ライバルや特定の商品の売り上げをトラッキングできれば、販売戦略の分析にも繋がります。
しかしAmazonを毎日チェックしているだけでは、手間もかかりますし入手できる情報はわずかです。
そこで今回は、セラースプライトの機能を使って販売トラッキングをする方法をご紹介します。
セラースプライトで販売トラッキングをするには
セラースプライトでライバル商品などの販売トラッキングを行うには、販売数予測機能を使います。
次から詳しく見ていきましょう。
2種類の予測で販売トラッキング
販売数予測には、BSRとASINの2種類があります。
前者は数値、つまりランキングの任意の順位を入力することで、該当する商品の予測が可能です。
対して後者は商品のASINを入力し、予測を行います。
ちなみに、ASINは子ASINで分析する必要があるため、バリエーションが存在する商品は注意しましょう。
販売トラッキングはリアルタイム
どちらの販売数予測でも、結果はリアルタイムで追跡されます。
商品の日間及び月間販売数も表示されるので、過去のデータも参照しやすいです。
また、同日の売り上げと順位の関係などから月間売上を予測できます。
過去のデータを参考に、予測データの校正も可能です。
販売数予測は無料ツール
セラースプライトの機能は、用途などでいくつかに分類されています。
そのうち、販売数予測は無料ツールのカテゴリにあり、誰でも使うことが可能です。
会員登録こそ必要ですが、有料プランにアップグレードする必要はないため、コストをかけずに試せます。
万が一合わないと感じても、試した時間以外のリスクは発生しません。
少しでも気になったら、実際に使って確認してみましょう。
販売数予測の誤差について
販売数予測機能で校正されているとはいえ、時に正確な結果が出ないこともあります。
セラースプライトでは、独自のアルゴリズムでデータを収集・分析していますが、商品の売り上げなどいくつかの要因で問題が起こりやすいです。
もし異常な結果が出たら、以下を確認してみてください。
- 同一ユーザーが同じ商品を1度に複数購入している
- タイムセールなどによるBSRの急激な変動
- 在庫不足にもかかわらずBSRが下がっていない
- モニタリングの遅延
- カテゴリー全体の販売数増加
- BSR500以内のトップセラー
多くに共通しているのは、売り上げが過去に比べて急激に増えていることです。
トップセラーの分析で誤差が生じやすいのも、販売数やBSRの順位が変動しやすいことに起因します。
ただ、いずれも直近や現在のデータを参考にした場合が多いです。
そのため、今のデータを含めず、過去のものを参考に販売トラッキングを行うと対処できる場合もあります。
リアルタイム追跡ならモニタリング機能も
販売トラッキングなら、セラースプライトのモニタリング機能も便利です。
商品モニタリングから販売数トラッキング
特に、商品モニタリング機能の中には、販売数モニタリングが存在します。
販売数モニタリングでは過去のデータはもちろん、直近の1日及び7日間の販売トラッキングが可能です。
商品を追加しておけば、いつでも動向を追跡できるので、逐一入力や分析する手間もありません。
必要に応じて有効・無効を切り替えることもでき、今追跡が不要な商品は無効にすれば登録自体は残しておけます。
また、複数の商品を同時に登録できるので、ライバルやトップセラーなど気になる商品は都度追加しましょう。
一部データはエクスポートして保存も可能です。
オフラインやセラースプライトを開けない時にも振り返れるため重宝します。
モニタリング機能は有料
ただし、モニタリングは有料会員限定の機能です。
販売数予測とは異なり、無料会員では試すこともできないため、コスト重視の方はよく考えてから申し込みましょう。
加えて、登録数など内容も会員プランで変わります。
高額なプランほど制限は緩いので、予めどの程度使うかも把握しておくとスムーズです。
モニタリングでトラッキング不可能な商品
モニタリング機能の場合、次に該当する商品は登録できない、できてもトラッキング不可能です。
- Buyboxに表示されるセラーが変わる
- 配送方法が変更される
- 在庫が999以上
- 数量限定品
- 再入荷や返品による在庫変動
- 親ASINなのに複数バリエーションがある
これらの商品を強引に分析しようとすると、誤った結果が表示されることもあります。
どうしてもデータが欲しい場合は状況が変わるのを待つか、類似商品をモニタリングして参考にしましょう。
まとめ
セラースプライトで販売トラッキングを行うなら、販売数予測機能を活用しましょう。
無料ツールであるため、会員登録さえすれば誰でも使えます。
もしより詳細なデータが気になる場合は、有料会員向けのモニタリング機能も便利です。
ただいずれの機能も、分析する商品や条件によっては正確なデータが出ないこともあるため、異常を感じた場合は適宜対処しましょう。
気になるライバルの販売トラッキングをして動向を分析し、自社の販売戦略に役立ててください。
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