当ブログは自作ツールをテーマにブログを書いています。ツールを作るにはプログラミングの知識が必要になるのですが、本業でプログラミングをやっている人じゃないとできない、と思っていませんか?
実は輸入ビジネス向けのリサーチツールであれば、最小限のプログラミング知識があれば簡単に作れてしまうのです。
プログラミングって実は簡単?
リサーチツールは簡単に作れる
たとえば当ブログで公開しているリサーチツール『AsinStocker』ですが、物自体は3日程度で作っています。もちろん本業の片手間で。
わたしはコンサルを受けた上で輸入ビジネスをやっていましたが、コンサルでリサーチをはじめてからわずか3日程度で『あ、これ手作業無理だわ…』と判断してすぐにリサーチツールを作っていました。
自動でモノレートで商品の日本価格とアメリカ価格を取得し、自動でFBAシミュレータに自動でASINと価格を入力して販売手数料を求めたり。基礎的なプログラミングの知識があれば3日程度で作れます。
初めての人でも飲み込みがよければ2週間あれば作れるでしょう。
プログラミングで覚えること、実はたったの3つだけ
プログラミングって聞いただけでなんだかむずかしく感じてしまいますよね。でもプログラミングをしっかり習得している人からすると、わずか3行で説明できてしまうんです。
- 処理は順に実行される
- 処理は分岐する
- 処理は繰り返す
実はプログラミングってこの3つでしか出来ていないんですよ。
ホント?と思う方はプログラミングに詳しい人に聞いてみてください。これはソフトウェア工学の本にもしっかり書かれていることです。(むずかしい表現をすると『連接・選択・反復』です)
例を書くと下記のような感じです。
処理A 処理B if(処理C){ 処理D } for(処理E){ 処理F }
これを説明すると、処理A→Bの順で実行され、処理Cの結果しだいで処理Dが実行されるかが決まる。次に処理Eの結果で処理Fが複数回繰り返される、こんな感じです。
ここで登場する『if』という単語ですが、エクセルでおなじみ、IF関数とほぼ同じです。エクセルでIF関数を理解していればプログラミングの1/3は理解しているようなものです。
一応この先にはオブジェクト指向とかいろいろありますけれども、個人でプログラムを作るのであれば不要といっても良いでしょう。
処理は連続する、分岐する、繰り返す、これだけで良いのです。
自由自在になんでも無料でツールが作れる、高額ツールを買う必要はない
輸入ビジネスのリサーチツールって高額ですよね。月額5,000円なんて…信じられない価格です。
でもわたしの場合はリサーチツールは1つも買ったことがありません。その程度なら簡単にプログラムを作れてしまうためです。
月額5,000円も取られるぐらいならわたしはプログラミングを習得して自作したほうがお得だと感じますね。
センスのいい人だと2週間もあればプログラミングの基礎は習得できます。さらにそこから試行錯誤を繰り返し、もう2週間で『AsinStocker』程度のツールは作れるでしょう。
もちろんモノレートやAmazonを自動巡回させるプログラムだって自由に作れます。しかもゼロ円で。
ランサーズやクラウドワークで依頼すると何万円も取られたりして。エンジニアって単価高いですからね。いかに足元見られているかってことです。
プログラミングで一番むずかしいことはサポートとデバッグ
プログラミングをして一般に公開するのであれば、バグがあったら修正しなければならないでしょう。そういったサポートをしていくのが大変です。
デバッグにおいても単純なプログラムであれば何も問題はないのですが、規模が大きくなるとどこばバグっているのかわからなくなります。
これらのデメリットはありますが、個人で開発する上ではほとんど気にする必要のないものです。
プログラミングを習得することの必要性
2020年、プログラミングが必修化!
今もNHKでプログラミングの番組が放送されているのですが、2020年からプログラミングが学校の科目に追加されるようです。必修化となります。
プログラミングなんてできなくていいや~と思っているかもしれませんが、もうこれからの時代は他人事ではありません。
あなたの子供がプログラミングがわからなくて教えて、と言ってきたらどうしますか?おそらく多くの人が答えられないでしょう。
何かツールを作るのでなくても、覚えておいて損はないのです。
英語よりもプログラミングのほうが重要になる
これから先の時代は英語も必要な時代です。どんどんグローバル化が進んでいますからね。
では英語とプログラミング、どちらが大切なのでしょうか?その答えはプログラミングです。
なぜかというと、近い将来、コンピュータによる翻訳がどんどん進み、スマホがリアルタイムに翻訳する機械になるでしょう。
人の仕事はどんどんロボットに奪われています。英語を使う通訳といった仕事もロボットに奪われてしまうでしょう。
これから先の時代を生き残っていくには、ロボットを使う側、ロボットを作る側に回らなければなりません。
輸入ビジネスっていつまで続くの?
