輸入ビジネス自動化手法

ツールについて

現役のSEである私がよくやる5つの自動化手法!簡単なコマンドからプログラミングまで

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輸入ビジネスは作業効率命です。作業をした分だけお金に変わるため、どれだけ効率よく時間を使えるかがカギです。

作業効率を上げる方法には下記があります。

  • 人を使った自動化
  • ツールを使った自動化

人を使った作業効率向上はあまりにもお金がかかりすぎます。

人件費は時給1,000円あたりが基準とは思いますが、輸入ビジネス業界では平然と買いたたきが行われているようです。儲かる商品1個見つけたら50円とか。1時間あたりに儲かる商品は1個ぐらいしか見つからないというのに…。

そして人がやる作業にはムラがあります。ミスがあります。なので、わたしはツールを使った自動化を推奨します。

ツールを使った自動化作業を人を使ってやらせる

これがベストでしょう。

じゃあいったい自動化の方法ってどんなのがあるの?というところで、ちょっとわたしがよくやる自動化手法を紹介します。

輸入ビジネスで使える自動化手法

1.iMacros

自動化手法の中で一番カンタンなのはiMacrosというプラグイン・アドオンを使った自動化です。iMacrosはFirefoxのアドオン、Google Chromeのプラグインです。

iMacrosは一言で言えば『ブラウザ・マクロ』です。Firefoxアドオン、Chromeプラグインで探してみてください。

iMacrosはかならずFirefoxで使うようにしましょう。なぜならFirefoxのiMacrosだとjavascriptが併用できるためです。

使い方としては、iMacrosを起動すると下記のメニューが現れます。

  • PLAY
  • RECORD
  • MANAGE

MANAGEは省略します。使用するのはほぼPLAYとRECORDだけ。

読んで時のごとく、RECORDでブラウザの操作を記録し、記録した操作をPLAYで再現する、というものです。

たとえば、下記のような手順を記録することもできます。

  1. FBA料金シミュレータを開く
  2. ASINを入力する
  3. 販売価格を入力する
  4. 計算する

手持ちの全ASINに対してこれらの動作を自動実行できるようになったとしたらどうでしょう?だいぶ作業がはかどりますよね?

ただし、iMacrosは『マクロ』であって『プログラム』ではありません。その違いは『静的』か『動的』かであり、『動的』でなければすべてのパターンを手で書かなければなりません。

そこで必要になってくるのがiMacrosとjavascriptとの併用となるわけです。iMacrosはコマンド形式で、javascriptを使ってコマンドを動的に扱うというイメージ。

2.IE OLE

わたしがもっともよく使う手法かもしれません。

IE、Internet Exprolerには外部のアプリケーションから扱うためのインタフェースが用意されています。

このインタフェースはVBSCriptやVBA、C#など、どこからでも呼び出せます。

簡単に言うと、自作のツールで簡単にIEを遠隔操作できるということ。

IEを遠隔操作し、Amazonやモノレート訪問、そしてデータを取得してくるというツールを作れたりします。

応用すると、セラーが扱っているASINをすべて抜き出したり、キーワードで検索した結果のASINをぶっこ抜いたりすることもできます。

webスクレイピングとは若干違います。webスクレイピングだとHTTPヘッダとかCookieとか、いろいろ考えなければならないのですが、IEを遠隔そうさしているのでそういった部分はすべてIEにお任せ。

簡単にブラウザの操作を自動化することができます。ただし、iMacrosと違ってHTMLやプログラミングの知識が必須となります。

3.UWSC

UWSCは一言で言えば『Windows・マクロ』です。

iMacrosはブラウザに限定した自動化でしたがUWSCはブラウザを含めてWindowsそのものをマクロとして動かすことができます。

マウスやキーボード操作まで自動化できるというのが強みです。

UWSCもプログラミングが必須となってしまいますが、言語はVBライクな言語となっています。

IE OLEと併用することができるため、マウス・キーボード操作 + ブラウザ自動化ということができ、一貫したシステムの自動化までできてしまうような便利ツールです。

APIを持たないツールを自動化するときにはほぼ間違いなくこれ使うってぐらいよく使うのがUWSCです。

4.VBScript

わたしはVBScriptとIE OLEの併用という技をよく使います。

ファイルの拡張子を『.vbs』にすることでVBScriptになります。

その理由は、VBScriptはコンパイル不要でコードを書けばすぐ動くというメリットがあるためです。

環境に依存してしまう可能性はありますが、環境を構築させるよりはずっと敷居が低いです。

あまりむずかしい仕事をさせられないという制限はありますが、ファイルのコピーや移動といった簡単なことならVBScriptで片付けてしまう事が多いです。

5.batファイル

batファイルはファイルの拡張子を『.bat』にすることでbatファイルとなります。

batファイルはプログラミングではありません。一言で言うならbatは『コマンド処理』、『逐次処理』です。

コマンドを順に並べて、順に実行する。ただそれだけ。

単純ゆえにむずかしくないですし、お決まりの作業を任せるには便利です。

VBScriptと同じようにファイルのコピーや移動などをおまかせしたりします。

例えばいつもお決まりのバックアップ作業があったとしたら、batファイルで処理してしまうのは良いかもしれませんね。

まとめ

  • リサーチ作業の自動化に使えるブラウザマクロのiMacros。
  • もう少し複雑なことをさせたいならIE OLEを使う。
  • WindowsマクロのUWSCはマウス操作やキーボード操作も記録、実行できる。
  • VBScriptとIE OLEの併用でリサーチをプログラマブルに自動化。
  • 日常におけるルーチンワークはbatファイルで自動化。

多少というかそれなりにコンピュータの知識が必要になってきます。

むしろこれこそ外注に開発依頼しても良い部分ではないでしょうか。

ここで伝えたいことは、こういう方法があってこういう名前してます、ということです。要は、わたしはあなたに『概念』を伝えたかったんです。

こういうことができる、こういう名前のものがある、ということを知っているだけで、あとはGoogleなど使って調べたり、知っている人を探すだけで物が作れるようになりますからね。

参考にしてみてください。

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