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Amazon MWS APIとは?あなたのリサーチ作業が加速する!

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まだ手作業でリサーチしてるの?

輸入ビジネスにおいてもっとも時間がかかる作業「リサーチ」、効率を上げたいと考えたことが一度はあるでしょう。

わたしは本業でシステムエンジニアというものをやっています。仕事の内容はおもにプログラムを作ること。

システムエンジニアとかいう職業は効率化の鬼、効率化のお化けです。ありとあらゆる作業を自動化するのが得意です。

わたしは輸入ビジネスをする上で、自作のリサーチツールを作ってリサーチをしていました。モノレートの自動巡回ツールも作ったりして、基本的にリサーチは会社に行っている間にツールが終わらせてくれていました。

このようにリサーチ作業の大半は自動化が可能なわけですが、あなたはまだ手作業でリサーチをしていますか?その作業、ツールを使うこと、MWS APIを使うことで自動化できます。

AmazonのMWS APIとは?

輸入ビジネスを行う上で、なんとなくMWS APIという言葉を聞いたことはないでしょうか?英字を羅列されるとよくわかりませんよね。

今回はシステムエンジニアであるわたしがMWS APIについて説明します。

Amazonのデータベースにツールが接続するための出入り口

MWS APIとは、Market Web Service Application Programing Interfaceの略です。

マーケットプレイスwebサービスはなんとなくわかるけどAPIって何?APIはツール、プログラムが別のプログラムに接続するための出入り口です。

Interface(インタフェース)という概念については多くの方が認識しづらいものなのですが、わたしは人に説明する際には「出入り口」と表現するようにしています。接続するための口、コネクタ…そんなイメージです。

親切なことに、Amazonはツールが接続するための出入り口をわざわざ用意してくれているのです。それはもう「どうぞここから商品データをたくさんダウンロードしてくださいね」という感じで。

MWS APIを使うにはプログラムの知識が必要

MWS APIを利用するにはプログラミングの知識が必要になります。この時点で

「あぁ、自分には無理だぁ…」

という方が大半を占めるでしょう。

だからといってMWS APIを利用しないという選択はありえません!ランサーズやクラウドワークスにはMWS APIを扱えるシステムエンジニアが多数いますので、ツール作成を依頼してしまいましょう。

具体的にプログラミングのどんな知識が必要なのかというと、C言語の基礎がわかっていれば十分です。

実際に扱う言語はC#、Java、PHPがおすすめなのですが、C言語の基礎をしっかり習得していればどんな言語でも扱えるようになります。

外注さんを探すときにはC#、Java、PHP経験者だと話が早いかもしれません。ちなみにわたしは本業ではC言語のみですが、余裕でツール作成できています。

しかし、システムエンジニアの世界はプロを名乗っていながらプログラミングができないなんて人も大勢いますので油断は禁物です。

スクレイピングとは違う、正規のリサーチ?手段

スクレイピング、簡単に説明するとツールの力を使ってAmazonの商品ページを根こそぎダウンロードしたり自動巡回するような行為です。

スクレイピングはAmazonのサーバにものすごい負荷をかけてしまい、AmazonにもAmazonを利用するお客さんにも迷惑がかかります。

Amazonはスクレイピングを禁止しており、最悪の場合アカウントが停止されたり、サーバをダウンさせてしまうと裁判沙汰になるかもしれません。(サーバダウンなんてまずありえませんが)

一方、MWS APIを使って商品データをダウンロードすることは正規の手段と言えます。上述しましたが、MWS APIを使って商品データをダウンロードするということは「どうぞこちらから商品データをダウンロードしてくださいね」とAmazonが言っているようなものです。

サーバに負荷をかけすぎないための仕組みもありますし、スクレイピングのような後ろめたさもありません。

MWS APIはリサーチのためのものではありませんので「?」をつけました。本来の目的は出品者の作業を自動化するためのものです。出品や納品、収支計算など。

MWS APIを使うとリサーチ作業が速くなる、楽になる

Amazonの商品ページを開かずに価格、重量、手数料を取得できる

MWS APIの存在を知らない、使い方を知らない人は一生懸命Amazonの商品ページを1ページずつ開いて確認しているかと思います。

あなたはAmazonの商品ページ1つ確認するのに何秒かかりますか?価格、重量、手数料、それらを確認するのに軽く10秒以上かかりますよね。

MWS APIを利用すれば1秒で10件、しかもそれを行列のフォーマットにして商品データを取得することができるようになります。

その出力結果とエクセル関数を組み合わせれば、一瞬にしてリサーチ完了です。

一瞬にして数十件の商品データがダウンロードできる

手作業だとAmazonの商品ページを1ページずつ確認しなければなりません。商品ページから価格、重量を抜き出し、さらにFBAシミュレータを使って手数料を計算して…そんな作業を何百回と繰り返します。

一方、ツールを使うとまとめて数十件、数百件をリサーチすることができます。ツール、というかプログラミングはそういったまとめて作業するのが得意なんです。

もう1ページ1ページ、webページを開く必要がなくなります。

利益が出るのかどうかいちいち計算しなくて済む

リサーチをしているとき、そこそこおいしい商品を見つけた時は利益がでるかしっかり計算しますよね。でも実際に計算してみて利益が出なかったりしてがっかり、そんな経験が多いのではないでしょうか。

ツールの力を使って一気に商品の価格、重量、手数料を取得し、利益が出るかどうか計算してしまえば、無駄な計算をしなくて済みます。

まとめ

断言します。輸入ビジネスをやるのであれば、MWS APIを利用しないなんていうことは100%ありえません。

ときに、リサーチは経験が大事でツールを使っているから稼げないんだ、という方がいますが。webページを開いて商品データを取得することと、ツールを使って商品データを取得することに差があると思いますか?

商品データの取得方法は違っても同じデータが取得できます。ツールを使っているから稼げない、なんていうのはオカルト的思想であり、稼げないのは使っているツールが悪いだけです。

残念ながら、市販されているツールは稼げないツールが多いです。むしろ開発者を稼がせるためのツールだったりして、購入者は開発者の家畜になることもあります。

本当に儲かるツールを探して、積極的にツールは使用していきましょう。

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