『持ってあと5年…』ということは前々から言われていますよね。実際にはもう5年経っているような気はするし、まだまだ稼げるのが事実です。
じゃあ永久に続くのかというと、それはどうでしょう?ライバルの増えっぷりがすごく気になりますねぇ。
やはり誰にでもできる簡単な作業ですので、新規参入はどんどん増えていきます。いつかはわからないけど飽和する方向には向かっているはずです。
誰にでもできることで最後まで生き残るのってむずかしいのです。
あなたが何年、何十年と輸入ビジネスに没頭して、輸入ビジネスで稼げなくなったときに何が残るでしょう?50歳ぐらいだったらまだまだ働かなければならないけど、特殊なスキルがなければ就職はむずかしいです。
就職なんかしないよ!と思っていても、都合よく輸入ビジネスに代わるビジネスがあるのでしょうか?
結局最後にものを言うのはお金を稼ぐための能力です。来るべきジャッジメント・デイに備えてスキルだけは習得しておくべきです。
将来の不安を乗り切るためのプログラミング
プログラムは一度作ったら使い回せる
プログラミングの面白いところは、一度作ったものはいくらでも派生させることができるということです。
たとえばAさんから商品名と商品価格を取得できるツールを1万円で作ってほしいという要望があり作ったとします。
今度はBさんが商品名と商品価格と販売手数料を取得できるツールを2万円で作ってほしいという要望があった場合、Aさん向けに作ったツールをちょこっと改造するだけで作れてしまうのです。
ほとんど時間をかけずに2万円というお金を稼げてしまうわけです。
こういったものを1つだけ作り、あとはひたすらランサーズやクラウドワークスで仕事を請負続ければ…あとは想像できますよね。
実際にランサーズやクラウドワークスのエンジニアはそうやって稼いでいるはずです。ほぼ間違いなく。
プログラミングというだけでむずかしく感じる人が多く、それが参入障壁となっています。
会社の給料だけじゃ不安だ…輸入ビジネスだっていつまで続くかわからない…。今こそ先回りして次の一手を考えておくべきです。
プログラミングを使った仕事は会社員の副業や主婦の在宅ワークにおすすめです。
プログラミングはどうやって勉強すればいいのか?
書籍で勉強する
たとえば、MWS APIを使ってリサーチツールを作るのであれば、わたしのおすすめはC#という言語で作ることです。
開発環境が非常に優秀ですので初心者でも簡単に扱えます。
MWS APIを使ったサンプルプログラムにはPHPという言語を使ったものが多いのでそちらを選択するのも悪くないでしょう。
PHPはリサーチツールという点ではあまりメリットがないのですが、PHPという言語を習得することはかなりメリットがあります。
今の時代、一番重要があるのがPHPですので。
スクールで勉強する
わたしのオススメはネットのスクールで勉強することですね。
どうも最近のは数週間で修了できるところがあるようです。たったの数週間という投資で別のビジネスに展開することができる可能性を得られるのであれば、費用対効果は大きいですね。
まとめ
まとめると下記です。
- リサーチツールを作る程度のプログラミングなら簡単
- プログラミングで覚えることは実はたったの3つ
- 学校で必修化、人の仕事はロボットに奪われている
- ロボットを使う側、作る側になるべき
- 輸入ビジネスはいつまで続くかわからない、先回りしてスキルを習得すべき
プログラミングは習得しておいて損はないでしょう。ありとあらゆる作業が自動化できますからね。
コンピュータを使って仕事をする現代において、プログラミングが使えるということは現代の魔法が使えるといっても過言ではありません。
プログラミングというのは自転車に乗る感覚と似ていて、コツさえつかめばなんでもできるようになります。一度覚えると便利すぎて手放せなくなります。
ぜひ、時間の空いたときにはプログラミングを勉強して見てください。
当ブログではAmazon APIを使ったサンプルプログラムの記事もあります。よければ参考にしてみてください。