商品の需要が高ければ売れ行きも期待できますが、求める声は目に見えるものばかりとは限りません。
ついで感覚で仕入れた商品が意外にも人気を博した、そんな話を聞いたことはないでしょうか。
より大きな売り上げを目指すなら、隠された需要、潜在市場にも目を向ける必要があります。
そこで今回は、セラースプライトにて、潜在市場の分析をする方法をご紹介しましょう。
セラースプライトの商品リサーチで潜在市場を設定
セラースプライトで潜在市場を分析するには、まずウェブ版の商品リサーチ機能を開きます。
商品リサーチは、ビッグデータ商品セレクトのカテゴリ内です。
メニュー一覧が見にくい場合は、お気に入りに登録しておくと、以降スムーズに使えます。
商品リサーチを開いたら、設定項目の中のプリセットモードを探しましょう。
その中に潜在市場もあるので、機能がオンになっていることを確認し、商品リサーチを開始します。
ちなみに設定は、潜在市場の項目をクリックするだけですから、オフになっていても簡単に利用可能です。
また、プリセットモードの下には細かい項目が設けられていますが、最初の内は特に入力する必要はありません。
特定の条件下における結果が見たい場合など、必要な時に改めてチェックしてみて下さい。
一方、潜在市場を含むプリセットモードは、選択するだけで適した条件を自動入力してもらえます。
例えば潜在市場の場合は月間販売数の最大値に600、月間販売数成長率の最低値に10、出品日付に直近半年と入力された状態です。
便利なプリセットモード
ちなみに商品リサーチの場合、潜在市場以外にも、次の設定が選べます。
- 急上昇ランキング
- 成長期市場
- 滞貨一掃市場
- 投機市場
- 高需要低要求市場
- カテゴリー揃いマーケット
- 精選品マーケット
- 最低価格／小型軽量商品プログラム
- 初心者におすすめ
- BSR1000＋
各項目の上にカーソルを合わせると説明が表示され、それぞれがどんな条件でリサーチするか分かりやすいです。
これらのプリセットモードも、状況に応じて使い分けてみましょう。
旧バージョンの場合はキーワードトレンドリサーチから
もしセラースプライトのバージョンが古い場合、メニューや機能名が異なる可能性が高いです。
もし商品リサーチ内に潜在市場がない場合は、キーワードトレンドリサーチを探してみてください。
セラースプライトのウェブ版から、キーワードトレンドリサーチを開きます。
潜在市場はプリセット欄にあるので、設定されていることを確認したらキーワードトレンドリサーチを実行しましょう。
またキーワードトレンドリサーチでは潜在市場のほかにも、以下の設定が利用可能です。
- トレンド市場
- 人気市場
- 検索急上昇市場
表立って需要のある市場についても調べられます。
セラースプライトにおける潜在市場での表示結果
潜在市場では、販売量と増加率が高い商品やキーワードが優先されやすいです。
推移については「月を選ぶ」で指定した期間とは別に、過去6か月での変化を基に表示しています。
また一覧にある商品をクリックすると、以下のような詳細なデータを閲覧可能です。
- 商品
- カテゴリー
- BSR
- トレンド
- 販売数
- 販売数成長率
- バリエーション数
- 価格
- Q&A
- 評価数
- 月新増加数
- 評価
- 評価率 など
各月の販売データや推移のグラフなどを確認でき、項目によっては、親ASINと子ASINそれぞれの結果が見られます。
加えて商品ごとの結果をクリックすれば、より詳しいデータが表示されるので、徹底した分析を求める方にもおすすめです。
リンク経由で別機能の分析結果も
商品リサーチで分析した潜在市場の結果には、セラースプライトの別機能へのリンクも貼られています。
これにより、該当商品をほかの機能でも分析したい場合も、リンクを経由すればすぐチェック可能です。
例えば検索結果一覧ページでは、商品ごとに次のリンクが見られます。
- カテゴリーで類似商品を閲覧する
- 売れ筋ランキング
- 新着ランキング
- 市場分析レポート
- 似た商品
- 意匠検索
さらに商品画像にカーソルを合わせると、拡大画像と共に以下の分析結果が利用可能です。
- キーワード逆引きリサーチ
- 注文ワード逆引きリサーチ
- 広告インサイト
- トラフィック源をリサーチ
- 関連トラフィック
気になる商品が見つかった場合、上記の機能であればその場で結果が分かるため、リサーチもよりスムーズに行えます。
潜在市場は無料プランでも使える
セラースプライトの商品リサーチは、無料プランであっても使えます。
ただし一部の機能は制限されており、場合によっては必要なデータが手に入らないかもしれません。
これからセラースプライトに登録するという方は、まず無料プランから試し、求める使い方ができるかチェックしてみましょう。
ただ有料プランの場合、商品リサーチはいずれでも無制限で使えます。
そのため、ほかの機能にこだわらないなら、最安のスタンダードプランでも十分です。
さらにコストを抑えるなら、キャンペーン時期を狙ったり、割引クーポンなども活用しましょう。
まとめ
セラースプライトで潜在市場を分析する際は、商品リサーチから行います。
潜在市場はプリセットモードの1つなので、クリックするだけで利用でき、初心者にも使いやすいです。
また、結果画面は詳細なデータに加えてほかの機能へのリンクもあり、様々な視点での分析がスムーズに行えます。
セラースプライトの商品リサーチで潜在市場を調べ、さらなる売り上げアップを狙いましょう！
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