輸入ビジネスではリサーチ作業をどれだけ効率的に行うかで儲かるかどうかが決まってきます。
リサーチ作業の効率を上げるためには絶対にツールの力が必要です。
それなのにツールをまだ使っていないという方がとても多いです。
ツールを使うとリサーチスキルが育たない、稼げない、などいろいろ言われていますが、それは単純に儲からない・稼げないツールを使っているからという可能性が高いです。
今回はなぜ、ツールを使いたがらない人がいるのか、その問題点をわたしが提起してみましょう。
ツールを使いたがらない理由
1.ツールを使うと儲からない、と上級者にアドバイスされている
わたしの本業はシステムエンジニアというプログラムを作るお仕事です。
輸入ビジネスをはじめた最初のころから自作ツールを作ってリサーチ作業をしています。
初心者のころはなかなか利益が出せず、いろいろ悩んでいました。
ツールを使わずにリサーチをしている人のほうが儲けていたなんてこともよくありました。
そんなとき、わたしが上級者の方からいただいたアドバイスは、『ツールを使っているから利益が出ないんだ』というもの。
輸入ビジネスは楽して儲かる話ではありません。ツールを使う=楽したい、という気持ちが見え隠れします。
おそらくこのようなアドバイスをされた方はわたし以外にもいるでしょう。『あぁ、そうなんだ…』と鵜呑みにされた方もいるでしょう。
でもちょっと待って下さい!手作業で商品データを取得することと、ツールを使って商品データを取得することに差はあるのでしょうか?いや、ありません!
しかしざんねんながら、この世には儲からないツールというものが存在します。儲かるツールといっても実は開発者が儲かるツールだったりします。
ツールを使うと儲からないのではなく、儲からないツールを使っているから儲からないんです。
また、輸入ビジネスには才能のある人ない人にわかれます。
わたしは才能のない側の人間でしたが、ツールのおかげで儲けていくことができました。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たるという発想で、わたしは数・作業量でカバーしたということです。
2.APIキーの取得方法がわからない
失礼な言い方ですが、輸入ビジネスをやっている人の中にはパソコン素人な人もたくさんいます。エクセルすら満足に扱えない人も多いです。
そんな人にいきなり『Amazon APIを使って、こうやって…』なんて言われてもさっぱりわからないんですよね。そのよくわからない言葉が出た時点で挫折です。
ツールの利用からAPIキーの取得まで、下記の記事を参考にしてみてください。これだけは絶対にこの先必要になるし、手順を覚えておいて損はありません。
APIキーを発行することができれば、あなたは確実にワンランク上のリサーチができるようになります。
3.ツールの設定項目が多くて使い方がわからない
高価なツールを買って、APIキーも発行できた。さあツールを使ってリサーチしよう!と思っても、ツールの設定項目が多くてよくわからん…という人も多いでしょう。で、結局ツールの使用をあきらめてしまう。
わたしも販売されているツールの試用期間を利用して使ってみたのですが、まぁ設定項目の多いこと。
これは多くの人にウケるようにツールを開発しているために設定項目が多いのです。設定の自由度が高いほうが多くの人に利用されますからね。
しかし、その自由度の高さが逆にユーザーにとって使いづらいものとなってしまっているのです。
わたしのツールはユーザーが開発者に合わせるという俺様仕様ですので設定項目が異常なまでに少ないです。ASINとAPIキー、この2つしか設定項目がありません。
このほうがバグも出づらいし楽なんですよ。個人で開発しているのでそれぐらいは大目に見てもらいたいし、バグが少ないというのはお互いにとってメリットになります。
4.ツールを使ってリサーチした商品はライバルが増えすぎて儲からなかった
販売されているツールでリサーチ出来る商品は、基本的には日本Amazonと海外AmazonでASINの一致したものにかぎります。プログラムの力ではどうがんばってもASIN不一致の商品はリサーチできないんです。
もし、今後ASIN不一致も自動でリサーチできるようなツールが登場したならば、それはツール使用者の秘密にしているデータを抜き取っている可能性が高いです。
ASIN一致の商品は楽にリサーチができるため、ライバルが爆発的に増える傾向が強いです。その分数で勝負だ!と思う人もいるかもしれませんが、ASIN一致はどれだけ数こなしてもあんまり儲かりません。
しいて言うならば、そういったツールでASIN一致の儲かる商品を見つけて、その商品を扱うことを避けるために使うのが良いでしょう。
当ブログで公開しているツール『AsinStocker』ではASIN不一致もリサーチしやすい仕組みにしています。手動でASINを対応させていく必要がありますが、その手間が大きな差別化になっていきます。
5.ツールを使うとみんなが同じ結果を見ているから儲からない
リサーチツールの中には、あらかじめツール開発者がリサーチしたデータベースを参照するようなツールが存在します。そういったツールは大して儲からないです。
というのも、ツール利用者がみんなで同じデータベースを参照しているためです。よく『ずらして使う』なんて言われたりしますが、ずらしても大して儲からないです。
ずらす、とは、一番利益率が高い商品、一番利益額が大きい商品、という検索をするとみんなが同じように検索して競合しやすいため、このキーワードで利益率が20%、とか、ターゲットを絞っていくことです。
まぁそうやっても大して儲からないでしょう。どんなにずらそうとも簡単に見つけられてしまう以上、競合は増えやすいです。
まとめ
- ツールを使うことに対してマインドブロックがある
- そのマインドブロックは上級者からのアドバイスだったり語彙がなかったりパソコンの扱いが不慣れだったりするもの
- 効率を上げるためにはツールの使用は必須
- ただし、楽して儲かるツールは儲からない、効率を上げるツールを使うべし
わたしはソフトウェア開発者であるため、ツールの仕様を理解すればだいたいその構造がわかってきます。
規模にもよりますが、仕様を見れば同じものを作ることが可能です。
それでもわたしは同じツールを作るということはせず、自分自身がもっとも効率よく作業ができるようにするためのツールを開発しました。それが当ブログで公開しているツールたちです。
実際にそれをつかって稼いできました。輸入ビジネスセラーが作って儲けてきたツールなのでガチのツールです。ツールは悪ではなく、これからの輸入ビジネスでは必須ですので、ぜひ導入してみてください。