非常に残念なことに…多くの輸入ビジネスセラーがお世話になっていたTakewari様がお亡くなりになりました…。
代わりにMogitorというサイトができあがりましたが…なんとも重い、不安定…わたしだけでしょうか?
安定したとしても、ASINを1個ずつチェックするのは大変ですよね。
ということで、AsinStockerの拡張版、AsinStocker2を開発し、世界のAmazonの商品データを一括ダウンロードできるツールを作成してみました。
対応しているAmazonは下記になります。
国 | 略称 |
日本 | jp |
アメリカ | us |
イギリス | uk |
ドイツ | de |
イタリア | it |
フランス | fr |
スペイン | es |
カナダ | ca |
未対応Amazon
使い方
基本的な使い方はAsinStockerと同じです。下記の記事を一読の上、参考にしてみてください。
本記事ではAsinStockerと比較して、拡張部分について記載します。
設定
MWS APIキーの設定についてはAsinStockerと同じのため、省略します。
ライセンスキー
AsinStocker2左上の『設定』より、設定画面を開きます。
『オプション1』タブより設定し、登録ボタンをクリックしてください。
ライセンスキーは下記ページよりご購入お願いします。
PA APIキー(Product Advertising APIキー)
世界のAmazonに対応しましたので、それぞれPA APIキーが必要になります。
1つのアソシエイトタグにつき、各国のAmazonのPA APIキーを取得できますが、1つのAPIキーにつき、1時間に20,000件のデータ取得という制限があるため、それぞれアソシエイトタグを取得することを強く推奨します。国が違っていてもAPIキーの資源は共有される模様です。
要は、1Amazonにつき1メールアドレスを取得し、それをもとにアソシエイトタグ、PA APIキー発行していただく、ということです。(お手数おかけします…Amazonの仕様を恨んでください)
PA APIキーを設定し、『保存』ボタンをクリックしてください。
01_asinフォルダ 世界AmazonのASIN不一致合わせ
AsinStockerと比較して、01_asinフォルダに下記ファイルが追加になりました。
- 02_ukasin_relate_table.csv
- 03_deasin_relate_table.csv
- 04_itasin_relate_table.csv
- 05_frasin_relate_table.csv
- 06_esasin_relate_table.csv
- 07_caasin_relate_table.csv
AsinStocker同様、下記画像のようにASIN合わせを行ってください。下記画像は例です。『us』となっていますが、uk、itなど、適切に読み替えてください。
機能
基本的に機能も仕様もAsinStockerと同じです。拡張部分について記載します。
出力結果
まず最初に出力結果です。
小さくてすみません…。これでも結構詰め込みました…。
世界のAmazonの価格データを一括取得
アメリカAmazonだけではなく、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン、カナダのAmazonにも対応しました。
取得結果はその国の通貨となります。たとえば、イギリスで10£の商品であれば、10として出力します。日本円換算はしていないということです。
為替レート一括取得機能を追加
世界のAmazonに対応していくと、各国の通貨の為替レートを調べるのが大変になりますよね。なので、ツール側で為替レートを取得しています。
AsinStocker実行後、為替レートのファイルも出力されます。
JAN, EAN, UPCを取得できる
JAN, EAN, UPC、これらのデータほしいという要望があり、対応しました。
サイズもツール側で計算
縦、横、高さについて、今まではデータ取得のみでしたが、ツール側で『体積』を計算して出力するようにしました。
取得項目、出力項目を動的に変更できる
AsinStockerを世界のAmazonに対応させたことにより項目数が大幅に増えてしまいました。
項目数が多ければ多いほど稼げる!というわけではなく、人にとってはむしろ邪魔、わずらわしいと感じることもあるでしょう。
なので、取得項目、出力項目を動的に変更できるようにしました。
AsinStockerメニューバーから設定を開き、オプション2タブを開きます。
取得死体項目を取得可能項目リストより選択し、右矢印ボタンをクリックすると、取得項目リストに追加されます。
出力される項目の順序を変更したい場合には、取得項目リストにて対象の項目を選択し、上矢印、下矢印ボタンをクリックしてください。
取得項目リストで選択した項目の順序が入れ替わります。
取得項目を減らしたい場合には対象の項目を選択肢、Deleteキーを押してください。
APIキー診断機能
AsinStocker1では処理実行前に、APIキーが適切かどうか判定する診断機能がありましたが、これを廃止しました。
理由は、PA APIキーはもともと精度があまり高くなく、正しく設定していてもデータ取得に失敗することがあります。
すべてのPA APIキーを診断していると、1つくらいは正常に設定していてもデータ取得ができないといったケースが発生する可能性があるため、診断機能があることで正常に動作しなくなる可能性があるためです。
代わりに、APIキー設定画面に診断ボタンを用意し、各々チェックできる機能を追加しました。
ダウンロード
下記ページよりお願いします。