当ブログでは下記のような質問をいただくことがあります。
現役のエンジニアとして、輸入ビジネスとして使える推奨スペック(性能)のパソコンを紹介してきたことがあります。
今回は私が実際に使っているパソコンについて、紹介していきます。
輸入ビジネスに使うパソコンの選び方
ノートかデスクトップか
パソコンは大きく分けると、
- ノートパソコン
- デスクトップパソコン
この2種類に分かれます。
性能が高いのはデスクトップパソコンと考える人も多いでしょう。ですが、輸入ビジネスのような事務系の作業がメインの場合、パソコンの速度よりも利便性を考えたほうが良いです。
私が以前やらかした輸入ビジネスの失敗で、旅行に出かけた直後にお客さんからクレーム、Amazonから
という脅しとも言える連絡がありました。…高速乗った後でしたが、飛んで帰宅しました。
この経験から、いついかなる時でも肌見放さず持ち運べるノートパソコンを選ぶべきです。
想像してみてください。
- 旅行先でお客さんからクレーム
- あなたがケガ・病気で入院
スマホでの対応ではかなり苦しいです。輸入ビジネスは性能よりも利便性です。
OSの選び方
OSは大きく分けると下記があります。
- Windows
- Mac
輸入ビジネスやるならWindowsが推奨です。理由は下記です。
デザインを優先してMacを選ぶ方も多いのですが、輸入ビジネスは作業効率が命ですので、多くの便利ツールが動かせるWindows推奨です。
また、Windowsにも大きく分けると下記の項目があります。
- 32bit版
- 64bit版
- Windows 10 Home
- Windows 10 Pro
- Sモード
などなど。輸入ビジネスで選ぶなら
Sモードはセキュリティを向上させるためにMicrosoft公式のアプリしかインストールできない仕様などと言われています。Windowsを選ぶ理由、汎用性がなくなってしまうため、現段階ではSモードの選択は時期尚早と考えます。
- 32bitと64bitの違いは、一言で言うならメモリ空間の認識の違いです。何言ってるかわからないと思いますので噛み砕いて言うと、
- 32bitはメモリを4GBしか認識できない(厳密には4GBではない。むしろ3GB台)
- 64bitはメモリを4GB以上認識できる
- Windows 10はメモリ消費が激しいOS
- よって、64bit版の一択
Windows 10 Proのほうが速いということはないです。ProにはHomeと違ってサーバ構築に関する機能などがあり、開発者や小規模な社内インフラを構築するのに便利です。ですが、個人事業主には不要と言えます。
CPUの選び方
CPUは例えるならパソコンの頭の回転速度。優秀であればあるほど良いとされています。
大きく分けると下記に別れます。
- Intel Core-iX
- AMD Ryzen X
メーカーの違いです。最近ではほぼ差はないように感じられます。それでいてAMDのほうが若干、安価なイメージです。
余談
ほとんどのツール開発者はIntel CPUで開発しており、テストしていますので、Intelならハズレないという気持ちで私はIntelを選びます。
輸入ビジネスのような事務系の作業がメインであればIntel Core-i5の性能で十分です。
メモリの選び方
メモリもCPUほど、数値が高い、メモリ容量が多ければ多いほど良いとされますが、オーバースペックになりがちです。理由は、メモリが安価で性能アップさせやすいからです。
性能アップさせたつもりでも、パソコンには「ボトルネック」という言葉があり、CPUやストレージの性能が低ければどれだけ良いメモリであっても性能を引き出せなかったりします。
ボトルネックとは
CPUはIntel Core-i5を選択、パソコンの用途は輸入ビジネス(事務系)であれば、メモリは8GBで十分です。
はりきって16GBを搭載しても、最大で使われるメモリは8GB未満に収まるでしょう。つまり、張り切って搭載した+8GBが完全に無駄になるということです。
ストレージの選び方
ストレージには大きく分けて下記があります。
- ハードディスク(HDD)
- SSD
主にファイルを保管しておく場所になりますが、ストレージによってパソコンの速度も大幅に変わってきます。
理由は、Windowsのプログラムはストレージに保管されており、処理を実行するためにはストレージからプログラムを読み取り、実行するためです。処理速度はストレージから読み取る速度に依存しますので、HDDよりはSSD推奨です。
SSDにはM.2 SSDという比較的新しいものがあり、M.2 SSD推奨です。M.2 SSDはSSDでも、データを運ぶ「経路」が異なるというものです。ストレージのアクセス速度にはデータを運ぶ電線・回線速度も関わってくるというわけです。
現役エンジニアが選んだもの
というわけで、現役エンジニアである私が輸入ビジネス向けパソコンとして選ぶのは、
- メーカー:マウスコンピュータ
- 型:mouse X4-i5
スペックは下記になります。
