輸入ビジネスを始める前に知っておくべき注意点がいくつかあります。個人で何百万という大きなお金を動かすことになりますので、できれば失敗したくはないですよね。
儲かる!?今すぐ始めたい!という気持ちはわかりますが、焦らずにしっかり勉強してから始めましょう。
少なくとも、違法行為とAmazon規約違反だけは絶対にダメです!最低限これだけは覚えておいてください。
それでは、今回はわたしが考える、初心者の方に知っておいてほしい輸入ビジネスの注意点について書かせていただきます。
輸入ビジネスをはじめるためにかかるお金
作業環境整備の費用
輸入ビジネスをはじめるなら作業環境は大切です。作業効率の高さ=稼げるお金と思ってもらってほぼ間違いないでしょう。
はっきり言って輸入ビジネスはかなり稼げますので、思い切って作業環境を一新してみるのも良いでしょう。わたしのおすすめ作業環境を下記の記事にまとめています。
毎月の経費
リスクが少ない、初期費用がかからないのが輸入ビジネスだと言われてはいますが、まったくかからないわけではありません。
Amazonの出品者としてかかる経費や海外の転送会社を利用することでかかる経費などがあります。
輸入ビジネスでかかる費用については下記の記事にまとめています。
輸入に関する法律
輸入に関わる法律
輸入に関する法律は膨大な量があります。すべてを覚えきった上で輸入ビジネスをやるっていうのはほぼ不可能に近いです。
完璧に覚えることはできない状態でやるしかないわけですが、これだけは覚えておいてください。
『輸入禁止となるものは日本の平和維持を妨害するような物である』
それは武器であったり人の健康に関わるものであったり。これをしっかり肝に銘じておけば、どんな商品が輸入禁止なのか浮き上がってきますので危ない商品を仕入れることも少なくなります。
違法販売している人がドン引きするほどいるけどマネしてはいけない
Amazonは違法販売専門のネットショップモールなのかと思ってしまうほど違法販売が多いです。だからといってあなたが違法販売して良いという理由にはなりません。
人は人、自分は自分、違法販売は絶対にダメなので、いくらたくさんの人がやっていてもやらないようにしましょう。
違法販売は利益が出せる可能性が高いのですが、目先の小銭に惑わされないでください。
最悪の場合は逮捕されます。本業まで巻き込んでリアルアカウント閉鎖です。
Amazonの規約
転売禁止ではないが転売屋に厳しい
上述しましたが、Amazonは違法販売の天国です。Amazonはそれを容認してはいませんが、たびたび出品者が『一掃』されています。そしてそのたびに規制が厳しくなる。
違法販売や偽物の販売をすると、Amazonは容赦なくアカウント閉鎖をしてきますので、輸入ビジネスをやるならAmazonの規約はしっかり読んでからはじめましょう。法律を理解するよりはずっと簡単ですのでご安心ください。
販売が規制されている商品が多い
今までに販売してきた実績がアカウントと新規アカウントとでは、扱える商品が異なります。新規アカウントでは扱えない商品というものが多数あります。
この背景としては、やはり違法販売している人が多くてそのたびにアカウント閉鎖しているけどあの手この手でアカウントを再取得している人がいるからでしょう。
と思っている人が少なからずいます。気持ちはわからなくもないですが、それでとばっちりを受けるのが新規参入者です。
輸入ビジネスを始めるタイミングが遅ければ遅いほど、扱える商品が少なくなるのは事実です。本気ではじめようと思っているのであればa.s.a.p(できるだけ早めに)でAmazonの大口出品者登録をすべきでしょう。
お恥ずかしい話、仕入れてみて出品しようと思ったら規制かかっていた、なんて失敗もよくやらかしました。
大切なビジネスのマインド
ユーザー・ファースト
物を売るというのは責任ある行為です。自分が売ったもので人を傷つけてしまうこともあります。
ビジネスで大事なことはお客さんを満足させるということで、満足することの対価としてお金をいただくことができます。
ときにはお客さんからのクレームもありますが、真摯に対応していきましょう。特に悪い評価がつけられてしまうと大幅に売上ダウンしてしまいますので注意です。
投資しているということを意識する
今までに個人で稼いできたことがないという方にとっては抵抗があることかもしれませんが、投資を惜しまないようにしてください。
最初のほうに書いた作業環境の整備ですが、そういったことも投資です。この投資を惜しむ人はきっとどんな事業をやっても稼ぐことはできないでしょう。
大切なのは消費しているのではなく投資をしているということ。消費はただお金がなくなるだけですが、投資はお金を生む資産、システムを構築する行為です。
たとえるなら、打ち出の小槌をお金で買うような感覚ですね。たとえスタートがマイナスになったとしても、それでお金を増やせるのであれば勇気を出してお金を使うべきです。
まとめ
- 作業環境の整備が必要
- 毎月の経費がかかる
- 輸入は違法になりやすいので勉強が必要
- Amazon規約は厳しい
- 物を売るなら責任を持って。
輸入ビジネスをはじめた後からも注意すべきことは山ほどあります。ですが、ある程度失敗というものはつきものですし失敗から学ぶことも多いです。
同じ失敗でも許されない失敗というものがありますので、それだけは避けましょう。許されない失敗というのは違法行為やAmazon規約違反です。
輸入ビジネスはただのお小遣い稼ぎではなく、社会に貢献するためのお仕事のひとつ。販売者としての意識を高めてやっていきましょう。