今現在が円高という意味ではなく、そういうところは置いといて…。
輸入ビジネスでは仕入れコストを抑えれば抑えるほど有利です。
仕入れコストを抑える要因のひとつとして、円高があります。
円高だから輸入ビジネスをやろう!って考える人がいるのですが、はたして本当に稼ぎやすくなるのでしょうか?
円高になると輸入ビジネスは稼ぎやすいのか?
たいして変わらない
結論から書きますが、輸入ビジネスでは円高になっても対して影響はないです。その理由は下記です。
- 円高と聞いて輸入ビジネスはじめる人がいる
- ライバル増加で稼ぎにくくなる
円高、と聞くと真っ先に思う下部ことと言えば、アメリカでの買い物が安くなるということですよね。実際に仕入れコストはある程度抑えられるようにはなるでしょう。
ですが、このように考える人はたくさんいます。

と考えてライバル増加に拍車がかかるでしょう。
円高だから輸入ビジネス!と安易に考える人多数

と安易に考える人はたくさんいます。こういった方はたいていビジネスについてたいして知識がないはずです。
ビジネスは常に需要と供給でなりたっているわけですが、安易に輸入ビジネスと考える人はそういったことがすっぽり抜け落ちています。
すでに実践している人からすれば迷惑な話ですよね。ただいたずらにライバルが増えるだけですから。
安く仕入れた分、安く売る
ライバルが多いので、差別化としては安く売る以外ありません。
結局のところ、物の価値自体は変わっていませんので円高になったからといっていつまでも高く販売することができる、というわけではないんですよね。
物の価格というのはいつも神様が決めています。誰かが決めるものではなく、需要と供給によって決まります。
こういったことはライバルが多いときに取らざるを得ない戦略です。問題なのはさらにライバルが激増した場合ですね。
ライバル増加で価格崩壊
ライバルが増えるとどんなデメリットがあるかというと、需要よりも供給が上回ってしまうことによる価格崩壊です。
わたしが輸入ビジネスでもっとも警戒しているのがこの価格崩壊です。価格崩壊は一度始まると止まらないし、赤字になるし、かなり辛いですね。
ライバルが増加する理由は輸入ビジネス実践者の絶対的な人数が影響します。

円高になったら注意したいこと
とにかくライバル不在を狙う
輸入ビジネスにおけるわたしの基本的な戦略は、とにかくライバル不在の商品を狙うことです。『勝つべくして勝つ』これが基本です。
円高になったとしてもこの戦略は変わらないでしょう。
しかし、円高によってライバルが増えればその分だけライバルと戦う機会も増えていきます。普段の仕入れよりも厳しくリサーチする必要があります。
初心者は『煽り』注意
円高になると輸入ビジネスで稼げると考える人が多いせいか、それを利用した高額な教材を販売したり、塾やコンサルタントをする人も現れます。
『今始めないと稼げません!』とか『今しか稼げません!』みたいに煽ってくるため、不安になってしまうんですよね。
結論を書きますと、円高になったからといって特別稼ぎやすくなるということはありません。
むしろわたしの考えとしましてはライバルが増えた分だけ稼ぎにくくなるんじゃないかな?とすら思います。
怪しげな詐欺にひっかからないようにしましょう。
まとめ
まとめると下記のとおりです。
- 円高になると仕入れコストは下げられる
- その分、円高だから稼げる!と安易に考えライバルが増える
- ライバルが増えると値下げ競争が始まる
- 価格崩壊が起きて赤字転落
- 大切なのは常にライバルが少ない商品で勝負する
わたしからすると、円高になったほうがむしろデメリットが多いように感じます。それはわたしの戦略が常にライバルが不在、少ない商品を狙っているからでしょう。
今までに何度も価格崩壊に巻き込まれて痛い目見てきましたからね。トータルプラスになればいい、とはいっても精神衛生的に赤字を見ていると気が滅入るんですよ。
結論としては円高になったからといって特別多く稼げるようになるわけではありません。安易に飛びつかないようにしましょう。