セラースプライトはAmazonの様々なデータを分析できるツールです。
出品している自社製品はもちろん、ライバルや人気セラーの動向も追跡できます。
では、カテゴリ分析はどうでしょうか。
今回は、セラースプライトでカテゴリ分析は可能か、対応する機能についてご紹介します。
セラースプライトのカテゴリ分析
結論から言うと、セラースプライトでカテゴリ分析は可能です。
指定したカテゴリ内のデータ分析という点で、市場リサーチが該当します。
ただ、市場リサーチを使っても、カテゴリ内の全データを網羅できるとは限りません。
目的によっては、機能の使い分けが必要です。
例えばカテゴリの中にある商品を知りたいのか、需要のあるキーワードを見つけたいのかなど、どんな分析をするかで使用する機能も変わります。
カテゴリ分析のメリット
カテゴリ分析を行うことは、主に参入市場の見極めで役立ちます。
もし新商品を出品するなら、1つ以上のカテゴリに登録するはずです。
しかし、そのカテゴリで既に類似品が溢れている、特定のセラーが独占状態だったとしたらどうでしょうか。
せっかくの新商品なのに、見向きもされない可能性が高いです。
そんなリスクも、事前にカテゴリ分析で、参入しにくい市場と分かっていれば避けられます。
もっと参入しやすいカテゴリを見つければ、売り上げも期待しやすいです。
また、参入しにく市場でも出品したい場合など、カテゴリ分析で理由を把握できれば対策を立てられます。
このように、カテゴリ分析をすることは物販にとってメリットです。
カテゴリ分析が可能なセラースプライトの機能
市場リサーチを含めた、カテゴリ分析に関わるセラースプライトの機能は、次の通りです。
- 市場リサーチ
- キーワードリサーチ
- キーワードトレンドリサーチ
- 商品リサーチ
- 販売数予測(BSR)
以降で、各機能について見ていきましょう。
市場リサーチ
市場リサーチは、名前の通り特定の市場=カテゴリ全体を分析します。
これから参入予定の市場を決める際や、決めた後の市場調査などで使われることが多いです。
分析結果では、市場内にある商品の価格や、関連キーワードの変化といった項目が見られます。
以降の機能に比べると全体の概要に近く、項目ごとに徹底しているわけではないけれど、複数の内容をまとめて確認しやすいです。
また市場リサーチは、セラースプライトの拡張機能版とも連動しています。
拡張機能では市場分析レポートを作成でき、ウェブ版の市場リサーチでその全てを閲覧可能です。
市場分析レポートは拡張機能をダウンロード後、Amazonでキーワードを入力した場合に表示されます。
分析したいカテゴリ名などを入れて、レポートを取得してみましょう。
キーワードリサーチ
まずはキーワードリサーチです。
指定したカテゴリ内のキーワードについて分析できます。
分析結果は、実際にAmazonユーザーが用いたキーワードであり、同じカテゴリで出品する際の参考にしやすいです。
また、キーワードリサーチには詳細項目も設けられています。
必要に応じて条件を付け加えれば、より目的に沿ったカテゴリ分析が可能です。
加えて、分析結果は保存もできます。
エクスポートすれば、セラースプライト内のほかのデータとも併用でき便利です。
オフライン環境などでも、好きな時に見直しできます。
キーワードトレンドリサーチ
キーワードの動向について分析できるのが、キーワードトレンドリサーチです。
指定のカテゴリの中で、どんなキーワードが人気なのかに焦点を当てています。
キーワードリサーチに比べると、どんなキーワードが使われているかだけでなく、ランキングや需要に重きを置いた分析です。
こちらも詳細設定で、条件の絞り込みが行えます。
商品リサーチ
商品リサーチは、指定した条件に合うものをピックアップし、分析する機能です。
対象は商品ですが、条件にカテゴリを指定することで、その中にどんな商品があるのかを分析できます。
結果画面に表示される商品は、販売数や金額、ユーザーの評価といった項目が確認可能です。
ちなみに、セラースプライトには似た名前の「ライバル商品リサーチ」がありますが、こちらは特定の商品の分析をメインとしています。
商品リサーチとはまた異なる機能なので、使う際は注意しましょう。
販売数予測(BSR)
販売数予測のうち、BSR予測機能でカテゴリ分析が可能です。
まず販売数予測は、商品を指定するASIN予測と、順位を指定するBSR予測とがあります。
そしてBSR予測の順位は、カテゴリなど範囲の指定も可能です。
つまり、調べたいカテゴリを選んだ上でBSR予測を行えば、今指定した順位にどんな商品があるかの分析になります。
1位を指定すればトップセラーの変動を確認できますし、複数の順位を比較してカテゴリ全体の流れを追うことも可能です。
ただし、販売数予測を含めた追跡機能は、状況によって実際の結果とズレが生じることもあります。
必ずしも100%当たるわけではない点に注意しましょう。
ちなみに販売数予測は無料ツールなので、会員グレードによる使用制限や回数の違いはありません。
まとめ
セラースプライトでは、カテゴリ分析も行えます。
カテゴリ全体のデータを見るなら市場分析がおすすめです。
ただ市場分析1つで全てのデータを詳しくみられるとは限らないので、目的に合わせてほかの機能も使い分けてみてください。
気になるカテゴリを見つけたらセラースプライトで分析をし、参入などの見極めに活かしましょう。
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