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MWS APIを使ってライバル数を自動取得しようと調査・検証してみた結果

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リサーチツールでは商品名や価格、手数料といったデータが一括で抜き出せます。とっても便利で効率があがりますよね。

リサーチのためにほしい項目として、ライバルの数を知りたい!という願いがきっとあるでしょう。

おそらく、どこのツールでもそういった機能はないのではないでしょうか?

というわけで、わたしなりに一生懸命ライバル数を取得することはできないかと考えて調査・検証してみました。

今回はその報告です。

MWS APIではライバル数取得は…無理でした!→やっぱできました。

調査・検証結果の報告

ほぼ1日使って調査・検証を繰り返していました。結論としては、MWS APIではライバル数を取得することは無理ということです。

できました。

特典限定ツールとなっております。

AmazonのMWS APIに関する資料、わかりづらすぎ。読んでもなかなか理解できませんでした。でも本当はわたしの頭が悪いだけです。

書いてあることと実際の結果を見比べて、『あぁ、なるほどね』とスッキリしたとき、わたしは考えるのをやめた

そもそもライバル数の定義とは何か?

そもそもライバル数の定義とはなんでしょうか?これは人それぞれ若干違うはずです。

ですが、大多数は『カート価格の±5%程度のFBAセラー』をライバルとして認識しているでしょう。

MWS APIを使ってカート価格付近の出品者数を洗い出し、ライバル数をカウントしてみようと試みたわけです。

GetLowestOfferListingsForASINとかいうやつを使ってみた

MWS APIの関数を使ってみた

MWS APIというのは、一言で言えばエクセルの関数みたいなやつの集合体です。

APIは関数の集合体であり、関数の集合体のなかにAmazonのデータベースに接続するための出入り口のようなものがあります。

その関数の集合体のうちのひとつにGetLowestOfferListingsForASINとかいう関数があるわけです。

こいつを使うと、出品されている商品の価格帯でソートされた、出品者情報を取得することができます。

Lowestが最低価格、Offerが出品者、Listingsが一覧、というイメージです。

条件毎にグループ化した結果を返す関数だった

しかしこのGetLowestOfferListingsForASINとかいうやつはわたしの理解とちょっと違っていました。

たとえば1,000円(カート価格)で出品しているセラーが5人、1,050円で出品しているセラーが3人、1,100円で出品しているセラーが1人だったとしましょう。

このとき、カート価格±5%のライバルは8人になります。なので結果が8人となるようにプログラムを組んでみたつもりです。

しかし、結果は全然違うものになりました…。6人とかそんな結果になります。

ホントにわかりづらいのですが、GetLowestOfferListingsForASINは条件毎にグループ化して結果を表示しているだけだったのです。

どういうことかというと、FBAセラーが全部で6人、その中で最低価格が1,000円。無在庫セラーが全部で3人、その中で最低価格が1,050円。みたいな感じで返ってくるのです。

FBAセラーが出品している商品の価格を調べようとすると、どうやっても6しかなりません。

価格の低い順に結果が並んでいるのではなく、FBAセラーとか無在庫セラーとか、状態でグループ化された結果が返ってくる、という仕組みでした。

なので、結果的にライバル数がどうがんばっても8人にはならなかったんです。

…これは無理だな!

というわけで、あきらめました。ごめんなさい。

Amazonでライバル数を取得するための解決策を考える

Amazonライバル数取得を解決するために考えるデブ

GetLowestPricedOffersForASINを調査・検証してみる

MWS APIで似たやつが存在します。それがこのGetLowestPricedOffersForASINとかいう関数です。

GetLowestPricedOffersForASINとかいうやつを使うともう少し細かい情報がわかる、はず。

ただし、1時間に200商品しか調べられないという制限が強い関数になります。

少ない弾丸を無駄打ちしないよう、いろいろとプログラムを複雑にして作り込まないといけません

webスクレイピングとかしてみる

ライバル数を自動で調べるのにwebスクレイピングという方法もあります。ただし、これだと非常に時間がかかってしまうんですよね。

AsinStockerの結果を見て、利益率の高いものだけを調査するような形にすれば少しは効率が良いはずです。少なくともすべてを人間の目で見て数えるよりは。

でもやっぱり気になるのが、Amazonの利用規約ですね。できるだけ使いたくはありません。

Chromeプラグインを作ってみる

webスクレイピングよりは現実的かもしれません。セラー一覧ページを表示させたらカート価格帯のFBAセラーをカウントして表示するプラグインです。

セラー一覧ページでライバル数をかぞえるのってなにげに大変なんですよね。

1人…2人…3人…、ページをスクロールして…!あぁ!しまった!どこまで数えたっけ!くっそ、数え直しだ…

数えてみたら、さらに2ページ、3ページまであるという。こういうわずらしいことはプログラムにお願いしたいところです。

まとめ

がんばったけどダメでした。そんな記事もきっと誰かの役に立つことでしょう。

GetLowestPricedOffersForASINとかいうやつを使ってできるかどうか、調査・検証したらまた記事にしてみましょう。

ライバル数取得はほしいですよね。

いろいろ作りたいものはあるのですが、使える時間に限りがあるため、気長に待ってもらえると非常に助かります。

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