Amazonで出品する際、セラーセントラルへの登録が必要です。
出品に必要な作業や手順なども、Amazonセラーセントラルで確認できます。
一方、Amazonで物販を行うならツールの利用は必須ともされ、セラースプライトはその代表格です。
では、Amazonセラーセントラルとセラースプライトは何が違うのでしょうか。
今回は、両者の特徴や差異とともにツールが推奨される理由、Amazonセラーセントラルのみでの作業は難しいのかを見ていきます。
Amazonセラーセントラルで行えること
Amazonセラーセントラルでは、主に出品した商品の管理が行えます。
在庫状況や売り上げの確認、広告出稿などのプロモーション活動、またこれらデータのレポートも取得可能です。
ただ売り場を借りるというだけでなく、商品にかかわるデータを把握できます。
そのため、在庫の補充やプロモーションといったタイミングを図りやすいです。
また、Amazonsellerというアプリがあり、スマートフォンなどのモバイル機器でも利用できます。
外出先で問い合わせなどの通知が来ても、対応しやすいです。
Amazonセラーセントラルにできないこと
Amazonセラーセントラルは、あくまで自社製品の管理画面です。
そのため、自社製品のデータだけで完結する問題なら対処できますが、他社製品については把握できません。
例えば、自社製品の売り上げが滞っている時、急な値上げや広告をやめたなどの理由であれば察せられます。
しかし、ライバルの登場で購入者がそちらへ流れてしまったなどの場合、Amazonセラーセントラルだけで把握するのは難しいでしょう。
そんな、自社製品以外のデータ分析で役立つのがセラースプライトです。
セラースプライトの役割
では、具体的にどんな点で、セラースプライトは役立つのでしょうか。
ここでは、セラースプライトの特徴をご紹介します。
ライバルの分析も容易
セラースプライトは、自社製品以外であっても分析できます。
商品のASINが必要な分析もあれば、ジャンルやキーワードだけで済むものもあり、対象についてよく知らない場合にも使いやすいです。
ゆえに、ライバルに原因がある問題でも調べられます。
加えて、ライバルのデータを知ることは、自社製品の販売戦略を考える際にも役立ちます。
特に同じジャンル、似た製品同士であれば、売り方も参考にしやすいです。
拡張機能でAmazonセラーセントラルとの同時利用も
セラースプライトはモバイル機能がないため、パソコンブラウザが閲覧できる環境でのみ利用可能です。
一方で、会員ページにログインするウェブ版のほか、拡張機能版が存在します。
拡張機能をブラウザにインストールしておけば、Amazonのページを開きつつセラースプライトも使うという併用が可能です。
そのため、Amazonセラーセントラルでの作業中にも、わざわざセラースプライトにログインする手間が省けます。
Amazonセラーセントラルとセラースプライトを使い分けるポイント
Amazonセラーセントラルには分析に限界があり、セラースプライトのみでは出品自体ができません。
ゆえに、さらなる売り上げや効率を求めるなら両者の併用は必須です。
ここでは両者の違いを踏まえ、併用の際、どのように使い分ければよいのかを見てみました。
セラースプライトは自社製品の分析も可能
セラースプライトでは他社製品の分析できるとしましたが、無論、自社製品も可能です。
そのため、Amazonセラーセントラルとセラースプライトで、重複する機能も出てきます。
ゆえに、どちらで何を分析するか、配分を自由に決められるのも魅力です。
例えば、Amazonセラーセントラルでは在庫補充や問い合わせ対応といった、直接的な出品作業のみにしてもよいでしょう。
リサーチ関係をセラースプライトで全て行えば、データの比較もしやすいです。
費用重視で決める
セラースプライトには無料プランのほか、複数の有料プランがあります。
機能によっては無料会員では使えない、あるいは制限されているものもあり、状況に応じてアップグレードが必要です。
ただ、決して安くはないため、アップグレードの前に必要な機能かしっかり見極めましょう。
もし、自社製品に関する機能はAmazonセラーセントラルで十分なら、それ以外の機能だけをチェックすればよいでしょう。
少なくともAmazonセラーセントラルは、出品の時点で費用が発生します。
出費が必須になっているなら、その分Amazonセラーセントラルをフル活用し、セラースプライトはあくまで補助とするのも手です。
ちなみに、セラースプライトのアップグレードはいつでも行えます。
次の更新も端数切捨てではなく1年しっかり使えるので、するしないを即決せず、しばらく様子を見るのもよいでしょう。
まとめ
Amazonセラーセントラルは、主に出品した自社製品の管理を行います。
そのため、自社製品のみの問題であれば発見しやすいですが、他社製品が絡むと判断しにくいです。
セラースプライトなら、こうしたAmazonセラーセントラルで対処しきれない部分にも応じられます。
出品するだけならAmazonセラーセントラルだけでも問題ありません。
ただ、販売の効率を高めたり売り上げを伸ばしたりするのであれば、ぜひセラースプライトを併用してみてください。
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