物を販売するには、良いPR文が欠かせません。
しかし、ただ文章を書くだけでは、商品を見つけてもらえないでしょう。
今、消費者が何を探しているのか、需要を知ることが大事です。
今回は、キーワードから需要を知ることができる、セラースプライトのABAデータ商品セレクトについてご紹介します。
ABAデータ商品セレクトって何?
セラースプライトのABAデータ商品セレクトは、ABAデータのキーワード検索順位を活用した機能です。
ABAデータとはAmazon Brand Analyticsの略で、Amazon内のブランド分析ツールを利用しています。
そして検索順位、つまり、Amazonユーザーがどんなキーワードで商品を探しているのかを調べることが可能です。
つまり上位表示されたキーワードほど、Amazonユーザーが使っていることになります。
その言葉を取り入れて商品説明や広告を作れば、より多くのAmazonユーザーに見てもらいやすいです。
セラースプライトのABAデータ商品セレクトを使うには
ABAデータ商品セレクトは、セラースプライトのWEB版から利用できます。
まずは会員登録し、ログインしましょう。
機能一覧にABAデータ商品セレクトがあるので、クリックすれば移動できます。
以降で詳しく見ていきましょう。
リサーチに必要な条件は4項目
ABAデータ商品セレクトの画面には、選択肢が3つと、入力欄が設けられています。
選択肢は国とキーワードの順位を測る期間、そして対象の時期です。
加えて、対象商品のASINもしくはキーワードを入力し、リサーチをクリックすれば分析が始まります。
各選択肢についても見てみましょう。
まず国は、Amazonが展開している地域です。
日本以外にも、アメリカやイギリスなどを選べます。
またキーワード順位を測る期間は、週単位か月単位の2択です。
短期間の需要を知りたいなら週単位、長期なら月単位を選びましょう。
一方対象期間は、1年ほど遡ることが可能です。
週単位よりも月単位の方が、より過去のデータまで確認できます。
指定した単位で区切られているので、1年前の8月のデータを見たいなどの使い方も可能です。
そして入力欄は、商品が分かっているならASINを、不明な場合や種類で見たい場合はキーワードを入力すると、関連するキーワードが結果に表示されます。
慣れてきたらフィルタリングもおすすめ
ABAデータ商品セレクトは、上記の項目を決めるだけでも使えます。
ただ、その下にはカテゴリ及び、検索結果フィルタリングがあり、条件の絞り込みが可能です。
例えば検索順位の項目では、入力欄に見たい順位の数値を入れておけば、それ以外の結果は表示されません。
上位10位までで十分なら、1と10を入れればOKです。
ほかの項目も、「?」マークを押せばどんな項目なのか説明が表示されるので、必要に応じて設定してみてください。
ちなみに、カテゴリは設定した国の言語に対応しています。
分からない場合は一旦日本に設定し、確認してみるのも手です。
迷った時はプリセットモード
フィルタリング機能には、プリセットモードがあり、予め設定された条件での分析もできます。
プリセットはABAデータ商品セレクトの画面、国などの入力欄のすぐ下にある、緑色のアイコンです。
- 人気市場
- 変動市場
- 継続的成長市場
- 急上昇市場
- 潜在市場
- ロングテール市場
以上のような名前で表示されています。
より上位の結果を見たいなら人気市場、隠れたトレンドを知りたいなら潜在市場など、名称に見合う結果が期待しやすいです。
もちろん、プリセットを選んだ上で、フィルターの併用もできます。
検索結果で詳しい変化を確認
ABAデータ商品セレクトのリサーチで表示される結果画面には、以下のように、様々なデータが表示されます。
- キーワード
- 週間(月間)検索トレンド
- 現在順位
- 歴史順位
- 順位変化
- 順位変化率
- PPC入札額
- SPR
- タイトル密度
- クリックTOP3ASIN
- クリックTOP3ブランド
- アクション
キーワードにカーソルを合わせると該当する商品が出るほか、週間あるいは月間の検索トレンドがグラフで見られるのも特徴です。
また各項目名にカーソルを乗せることで、どんな結果を示しているのか説明が確認できます。
分からない項目があったら、まずは説明を見てみてください。
ちなみに、最後のアクション項目では、データのダウンロードができるほか、該当キーワードのGoogleトレンドも見られます。
Amazon内だけでなく、Google検索における需要を把握したい時に便利です。
もしGoogleでも需要があるキーワードなら、それだけ売れ行きにも期待できますね。
ABAデータ商品セレクトはどのプランでも使える?
セラースプライトでABAデータ商品セレクトを使う際、気になるのが「無料プランでも使えるのか?」ではないでしょうか。
実はABAデータ商品セレクトは新しく搭載された機能であるためか、セラースプライトの料金プランには記載されていません(2024年1月現在)。
無料プランにABAデータ商品セレクトがあれば、機能を体験できますが、そうでない場合は費用が発生します。
ただ有料プランでも割引クーポンや、機能限定の1か月無料コードなどがあり、そちらを活用すればコストの節約も可能です。
最初から有料プランを使うのが不安な方は、検討してみてください。
まとめ
セラースプライトのABAデータ商品セレクト機能は、Amazonでどんなキーワードが多く使われているのかを調べるのに適しています。
操作は選択が多く、入力の手間がかからないため、簡単に分析可能です。
より詳しい結果を見たい場合は、フィルタリングも活用しましょう。
1つずつ設定するのが大変なら、プリセットを利用する手もあります。
ただABAデータ商品セレクト機は、無料版で全機能が使えるとは断言できません。
費用が気になる方は、割引などのサービスもチェックしておくと安心です。
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