輸入ビジネスにおいて月間販売個数を知ることは何よりも大切なことです。売れているのか売れていないのか、それを判別するにはモノレートのランキング変動グラフを見るしかありません。
そんな作業を効率化させてくれるのがmonoPeakというツール。
monoPeakはなくても大丈夫だけどあると便利なツールです。当ブログで公開しているリサーチ表と併せて使うとさらに効率的です。
AsinStockerとmonoPeakとリサーチ表、この3つを併せて使えば価格調査と月間販売個数調査は自動で完了できます。
今までにAsinStockerの説明についてはしてきましたので、リサーチ作業最後のツール?monoPaekの上手な使い方について説明します。
2020年6月いっぱいでモノレート終了!多くの方はKeepa有料プラン(月額15€)を使ってランキング変動数、予想販売個数を取得すると思います。
当ブログではmonoPeakの開発を停止し、Keepa APIを使った『AsinKeeper』を開発しました。条件付きですが、ツール本体は実質無料で使用することもできますので、ぜひ参考にしてみてください。
以下、過去の記録になります。参考程度に。
monoPeakの上手な使い方
monoPeakの基本
monoPeakはIE遠隔操作部分はプログラムのソースコードを公開しています。
ここにデータ解析処理部を取り込むことで動作します。
ツールそのものは提供しておらず、あくまでもサンプルソースコードを置いています。
そして実行結果は下記のように表示されます。
この結果はご自身のエクセルファイルで煮るなり焼くなり好き使っていただいて構いません。ここではエクセルが苦手だ!という方のために用意した、当ブログオリジナルのリサーチ表を使って説明します。
monoPeak結果の使い方
当ブログのリサーチ表については下記の記事を参考・ダウンロードしてください。
リサーチ表、research_table.xlsxをダウンロードしましたら、ファイルを開きます。
research_table.xlsxはAsinStockerの利用を前提としていますので、あらかじめAsinStockerの結果を入力しておきます。
AsinStockerの使用方法については下記の記事をご確認ください。
AsinStockerの結果は下記画像のように貼り付けます。
次にmonoPeakの結果を下記画像のように貼り付けます。
AsinStockerとmonoPeakの結果をresearch_table.xlsxに入力すると、仕入れ判断するための情報のほとんどが集まります。
画像が小さくてわかりづらくてすみません。これでも不要な列を非表示にしてはいるのですが。
商品に対して月間販売個数と予想利益率まで求まりました。あとはこの結果を使って仕入れをしていくだけです。
ちなみにAsinStocker_resultとmonoPeak_resultの結果がずれていても正常にresearch表に表示されるよう作っています。(monoPeak結果はVLOOKUP関数を使って参照させています)
2017/09/16より、VLOOKUP関数を廃止しました。理由はASIN数が1万~2万に増えるとエクセルの処理が重たくなり作業に支障が出るためです。恐れ入りますが、AsinStockerの結果とmonoPeakの結果、それぞれASINの並びを一致させてください。
ライバル数と適正価格について
できればライバル数と商品の適正価格までわかれば良いのですが、そこは状況に応じて人間が判断する必要があるためツールで取得するようにはしていません。
たとえば、一言でライバル数といっても無在庫セラーを含めるのか、FBAセラーのみとしてもどこまでの価格帯の人ライバルとするのか、これは一人ひとり判断基準が異なります。
適正価格についても今が適正価格じゃなければ仕入れないのか、それとも仕入れるのか、輸入ビジネスセラーそれぞれ戦略が異なりますのでツールで判定はさせないようにしています。
わたしはよく、儲からない商品を儲かる商品に化けさせる、という戦略を取っていたので、単純に数字だけでも判断していません。
なんでもかんでもツールで自動化させてしまうと、ツール利用者全員が仕入れ判断基準となってしまい、同じ結果になってしまいます。
そうすると今までに公開してきたツールの価値が完全にゼロになってしまいます。お手数をおかけしますが、ここが差別化の余地ですので、がんばってみてください。
特に、この仕入れ判断こそが経験・ノウハウが必要な部分ですので、ご自身の判断基準で仕入れるか、当ブログのノウハウ記事を参考に仕入れるか、いろいろ思考を巡らせてみてください。