Amazon輸入とはなにか?最近、副業が注目されていてAmazon輸入にたどりつく方も多いかと思います。
簡単に説明しますと、Amazon輸入とはアメリカのAmazonから買って日本のAmazonで売るという、単純な転売です。
そんな簡単なことなら誰でもやっているだろ!と思われるかもしれませんが、輸送経路やお金の計算などが絡み複雑です。軽い気持ちでAmazon輸入をはじめる前に簡潔に、かつ、詳しく説明します。
輸入ビジネスのおおまかな流れ、概要
Amazon輸入転売ビジネスのおおまかな流れを説明します。これからはじめようと考えている方へ、よく頭の中でイメージしてみてくださいね。
アメリカAmazonから安く買って日本のAmazonで高く売る!
このAmazon輸入の仕組みはとっても簡単です。アメリカのAmazonから安く買って日本のAmazonで高く売る、たったそれだけです。
アメリカのAmazonのURLは<https://www.amazon.com>で、日本のAmazonのURLは<https://www.amazon.co.jp>です。終わりが『.com』か『.co.jp』の違いですね。
たとえば、アメリカAmazonで16ドル、日本円にして1,800円程度(1ドル111円計算)で買えるものが、日本では5,000円で売れたりすることがあります。それが下記の商品です。
アメリカAmazonでは16.32ドルなのに対して…。
日本Amazonでの販売価格は5,000円です。その価格差は日本円にして約2,200円!実際には輸送コストや税金、販売手数料があるため、2,200円がそのまま利益にはなりません。ですがこのように、価格差のある商品は山ほどあります。
アメリカAmazonはすべて英語表示のため、そこがネックとなりますが、逆にそういった参入障壁が爆発的に参入者が増えない理由になっています。
わたしも輸入ビジネスを始める前は「そんな簡単でおいしい話あるわけない」と思っていましたが、アメリカAmazonから安く買えて日本のAmazonで高く売れる商品はたくさんありました。今からはじめても全然遅くはありませんし、実際に輸入ビジネスで独立したという人をたくさん見てきました。
リサーチが重要!価格差があってよく売れる商品を仕入れる
価格差がある商品は山ほど見つかりますが、ではそれらはすべて「よく売れる商品」なのでしょうか?価格差があっても売れなければただのゴミです。
では、よく売れる商品というのはどうやって調べれば良いのか?それにはモノレートというサイトを使います。
Amazonのランキングの仕組みは、売れるとランキングが上がるという仕組みです。つまり、ランキング変動回数≒売れた個数ということになります。あくまでも「≒」、ニアリーイコール、ほぼイコールです。
1度に2個、3個売れたとしてもランキング変動は1回ですし、モノレートは常にランキング変動を監視できているわけではありません。ランキング変動回数は最低でも変動回数分は売れたと思って良いでしょう。
ただし、他の商品のランキングが下がって売れていなくても相対的にランキングが上がるということもありますので注意が必要です。
上の図のようにギザギザしたグラフであればよく売れていると判断できますが、下の図のようなギザギザが少ないグラフは要注意、仕入れないほうが良いでしょう。
適当な商品を探してみました。もうかれこれ半年近く売れていない商品です。
アメリカAmazonから仕入れた商品はMyUSという転送会社に送って自宅へ届ける!
アメリカのAmazonで価格差があり、よく売れる商品を見つけて、実際に仕入れることになったとします。ではいったいどこに送れば良いのでしょうか?
アメリカAmazonで買った商品は日本への直送できるものもあります。しかし、それは基本的にAmazon本体が販売している商品であり、Amazon本体からしか仕入れないとすると選択肢がかなり狭くなります。その他の出品者はほとんどがアメリカ国内のみの配送となっています。
そこで便利なサービスを提供しているのがMyUSという転送会社です。転送会社の名前の通り、Amazonからの荷物を受け取り、それをあなたのお家へ転送してくれます。
わたしはアメリカAmazonから大量に仕入れて、1週間に1度だけ日本の自宅に転送しています。
他にも転送会社はいくつかありますが、MyUSは圧倒的に料金が安いです。仕事が雑なところが目立ちますが、Amazon輸入ではコスト以外で他の出品者と勝負することができないため、転送会社はMyUSのほぼ一択であると言っても過言ではありません。
商品が破損するリスクを恐れる人が多いのですが、ビジネスですのでリスクありきで考えましょう。リスクの完全回避はありえないです。リスクを回避しようとすればするほど経費がかさみ、気がつくと必要のない経費まで支払っていたりします。
リスクの評価です。リスクは回避可能か?どこまで許容できるか?あえてリスクを取るか?もっともコストパフォーマンスが良い手段を選びましょう。
「FBA」が副業でAmazon輸入を可能にする!あなたは仕入れてAmazonに送るだけ。
FBAとは何か?FBAとはフルフィルメント by Amazonの略で、簡単に説明するとAmazonがあなたに代わって注文を受付て商品の発送を済ませてくれるサービスです。
ヤフオクなどを出品者側で利用されたことはあるでしょうか?出品の作業や発送など、非常に手間ですよね。それらをすべてAmazonがやってくれる、それがFBAです。
FBAを利用するには大口出品者登録が必要で、月額4,980円となります。商品が1つ売れると、販売した金額から約8~15%の手数料が発生します。
一般的に、Amazonを使った転売はすべてこのFBAというサービスを利用しています。
これは副業だけに関わらず、専業でやるにもFBAを利用すべきです。というかすべからく利用しています。
AmazonはFBA利用者を優先的に販売させる仕組みとなっています。
商品をAmazonの倉庫に送ることになりますが、この時に商品を自分で梱包します。当ブログでは梱包が楽になるツールも公開していますので、ご利用ください。
まとめ
以上をまとめますと下記の通りです。
- Amazon輸入は安く買って高く売る、単純な転売。
- 価格差がありよく売れる商品のみ仕入れる。そういった商品はまだまだいっぱいある。
- 仕入れた商品はMyUSという転送会社に送って自宅へ転送してもらう。
- Amazonで販売するならFBAは必須。手数料はかかるが作業が激的に減る上、販売のチャンスもぐっと高まる。
これがAmazon輸入の概要です。いかがでしょうか?仕組みはご理解いただけましたか?
日本とアメリカという国の違い、価値観の違い、為替の変動、国内の商品と比較して供給の少なさ、そういったものが価格差にあらわれているのだとわたしは思っています。
ゆえに、このAmazon輸入転売というものはまだまだ続けられる副業でしょう。しかし、参入者がどんどん増えているのは事実ですので、はじめるなら早めにはじめることを強くおすすめします。
以上、この記事がみなさんの成功のお手伝いができたらうれしいです。