非常に興味深い記事がありましたので取り上げてみます。ソースは下記。
どうやらAmazon.comのお買い物を日本円で買い物できるになる上、日本へ配送してくれるようです。
これがいったいどういう問題になるのか?解決策は?という点を書いてみたいと思います。
輸入ビジネスはどうなる?
輸入ビジネスプレイヤーの存在意義が弱くなる
おそらく、輸入ビジネスプレイヤーが一番気にしているのって、『もう輸入転売は終了?』ってことじゃないでしょうかね。
今回の件で輸入ビジネスプレイヤーの存在理由が薄まったのではないかと思います。いや、実際にはまだまだ大丈夫でしょうけど、その一歩を踏み出した感じ。
実際には、まだまだ輸入ビジネスプレイヤーからお買い物したほうがメリットは大きいと思います。
- インターナショナルショッピングなんて知らん。
- 使い方わからん。
- 並行輸入買ったほうが注文してから自宅に届くまでの納期が早い。
Amazonは上記を解決できない限り、まだまだ輸入ビジネスプレイヤーに軍配があがるでしょう。
『Amazon一本化』最初の一歩
Amazonのやりたいことは、Amazonの一本化なのではないかと思います。
世の中のサービスを見ているとわかると思いますが、ここ最近の流れは多様化していたサービスを一本化することに注力しているような気がしています。
そりゃ当然ですよね。わたしだって買い物するときにいちいち、Amazon、ヤフー、楽天の価格を見比べて最安値はどこだ!?と悩みながら買い物をするなんていうめんどくさいことしたくないです。
その悩みを解決するために産まれたのが価格.comでしょう。とまぁこのように、一本化、すべてをまとめあげるビジネスってのが最近すごく流行っているように見えますので、当然Amazonだって世界のAmazonを一本にさせたいでしょう。運用コストも削減できますし。
もし、Amazonが本当にユーザ・ファーストであるならば、
- 全世界の商品を誰でも買い物できる。
- 全世界の商品が明日届く。
っていうところを目指すでしょう。Amazonには適正な在庫数はいくらか、月に何がいくつ売れるか、というのがわかっているはずです。知っているのにやらなかったということは、Amazonは実はユーザー・ファーストではない!と思っていました。
でも今回の件でもしかしたらAmazonは本当にユーザ・ファーストかも?と思えてきましたね。
まだ輸入ビジネスは終わらない?
今回の件はそれほどのインパクトはないと判断しています。
と思うのは早くて、おそらくこれは『テスト』なのでしょう。
わたしが思うに、この機能はどんどん進化します。
今は1つのアプリ内で日本・アメリカというように分かれている感じがしますが、この先は、
- 国境という区切りが無くなる。
- 全世界の買い物を全世界の人がシームレス(つなぎ目なし)にできる。
というところをAmazonは目指していくと思います。
未来を予想する
輸入ビジネス関連の情報発信者には『AIの発達により人の仕事が奪われる!?副業で輸入ビジネスやろう!!』みたいな人がいます。
ざんねんながら、AIの発達で無くなる仕事の1つに輸入ビジネスが候補としてあがるかと思います。
わたしはよく『輸入ビジネスはあと5年大丈夫、10年後はわからない』というようなことを言っていますが、ネットの世界はあまりにも変化が激しいと感じています。
今、月利100万円以上を出していて輸入ビジネスが無くなったら次!と思っていても、輸入ビジネスで成果を出せていたことは、
- 豊富なノウハウが大量にある。
- 無料で出回っている。
- ツールが充実している。
という恵まれた環境にあったからこそ成果を出せていたということを忘れてはいけません。
もし、それらがなかった場合、あなたには『輸入ビジネス』という概念すらなかったはずです。作業内容は簡単ですが、別の誰かが先に開拓してくれていなければわたしも1日1~2時間で20万なんていうお金稼げているわけがないです。
そう都合よく次の時代に輸入ビジネスほど再現性が高く儲かるビジネスがあるかはわかりません。
何が言いたいかと言うと、
- 輸入ビジネスを30年~40年、一生続けていられるとは思わないほうがいい。
- 輸入ビジネスほど容易で再現性が高く儲かるネットビジネスはない。
- 輸入ビジネスは『異常に儲かる』ということを認識しておくべき。
というわけで、わたしは常々飯を食うためのスキルは身につけておくべき、ということを主張させていただいております。お金的資産だけではなく、身に宿る資産も持つべきである、と。
わたしはあくまでも副業派ですが、もし独立するのであれば5~10年の間に一生分のお金を稼げる見込みがあると判断できたときにすべきでしょう。
まとめ
- Amazon.comの買い物を日本円で購入できるようになった。
- インターナショナルショッピングを利用するより日本の並行輸入買ったほうがメリットが大きい。
- まだ…『輸入ビジネスは!!!終わらねェ!!!(ドンッ』
- インターナショナルショッピングは全世界Amazonの一本化、シームレス化のテストなのかもしれない。
- 輸入ビジネス含むネットビジネスは全体的に変化が激しく脆弱。一生続けられる仕事とは思わないほうがいい。
- 輸入ビジネスをやるな!という意味ではなく、今儲かるうちにできる限り儲けておけよ!という話。
わたしも輸入ビジネスで違った角度から稼がせてもらっていますので、無くなってほしくはないです。
だからといってこの先何十年もありつづけるというような希望的観測はしていません。常に最悪は想定しておいたほうが良いです。
Amazonにとって、ユーザー・ファーストのゴールはどこなのか?
そういうことを考えていると自ずと答えが出てくるはずです。わたしにはAmazon本体がすべてメーカーから仕入れるという姿が見えてきますが。(独禁法がありますけどね)
とにかく、稼げるうちはひたすら稼いでおきましょう!
もっとも最悪なのは、『なんだ、どうせもうすぐ終わるのか』といって何も行動を起こさないことです。ネットビジネスなんてどこもかしこも『飽和状態、オワコンだ、後発組は稼げない』なんてことを何年も前からずーっと言われ続けていますが稼げている事実。1年でも2年でも、稼げるならやるべきです。