ユーザーが商品にアクセスするきっかけは、広告やメールマガジンなど様々です。
売り上げを伸ばすなら、どの商品がどこから知られているかを把握する必要があります。
セラースプライトのトラフィック源リサーチは、そんな、何がアクセスに繋がっているのかを調べるのに便利な機能です。
自社製品はもちろん、ライバル商品の分析もでき、市場リサーチにも繋がります。
今回は、トラフィック源リサーチの機能についてご紹介しましょう。
セラースプライトでは2方向からトラフィック源リサーチが可能
トラフィック源リサーチ機能は、以下でご紹介する2つの検索方法が利用できます。
- キーワード検索
- ASIN検索
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ライバルの動向を探りやすいキーワード検索
まずキーワード検索は、特定の言葉を検索することで、過去30日以内にヒットした商品を調べられます。
検索結果に表示されるのは上位3ページ以内の商品です。
期間が過去30日・範囲が3ページ以内と限定されているため、該当する商品が多いなら、その分頻繁に入れ替わっていることを示しています。
反対に少なければ、上位の商品が固定されやすい=独占状態にあると言えるでしょう。
そのため、もし新規参入を考えている市場なら注意が必要です。
加えて、それらの商品にあるASINから、トラフィック源と対応するトラフィックワードについても表示できます。
例えば、自社製品に関係するキーワードで調べた場合、ヒットした商品はライバルになるかもしれません。
また、トラフィックワードはタイプ別でも確認でき、商品説明に含まれている言葉だけでなく、広告用なのかも調べられます。
ちなみに、日付は最大で2年前まで選択でき、選んだ日を起点とした過去30日の結果を表示させることも可能です。
検索トラフィック源を網羅できるASIN検索
ASIN検索は、特定の商品についてのみリサーチする分、結果がキーワード検索に比べて詳細です。
主に以下の結果が確認できます。
- 自然検索トラフィック
- Amazon推薦トラフィック
- PPC広告トラフィック
このうち自然検索トラフィックは、Amazonユーザーが検索フォームに入力した言葉でヒットした場合、PPC広告トラフィックは、広告枠で表示された場合です。
一方、Amazon推薦トラフィックは、Amazonのおすすめ枠で表示された場合を指します。
どのタイプで多く表示されているかが分かるため、その商品が広告でアクセスを得ているのかなどが判別しやすいです。
また、キーワード検索のように起点となる日付を切り替えれば、過去のデータも確認できます。
遡ってみていけば、「ある商品の人気が出たのは広告を増やしてから」といった、各トラフィックの変遷も分析可能です。
加えて、バリエーションがある商品に対しては、バリエーションごとの結果も調べられます。
同じ商品の中でも、どのバリエーションが人気なのかを知りたい時に便利です。
ただし、キーワード検索同様、ASIN検索でも上位3ページ以内のデータのみ表示されます。
ゆえに、4ページ目以降にしか掲載されていないバリエーションは除外される点に注意しましょう。
トラフィック源リサーチに関連するセラースプライトの機能
トラフィック源リサーチの結果画面には、セラースプライトのほかの機能へのリンクもあります。
調べている商品やキーワードに関して、各機能のデータも同時に参照でき便利です。
商品ごとに、以下の機能名が表示されているので、確認したいものをクリックしてみてください。
- ライバル商品リサーチ
- キーワード逆引きリサーチ
- 注文ワード逆引きリサーチ
- 広告インサイト
- 関連トラフィック
- 販売数予測
- 商品ライブラリに追加
- 似た商品
- 意匠検索
- 利益計算機
ちなみに、一番最後の利益計算機は、機能名でなく計算機のマークで表示されています。
また似た商品で表示されるのは、セラースプライトではなくAmazonで直接検索を行った結果です。
トラフィック源リサーチはAPIインターフェース
では、トラフィック源リサーチはどうすれば使えるのかというと、セラースプライトAPIへの申し込みが必要です。
セラースプライトAPIにはエンタープライズとビジネスの2プランがあり、それぞれに利用回数と費用が異なります。
トラフィック源リサーチの場合、エンタープライズは月に10万回利用できますが、費用は年額でおよそ26000ドルと高額です。
一方ビジネスであれば、月に4万回の使用と少なくなる代わりに、費用も年約12000ドルほどに抑えられます。
またセラースプライトAPIの場合、申し込みフォームはなく、まずはメールでコンサルティング依頼が必要です。
公式サイトの料金メニューなどから確認してみましょう。
あるいは通常の会員プランでも利用できるのかもしれません。
セラースプライトAPIの中には、各会員プランで利用できる機能も見られます。
しかし利用可能な機能一覧にはトラフィック源リサーチの表示がないため、断言はできません。
もし気になる方は、公式のよくある質問や問い合わせなどから確認してみてください。
まとめ
セラースプライトのトラフィック源リサーチは、検索する商品あるいはキーワードが、どこからユーザーのアクセスを得ているかを調べるのに役立ちます。
自社製品ならアピール先を絞るのに便利ですし、ライバル商品の動向を参考にすることも可能です。
また結果画面では、セラースプライトのほかの機能ともリンクしており、各機能でもリサーチしたい時に重宝します。
ただAPIインターフェースの利用及び申し込みは、通常の会員とはまた異なる点に注意しましょう。
ぜひ、トラフィック源リサーチを駆使して、商品が売れる流れを掴んでください。
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