輸入ビジネスによるリスクだけど対策出来るリスクタチ

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輸入ビジネス初心者がリスクと思ってるけど対策すれば怖くないもの

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輸入ビジネスにリスクはつきものです。サラリーマンにできる副業の中でもリスクは高い方でしょう。

しかし、リスクと思っているけど無視できるようなリスクもたくさんあります。それは金銭的なリスクについてです。

仕入れた商品が売り物にならなかったり、返品された商品が売り物にならなくなったり。こういったリスクはあらかじめマイナスを見込んでおけば怖くありません。

今回は初心者がリスクと思っているけど無視できるリスクについて説明します。

リスクと思われてるけど対策可能なリスク

輸送時、仕入れた商品に傷がついてしまった!

わたしが輸入ビジネスを実践して、損失が一番多かったのは輸送による仕入れた商品へのダメージです。どこで傷がついてしまったのかはわかりませんが(だいたい犯人はわかっていますが)、欧米から輸入する商品は傷がついてしまうことが多いです。

それは欧米人の感覚の違いで、欧米の人は、

「箱は中身を守るためのもの、箱に価値はない」

という考えがあるためです。日本人だと箱がボコボコだとそれだけでクレームですよね。

商品の中身はたしかに問題ないことが多いのですが、箱がボコボコというのはよくある話です。場合によっては新品としての出品ではなく、中古で出品しなければなりません。

これを新品で出品すると、

「新品を買ったが中古が届いた!」

というクレームがきて、最悪の場合アカウント閉鎖につながることもあります。

箱が軽くつぶれていた程度であればわたしは自力で補修しますが、危ないやつはすぐに中古出品します。

わたしの経験では、100商品を仕入れれば5商品はダメージが大きく中古出品しています。多い時で20商品…。だいたい5~10%は中古になることを想定して仕入れをする、その分だけ想定利益率を高めにして仕入れをします。

仕入れた商品が偽物だった!

信頼と実績のアメリカAmazonから購入しても偽物が届くことがたまにあります。こういったものは破棄する以外ありません。

厄介なのは、偽物と見抜けない可能性があることです。わたしはかなり慎重にチェックしていますが、たまに

「これどう見ても本物だろ…」

というものがあります。スーパーコピーです。

アメリカAmazonや日本Amazonの商品ページとよく見比べて、製造会社のロゴがない、パッケージデザインが違う、といった差から判断します。パッケージデザインの違いについては、こんなセンスない印刷はしないよなぁという直感みたいなものが必要になってきます。

あとは製造が簡単なものなど。キーホルダーなんかは金型さえあれば全く同じものが簡単に作れますよね。

仕入れた商品を破棄するとそのままマイナスとして計上することにはなりますが、Amazonのセラーに「偽物が届いた!偽物と思う理由はXXだから」と連絡することで全額返金してもらえることが比較的よくあります。

セラーが全額返金に応じなければ、アメリカAmazonの本体に連絡します。すると全額返金してもらえる場合があります。

販売した商品が返品されてしまった!

販売をする以上、売った商品が返品されることは必ずあります。返品された商品は場合によってはふたたび売ることができず、一度自宅に返送してから中古として出品することになります。

この返品にはいろいろ理由があります。お客さんが間違えて購入したため返品、というのであればまだ健全なのですが、中には悪質なお客さんがいて中身をすり替えて返品されたり、DVDだと見終わってから返品されたりすることがあります。

それでもユーザー・ファーストなAmazon様には逆らうことはできず、泣き寝入りするしか無いのが現状です。

返品に対するわたしの対策は、高額商品を扱わないようにする、でした。返品は高額商品ほど多かったです。

商品が高額になると、お客さんのチェックの目も厳しくなるということでしょう。

高額商品とはいくら以上か?15,000円以上はわたしは手を出さないようにしていました。自分が「最悪この金額までならマイナスになっても大丈夫」というラインを見つけていきましょう。

はげしい価格競争で赤字になってしまった!

輸入ビジネスは簡単に参入できるため、ライバルが多いです。リサーチ時点ではライバルが3人しかいなかったのに、納品してみたら30人に増えていた!なんてことは日常茶飯事です。

リサーチ時点ではライバルがどれだけ増えるのかなかなか予測するのがむずかしいです。むしろ一番むずかしいといっても過言ではありません。

リサーチがうまくいかないと、利益率と利益額が多いおいしい商品はついつい縦に積んでしまう、一気に10個ぐらい仕入れてしまいたくなります。

しかし、誰にも見つかっていないおいしい商品なんて存在しないんです!そのおいしい商品、みんな見ています。

おいしい商品であればあるほどライバルが爆発的に増えます。わたしの経験では販売価格が高いものほどそういった傾向があるように見えました。

たとえば販売価格が30,000円で利益が10,000円ぐらいのもの。こういった商品は1つ見つければそれだけで目標とする仕入れ金額、利益に到達できるので楽なんですよ。ゆえにライバルが爆発的に増える。

おいしいからといってすぐに飛びつかず、やはりこれも高額商品は避ける、最初の仕入れでは1個だけ仕入れるといった対策が望ましいです。

まとめ

簡単にまとめますと、金銭的なリスクについては対策可能なんです。あらかじめ返品、不良品や偽物、赤字による損切り、これらは発生するものとして考えておけば怖くありません。

ただ、実際にそれらがどれだけ発生するのかは最初からはわかりません。仕入れと販売を繰り返し、毎月何割の商品が売りものにならなくなったのか、統計を取ることで見えてきます。

また、赤字になってしまった商品もなぜ赤字になったのかをよく考えてください。わたしの場合、その理由の多くはライバルの爆発的増加でした。

本当に怖いリスクはアカウントに関するもの、法律に関わるものですね。

一喜一憂せずに長い目で見てプラスになるということを意識してやっていきましょう。

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