商品名や関連語はもちろん、それらに類似のワードが見つかることもあるのが動的マイニングです。
動的マイニングで見つかる以上、その言葉は少なからず、実際の商品検索で使われています。
つまり動的マイニングを使えば、より検索や広告で見つかりやすいキーワードを探せるわけです。
そこで今回は、セラースプライトで動的マイニングを分析する方法ご紹介します。
セラースプライトで動的マイニングを調べるには
まずはセラースプライトで動的マイニングを調べる方法から見ていきましょう。
バージョンアップで静的・動的の個別検索が廃止
セラースプライトの動的マイニングは、キーワードの項目から利用できます。
メニュー欄にあるキーワードマイニングを選ぶだけです。
以前は検索時に静的・動的マイニングの選択まで行えましたが、セラースプライトのバージョン2.0以降は廃止されました。
ゆえに動的マイニングのみの結果を表示されることはできず、静的を含めた全体の結果から判断します。
必要に応じて条件設定
キーワード入力欄は、知りたい商品名や関連語などを入れてみましょう。
もし上級者であれば、フィルタ機能を使ってさらに条件を絞り込むのもおすすめです。
静的マイニングの場合は、条件指定の中のルートマッチを選ぶことで利用できます。
また国も選択できるので、海外の動向が気になる場合は、日本以外を選ぶことも可能です。
拡張機能からキーワードマイニング
ちなみにセラースプライトには拡張機能版があり、こちらからもキーワードマイニングが使えます。
拡張機能をダウンロードしたら、Amazonを開き、キーワードマイニングで調べたい言葉で検索しましょう。
あとは検索結果のページでセラースプライトを開き、キーワードマイニングを選ぶだけです。
セラースプライトで動的マイニングを探しやすくするには
直接動的マイニングのみを検索できなくなったため、分析結果をただ眺めるだけでなく、絞り込みなどをして判断する必要があります。
セラースプライトのキーワードマイニングでは、以下のような分析が可能です。
- 関連商品の画像表示
- グラフによるデータの可視化
- 長期間の変遷
- 複数ワードの比較
- データのエクスポート
文章のみの場合と異なり、画像やグラフでの確認なら、動的マイニングのような直接的でない関連性も見つけやすいです。
また一覧表示の場合でも、項目の並べ替えによって必要な要素を見やすくできます。
指定期間のトレンドや、季節性、該当する商品の販売数など、項目は豊富です。
以下でもう少し詳しく見ていきましょう。
画像表示でライバル商品が分かりやすい
各キーワードにおける関連商品の画像表示は、見た目から自社製品との類似性が分かります。
商品名だけではライバル製品なのか分からなくても、画像なら判断しやすいでしょう。
また、自社製品があれば、そのキーワードで検索されていることも分かります。
仮に自分の意図しないキーワードが見つかれば、動的マイニングと言えるでしょう。
ちなみに、表示される商品は検索キーワードにおけるAmazonの売れ筋トップ10です。
もし自社製品と似たものがあれば、ライバルかつ人気商品ということで、売り方を参考にするのも良いでしょう。
複数ワードの比較で効率よくキーワード選び
結果に表示された複数のキーワードを比較することで、効率よくキーワードが選べます。
例えば、キーワードは単純に検索数が多ければいいとは限りません。
あくまでも最終目的は、商品を買ってもらうことです。
ゆえに、検索数だけでなく関連商品の販売数も含めた比較をして、より購入に適したキーワードを探す必要があります。
セラースプライトであれば、数値だけでなくグラフでも表示ができ、より分かりやすいです。
グラフなら比較時はもとより、1つのキーワードでも時間経過による変化が視認でき、より売れやすい時期を予測できます。
エクスポートデータをさらに分析
セラースプライトのキーワードマイニングには、一括分析という機能があります。
検索結果をExcelにエクスポートした後、この一括分析を使うと、各ワードの重要度を調べることが可能です。
そして結果ページで注目ワードを選ぶと、各ワードの後ろに数字が表示されます。
数字が大きければ大きいほど、そのキーワードが重要ということです。
キーワード一覧というだけでは、どれが知らなかったものか判別がつきにくいかもしれません。
しかし重要度の高い順に確認していけば、見落とす心配もありません。
さらに細かく分類すれば、商品名のような静的マイニングはもちろん、機能やデザインなど動的マイニングに近い要素についても分析できます。
まとめ
セラースプライトのキーワードマイニングは、アップデートにより静的・動的の指定分析はできなくなりました。
しかし、ユーザーがどう検索しているのかを調べるのは変わりません。
条件のフィルタリングや並べ替え、グラフなどを駆使することで、動的マイニングの結果を導くことは可能です。
もちろん静的マイニングと異なり直接的でない分、動的マイニングはキーワードの量も少なくありません。
ただ重要度などで絞り込めるため、今まで意図せず、かつ人気のあるキーワードを探しやすいです。
ユーザーにより見つけやすい、そして購入に繋がるキーワードを発掘しましょう!
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