輸入ビジネスの基本はアメリカAmazonで仕入れて日本Amazonで販売する、というものです。
仕入れ対象は基本的には新品です。しかし、海外のサイトは若干仕様が異なっていたり英語がわからず誤解釈してしまうことがあります。
新品を買ったはずなのに中古品が届いた…。
そんな悲しい事故もきっとあるでしょう。
しかし、わたしはある手法を使うことで間違えることなく新品商品を購入していました。今回はその手法についてご紹介します。
アメリカAmazonなど、海外のネットショップで間違えずに新品を購入する方法
簡単に説明しますと、エクセルのHYPERLINK関数を使って編集したURLから仕入れを行いましょう、というものです。
アメリカAmazon 新品オプションを選択
まず最初に仕入先であるアメリカAmazonを開きます。
仕入れをしたい商品を検索し、商品ページに飛ぶ。そしてセラー一覧ページに進みます。
セラー一覧ページになるとConditionの選択が現れます。新品だけの出品者を表示するか、中古だけの出品者を表示するか、フィルタすることができます。
今回は新品セラーだけを表示させたいので、Newにチェックを入れます。
URLをチェックする
Newにチェックを入れたらページがリフレッシュされます。完了したらURLを確認してみましょう。
https://www.amazon.com/gp/offer-listing/B00NHQFA1I/ref=olp_f_new?ie=UTF8&f_new=true
URLをチェックすると、ASINとnewにチェックを入れたことによるオプションが付与されていることがわかります。
すべての商品のおいて新品商品を購入したいのであれば、ASINだけが動的に変われば良いということになります。
エクセルのHYPERLINK関数を利用する
=HYPERLINK("https://www.amazon.com/gp/offer-listing/"&A1&"/ref=olp_f_new?ie=UTF8&f_new=true")
チェックしたURLより、すべての商品に対して新品のみを表示するページを開くハイパーリンクを作るには上記のエクセル関数になります。
A列にASINを入れ、エクセルのオートフィル機能を使えばAmazon.comの新品リンクが一瞬にして何千、何万と作ることができます。
新品しか表示されないリンクの出来上がり
出来上がったリンクを踏めば、必ず新品だけが表示される商品ページとなります。
こうすることで間違えて中古を購入してしまうというリスクを排除することができます。
eBayなどでも応用が可能
試しにeBayも試してみましょう。
『lego』で検索し、newにチェックを入れた時のURLは下記になります。
https://www.ebay.com/sch/i.html?_from=R40&_nkw=lego+classic&_sacat=0&LH_TitleDesc=0&rt=nc&LH_ItemCondition=1000
eBayの場合はItemConditionの数値でnew、usedが切り替わるようです。詳しくはusedにチェックを入れてitemConditionの値をチェックしてみてください。
これをエクセルのHYPERLINK関数を使うと下記のようになります。
=HYPERLINK("https://www.ebay.com/sch/i.html?_from=R40&_nkw="&A1&"+classic&_sacat=0&LH_TitleDesc=0&rt=nc&LH_ItemCondition=1000")
このような感じでeBayだけではなくどこでも対応していくことができます。
注意!出品者が必ず新品を送るとは限らない
新品しか購入していないんだから中古が混ざってくるなんてことはありえない。
ここで過信してはいけません。出品者がかならずしも新品を送ってくるとは限らないということです。
わたしが実際に体験したことなのですが、新品を購入したはずなのに中古が届いたという事例がありました。
というかわたしは気づかなかったのですが、お客さんに指摘されました。
わたしは指摘を受けて調査をしました。さかのぼってみても中古を間違えて購入した履歴はなく、考えられるとすれば中古を送られてきたか、中古に差し替えられたか、どちらかです。
どれだけ対策をしても、納品時にしっかり検品しなきゃだめってことですね。
まとめ
本対策により中古商品を間違って購入してしまうというミスを限りなくゼロにできるのではないでしょうか。
出品者が意図的かどうかはわかりませんが、中古品を送りつけてくるリスクはどうがんばってもゼロにすることができません。
ですが、できることはやっておいたほうが良いです。
アメリカAmazonで仕入れ、購入をする時には、直接Amazonのページから商品購入ページを進むのではなく、エクセルでハイパーリンクを作って、そこから飛んで購入するのが安全です。