そんなこと考えてはいませんか?
輸入ビジネスは、ネット上ではどこもかしこも低リスクで初期投資の少ないビジネスだと言われていますが、厳密にいうとリスクもあるし初期投資も必要です。
今回は初心者なら誰もが気になる、輸入ビジネスを始めるために必要なお金の話を書かせていただきます。
輸入ビジネスをはじめるのにかかる費用
日本Amazonの大口出品者登録、FBAの利用
輸入ビジネスはAmazonの大口出品者登録が必須です。FBA(Full Filment by Amazon)というサービスを利用するのですが、このサービスは出品者がやるべき作業の大半やってくれるというサービスです。
発送、お客さんへの対応など、副業で高いハードルとなってしまう作業をやってもらえます。また、AmazonはFBAを利用している出品者を優遇してお客さんに販売するようなシステムになっています。
副業でも専業でも、Amazonで物を売るならFBAの利用は必須です。
ちなみにこの大口出品者登録(FBA)は月額5,980円となっています。ヤフオクとかで物を販売してきた人からすると高いと感じますよね。
このサービスを利用するのであれば商品を少量でちまちま売るのは非効率です。がっつり仕入れをしてガンガン販売しなければならなくなります。
MyUSの月額利用料金
仕入先をアメリカのAmazonやeBayとすると、MyUSという転送会社を利用することになります。
アメリカのAmazonやeBayからは一部を除いて日本への直送ができません。なので、一旦アメリカの転送会社、MyUSというところに商品をすべて送って、ある程度商品が溜まったら日本に転送する、という流れになります。
- アメリカAmazonで購入した商品をお届けする住所をMyUSで獲得する
- アメリカAmazonで商品を購入する
- 商品がMyUSに届く
- MyUSに商品の転送依頼をする
- 日本の自宅に商品が届く
という流れです。
このMyUSは転送するときだけではなく、月額利用料金も取られます。一ヶ月あたりにかかる利用料金は7ドルです。1ドルあたり100円で考えてみると700円です。
輸入ビジネス全体で見ればたいしたお金ではありません。
アメリカAmazonのプライム会員
輸入ビジネスはスピードが命です。これだ!と思う商品を仕入れたら出来る限り早く日本に転送して出品する必要があります。
この一連の流れが遅ければ遅いほど販売のチャンスを逃していくことになります。あまりゆっくりしているとライバルが増えてしまい売れないし売れても赤字だし、いいことはありません。
そこで、少しでもスピードをあげるためにアメリカAmazonのプライム会員になります。プライム会員になれば、『prime』と書かれている出品者から購入すれば翌々日ぐらいにはMyUSに到着します。
わたしの戦略としては、アメリカAmazonプライム会員になって出来る限り早く発送してもらい、毎週商品を転送するというやり方です。
アメリカAmazonのプライム会員は年会費で99ドルです。1ヶ月あたり8.25ドルですので、1ドルあたり100円とすれば825円となります。
年会費で見ると高く感じるかもしれませんが、月額にすれば意外と安い。この金額でスピードが得られるならプライム会員になるべきでしょう。
というか、プライム会員になっておかないと他の出品者と勝負ができませんのでなるべきです。
プライスターの導入
プライスターは自動価格改定ツールです。売上の管理もできますしお客さんへの評価依頼メールも自動送信できます。
価格改定や売上管理って結構時間がかかる作業です。なので、わたしとしましては最初から導入してしまったほうが良いと考えています。
納品作業は自分で1度は経験しておいがほうが良いと思いますが、価格改定は自分でやる必要性はいっさいないです。はっきり言って時間の無駄!
ただ、最初のうちは扱う商品数も少ないのでプライスターの恩恵も小さいかもしれません。ですが、自分で価格改定をしていると『あぁ、また赤字商品が出てきた…』というのがダイレクトに目についてヘコんでしまうんですよ。
それでかなりモチベーションも下がりますので、いっそのことツールにおまかせしてしまったほうが精神衛生上よいかと思います。
ちなみにプライスターは月額4,980です。2年目移行は3,980円と安くなりますので、早めに使っておいて損はないでしょう。
月額でお金を取られるというデメリットはありますが、価格改定をする時間が大幅に削減できることと、リアルタイムに価格改定されるのでライバルと差が開かないため、『自分の商品だけ売れない』という最悪の事態を回避できます。
当ブログ経由でお申し込みいただいた方限定で、作業効率を向上させるツールを特典として差し上げております。(※ライセンス制のツールとしており限りがあります)
パソコン・プリンタ
輸入ビジネスではパソコンが必須です。自分で納品するのであればプリンタも。それに付随するラベルシールもですね。
輸入ビジネスをやるために必要なものについては下記の記事でまとめています。
パソコンから新しく揃えたい!というのであれば、全部コミコミで考えても15万円~20万円ぐらいでしょう。
パソコンは今使ってるのでいいや、というのであればマイナス10万して5万~10万ぐらいです。
しかしわたしとしましてはパソコンの性能が低いようであれば新しく買ってしまうことをおすすめします。性能の低いパソコンのせいで作業効率が上がらないとなると、逆にそっちのほうが損失です。
まとめ
項目 | 金額 |
Amazon大口出品者(FBA) | 月額5,980円 |
MyUS | 月額700円 |
アメリカAmazonプライム会員 | 月額825円(換算) |
プライスターなどツール類 | 月額4,980円 |
パソコン・プリンタなど | 15万円~20万円 |
結論としましては、
- 初期投資が15万円~20万円(ただしPCを新調しないなどすれば削減できる)
- 月額費用が12,485円(ただしツール類は削減可能…非推奨ですが)
以上が輸入ビジネスをやるためにかかる費用です。
その他にはお好みで納品代行やリサーチツールなどにお金をかけたりします。ですが最初のうちは納品代行を使わず慣れるまでは自分で納品したほうが良いでしょう。
わたしは本業でプロジェクトリーダーなどやったりしますが、リーダーというのは肩書きなだけであり、仕事内容がディレクション(作業指示)なだけです。
ディレクション作業で大切なことは、その作業について熟知しているかどうか、ということ。わたしの本業はSEですが、リーダーだからプログラミングの知識ゼロでも大丈夫、というわけではないんです。
決して作業の代行や外注は楽するためのツールではないということを覚えておいてください。
リサーチツールについては、どこもかしこも毒々しいページに怪しげな売り文句ばかりであんまり信用できないんですよね。リサーチについてもまずは一通り流れを掴んでからリサーチツールを探したほうが良いです。
当ブログではリサーチツールも公開していますので、よければお試しください。
毒々しいページがこのツール使わないと儲からない!今だけ!もうすぐ終了します!みたいに煽るので焦ってしまうかもしれませんが、儲からないツールっていっぱいあります。
焦らず地道に進めていきましょう。結局、近道なんていうものはないのです。