- Window 10 Home 64bit
- Intel Core i5-10210U
- メモリ 8GB
- M.2 SSD 256GB
- 14インチ フルHD ノングレア
10万円未満で購入できます。(9万円ぐらい)
ソフトウェア開発者なのでIntel Core i7がほしいところですが、個人事業規模のソフトウェア開発でもCore i5でも良いかなと思いました。ましてや輸入ビジネスのような事務系ならなおさらIntel Core i5で十分でしょう。
メモリも以前は16GBのものを搭載していたのですが、メモリ使用量を監視した結果、8GB以上使用されることがなかったので8GBにしました。
- Intel Core i7
- メモリ16GB
これらのスペックに変更すると、価格も10万円を超えてしまいます。(以前購入したときは12万円ぐらいになりました。)
マウスコンピュータを使ってみて良かったところ
使ってみてよかったところは、
- 小型なので携帯しやすい。
- セミナーやコワーキングスペースに持ち運びやすい。
- 旅行のお供にも持っていける
- 性能、パソコンの処理速度には不自由なし
- 思いの外、丈夫。マウスコンピュータのパソコンで壊れた経験なし
- 周りがMacとかDELLとか使ってる中、マウスコンピュータ使ってると「コアなユーザー、スペシャリスト」感が出る
やはりマウスコンピュータの良さは、使っててかもしだされる「ヘビーユーザー」感だと思ってます。
MacとかDELLとかHPとか、大衆向けのパソコンに飽きたので、ちょっとコア寄りなBTOパソコンが遊び心あって良いのです。
マウスコンピュータを使ってみて悪かったところ
もちろん悪いところもあります
- 見た目が安っぽい
- 触ってみても素材の安っぽさを感じる
- なんとなく、故障しそうなイメージがある
- しかし実際は故障しない。むしろ故障しないせいで買い替え時期がわからない
基本的に悪いところは「安っぽく感じる」、「壊れやすそうに見える」以外にないです。でもこれらはパソコンの性能や品質には結局関係なかったんです。
実際に今のところマウスコンピュータのパソコンが壊れたことを体験していないです。あくまでもそのように見える・感じるというお話です。
私は職業柄、数多くのパソコンを使ってきました。仕事では某D社のパソコンを多く使ってきたのですが…今のところ某D社はだいたいなんかしらのトラブルが発生しています。
- 筐体が割れた
- 電源から煙が…
自宅での使い方と違って、持ち運びの機会が多いせいもあると思います。
某D者は安くて性能が良いのですが、誰も彼もが使っているパソコンのロゴを見るのがウンザリというぐらい嫌気がさしてます。
せめて自宅ではもう少し遊び心のあるパソコンを使いたい、という気持ちから、カワイイ女の子が歌って踊って宣伝してるマウスコンピュータを選びました。日本の企業ですので内需に貢献できるという意味も込めて。
マウスコンピュータ「mouse x4-i5」の評判
ツイッターで下記のような評価を見かけました。
めちゃ軽いんご
mouse X4 i5 pic.twitter.com/t8wFIB4BhY
— もくめゆう(杢目ユウ)|シンプシー (@mokume7) February 19, 2020
自分はマウスコンピューターのmouse x4-i5というパソコンを買いました!
生協のパソコンよりは全然安いと思います!— Y (@yyschsc) March 7, 2020
おはようございます。
今日1/22は、カレーの日です
学校給食開始35周年を記念して、全国の小中学校でカレー給食が出されたことから。
あと乃木坂46の生田絵梨花さんのお誕生日という事なので、現在店頭で展示中のマウスコンピュータのところに生田さんの等身大パネルあるよってお知らせしときますね。 pic.twitter.com/7vnx2CWqzH— 芝浦工大生協 豊洲キャンパス (@SIT_COOP_tys) January 22, 2020
Windows7のサポート終了により買い替えました。同じような7ユーザーは少なくないと思います。その出費が消費税増税分より大きい上に買い替えにも消費税がかかり泣き面にスズメバチの大群。このタイミングで。国内組み立ての安いマウスコンピュータを買い、使うソフトだけを入れてコストを抑えました。
— 牧村しのぶ (@yatomibuncho) January 30, 2020
まとめ
以上のことをまとめると下記になります。
- 輸入ビジネスは事務系作業なので性能よりも利便性
- ツールを動かすため、作業効率向上のため、Windows 10 Home 64bit一択
- Intel Core i5やメモリ8GB程度にしてコストを抑えてOK
- Mac、DELL、HPのような大衆向けパソコンなど、コアなユーザーの眼中にない
現役のエンジニアはこれからもマウスコンピュータを選び続けます。ちょいちょいキャンペーンとかやってて安く買えたりしますし。mouse x4-i5の購入は下記リンクより。