まではちゃんと動いていたので、そこに戻したい。

こういった場合に、日付指定でファイルを戻せる・復元できるのが差分バックアップです。もちろんミラーリングなんかじゃこんなことできません。

どうやったら差分バックアップできるの?

手っ取り早いのは、

Macをファイルサーバにして、Macでバックアップ!

Macには標準で『TimeMachine』というバックアップソフトが同梱されています。設定方法は下記。

  1. Macにバックアップ用の外付けHDDを挿す。
  2. TimeMachineをON。完了。

たったのこれだけで完了。なにか問題が起きても、日付を指定して、ファイル単位で復元できます。

Macはデザイナ・クリエイタ向けのOSという位置づけですが、簡単にサーバにできるし、バックアップも簡単に取れる。ちょっとお値段が高めだけど時間的なコストを大幅に軽減させてくれる優れたやつです。サーバの設定とかも、プロでもやりたくない作業をチェックひとつでできたりします。一家に1台はあってもいいんじゃないかと思います。

結局、Windowsで差分バックアップが取れるようなアプリなどを探しましたが、どうもしっくり来るものがなかったんです。『イメージまるごとバックアップ』というものばかりでして。それだとバックアップのデータばかり増えてしまいます。差分バックアップなら、バックアップ元のハードディスクとほぼ同じサイズで済むというのに。

仮にいいものを見つけたとしても、インストールしなきゃいけないし操作も覚えなきゃならないし、面倒です。コストかかりすぎ。

確実に作業をしてくれて、かつ、時間を短縮したいなら、2台目PCにMacという選択肢はアリです。

まとめ

  • バックアップは差分バックアップ推奨。
  • ミラーリングをバックアップと勘違いしている人が多い。
  • 今、ミラーリングしていて安心している人は危険。
  • できるだけ早く正しいバックアップをしよう。簡単にやるならMacがおすすめ。

わたしとしてはMacをバックアップ用のサーバにしちゃうというのがおすすめですが、やっぱりちょっとお値段高めというのがデメリットですよね。

一応、Mac miniという安価なデスクトップタイプのものもあります。ちなみにわたしはMac miniを持っていますし、実際にバックアップサーバにしています。

かれこれ10年近く経過しており、かつ、24時間365日電気通りっぱなしですが、元気してます。省エネなところもありがたい。

これすら面倒だというなら、さらに大金はたいてクラウドのバックアップサービスですね。

Macはおしゃれとかスタバでドヤ顔できるとか、そういったメリットよりも、『完成されたOS』ってことを知ってもらいたいです。Windowsは拡張機能が豊富だったり、パソコンにも空きスロットがあって夢をふくらませることができます。でもこれは逆に言えば『未完成』な製品ってことです。そしてどこまでいっても完成することはない。

スティーブ・ジョブズについても、ビジネスの成功者であるとかよりも、ユーザー目線の思想を持っていたことを理解されてほしいと強く想う…。

わたしが大好きなマンガ、置いときます。スティーブ・ジョブズのマンガは複数種類ありますが、マンガ・映画で有名になったテルマエ・ロマエの作者でもある『ヤマザキ マリ』さんが描いた作品が一番おもしろいです。他のマンガはスティーブジョブズが神っぽく描かれていますが、ここのスティーブ・ジョブズは1人の人間であり、欠陥もたくさんあったというようなリアルな感じが好きです。

 

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