AmazonのFBA納品を自分でやっている方、毎回商品にラベルを貼るのに苦戦していませんか?
FBA納品は代行することもできますが、利益が少ないうちは自分で納品する人も多いでしょう。
わたしは納品代行の検品がいまいち信用できなかったこと、自分で納品したほうが早い、コスト削減という理由で自分で納品していました。
でもこのFBA納品作業はホントに苦行です。ラベルを貼り間違えそうになるし、どのラベルがどの商品に対応しているのかわからないことが多いんですよね。
そんな悩みから、わたし自身の作業を楽にするため、ラベル貼り間違え防止・貼りやすくするツール『egLabel』というツールを開発しました。
このツールでわたしの納品作業はほんのり楽になりました。
FBA納品のラベル貼り作業における問題点
わたしは幸いにもラベルを貼り間違えたことはありませんが、いつラベル貼り間違えが起こってもおかしくない状況だとずっと思っていました。その理由は下記です。
- ラベルに書かれた商品名がつぶれている
- 似たような商品が複数ある
- ラベルに写真がないから商品名だけ見てもどの商品かわからない
ラベルに書かれた商品名がつぶれている
商品名が長いものだと、ラベルに書かれた商品名は省略されます。
たとえば、『[並行輸入品]ディズニー ミッキーマウスのキーホルダー』なんて名前であれば、ラベルには『[並行輸入品]ディズニー … ダー』という感じになります。(あくまでもこれは例です)
商品名が省略されないラベルはほとんどないってぐらいラベルの商品名はつぶれます。
ラベルを見る限り、ディズニーの商品であるということはわかる…でも最後の『ダー』ってなんだ?いったいディズニーのなんの商品なんだろう…。
そんなふうに悩んだりしませんか?わたしはそうでした。
しかも同じような商品名のものがあると最悪で、『[並行輸入品]ディズニー ミッキーマウスのステッカー』みたいのがあってラベルには『[並行輸入品]ディズニー … カー』と印刷されていたとします。比較すると下記のような感じです。
- 『[並行輸入品]ディズニー … ダー』
- 『[並行輸入品]ディズニー … カー』
違いが『ダー』と『カー』です。いったいなんのことだかさっぱりわかりません。でもこの場合、少なくともディズニー関連の商品であるということがわかるだけまだマシなほうです。
これはディズニーの商品だなってだけで判断してでラベルを貼って、後になってもうひとつディズニーの商品があることに気づく。こうしてラベルを貼り間違えて納品しまいそうになります。
似たような商品が複数ある
仕入れをするとどうしてもいくつか似ている商品を一緒に仕入れることがあります。
ゲームソフトだと、PSなのかXBoxなのかラベルの商品名だけでは見分けがつかないことが多々ありませんか?
『ファイナルファンタジー(輸入版)』、『ファイナルファンタジー(US版)』なんて名前があったとしましょう。ファイナルファンタジーのゲームソフトだということはわかるけど、どっちがPSなのか、XBoxなのか、ラベルに書かれた商品名からは全く判断できません。
Amazonで商品名をキーワードに検索するしかないのですが、いちいち調べるのが面倒で仕方ありません。
わたしはいつも会社から帰ってきてから納品作業をしていましたが、こんなことをやっていては徹夜しても作業が終わらないのです。
ラベルに書かれた商品名だけ見てもどの商品かわからない
輸入ビジネスだとよくわかっていない謎の商品を複数扱いますので、ラベルの省略された商品名だけでは全く想像できないような商品もあったりします。
たとえば『【並行輸入品】MSR Ha…』みたいに書かれていた場合、なんの商品か全くわかりませんのでAmazonで検索して商品の写真を確認するしかありません。
しかもつぶれた商品名からではうまく検索できないこともあります。
1商品ずつ毎度Amazonで商品調べて写真確認して…ってしていると、時間がかかってしょうがないんですよね。しかもわたしの場合は1商品1個という横積みを徹底していたので種類があまりにも多すぎました。
1回の仕入れ・納品で100種近くを扱っていましたので、Amazonで調べる回数が多く大変でした。
ラベルと商品を関連付ける作業は輸入ビジネスにおいて一番の苦行です。
ラベルを貼り間違えてしまいそうな問題点を解決する方法
上記の説明より、FBA納品という作業がどれほどの苦行であるかがわかっていただけたでしょうか?
あるいは『あるある!』と共感していただけたのではないでしょうか?
わたしは輸入ビジネスにおいてかなりプログラミングパワーを使ってきましたが、一番思い入れのあるツールが『egLabel』というFBA納品のラベル貼り作業をいくらか楽にしてくるツールです。
リサーチツールはいろいろありますが、ちょっと発想を変えてみて納品作業に活かせないか?と考えたのです。正直なところegLabelなしでどうやってラベル貼るの?ってぐらいです。
商品画像を一覧表示させればラベルを貼りやすい
要は省略されたラベル名から商品を特定できれば良いわけです。なので、ASINを入力したら商品名と商品画像を一括表示してくれるツールを作成しました。
こちらが動作させたときの画面です。
egLabelを使うと、上記の画像のように商品画像・商品名・ASINをブラウザで一覧表示してくれます。わたしは納品作業時、この結果を確認しながらラベルを貼るようにしています。
ラベルの貼り間違えは怖いです。お客さんからクレームは来るし、似た商品だと偽物呼ばわりされることもあるでしょう。
偽物だと言われたらAmazonアカウントスペシャリストが動いてしまい、アカウント閉鎖に一歩近づくことにもなります。
ラベル貼り間違えは許されないことですので、少しでも自信のない商品はちゃんとAmazonで商品を確認してラベルを貼るべきでしょう。しかしそれでは効率が悪いです。
納品する商品を1ページで一覧表示させているので、ラベルと商品名を見比べながらラベル貼りができるようになるので作業がいくらか楽です。
納品する商品を調べやすくする
商品一覧だけでも十分ラベルを貼りやすくなるとは思っています。ですが、この画像だけではどうしても判断がつきにくい商品もあります。
そういう場合はざんねんながらAmazonの商品ページに飛んで、他の画像も参考にするしかありません。
しかし、egLabelはそういった手間も排除するように設計しており、画像が商品ページへのリンクになっています。わざわざAmazonを開いて商品を検索する必要はありません。
あなたが迷った時、ただ画像をクリックするだけで良いのです。
例のごとく簡単設定!
ちょいちょい、当ブログで公開しているツールのご感想をいただくことがあります。ありがとうございます!
その中でも多いご意見が、『使いやすい』というご意見でした。
わたしも過去にちょこっとだけ他所のツールを使ったことがあるのですが、どうにも設定が多くて挫折してしまったのですよ。
『この人(開発者)はホントはツールを使わせたくないんだなぁ…』と解釈しています。
ツールの使い方がわからずツールが使えないという人もいるのだろうという想いから、わたしが作成するツールは使いやすさ、設定を簡単にするということを重視して作っています。
そして、例のごとくegLabelも使い方は簡単です。
AsinStockerをお使いの方ならなんとなく使い方はわかるかもしれませんね。納品するASINをツール中央のリストボックスにコピペ、設定からMWS APIキーを設定し、実行を押すだけです。
処理が終わると自動的にブラウザが開いて商品一覧ページが表示されます。
ツールデザインがAsinStockerと同じなのはわたしが楽をするためです。すみません、開発コストを低減するためにもできれば使いまわしたいのです…。
ダウンロードページと取説ページはまた別途作成しますが、それまでの間、下記よりダウンロードをお願いします。ベクターへ飛びます。
取扱説明書は下記の記事になります。