販売する商品を効率よくアピールするなら、広告掲載は欠かせません。
しかし広告は有料であり、費用をどの程度割くか考える必要があります。
費用が少なければ出せる広告も限定されますし、使いすぎては赤字です。
その分、ライバル商品の広告に関する情報は参考になります。
今回は、セラースプライト中でも広告、PPCに関わる機能をご紹介しましょう。
クリックで費用が発生するPPC
そもそもPPCは、「Pay Per Click」の略称であり、クリックされたら費用が発生することを意味します。
つまりPPC広告は、ただ表示しているだけなら費用は掛かりません。
ユーザーが広告をクリックして商品ページに行くなどのアクションがあった場合に、初めて費用が発生します。
とはいえ、商品ページを開いてもらえたからと言って、必ず購入してもらえるとは限りません。
ゆえに広告を出すのであれば、費用は最小限、かつ高確率で購入に繋げるような工夫も必要です。
セラースプライトのPPC関連機能
セラースプライトには、PPC入札額やPPCコスト率のように、PPCの名前が付いた項目がいくつかあります。
いずれも自社製品やライバルの広告に関するデータを分析しており、活用することで現状の見直しや新規参入の参考にしやすいです。
それぞれの特徴について、以下でご紹介します。
参入目安に適したPPC入札額
まずPPC入札額は、特定のキーワードに対する入札目安額を分析できます。
キーワードマイニングなどの結果に含まれるため、PPC入札額を確認したいならそれらの機能を使いましょう。
分析結果は1つでなく、関連するキーワードが一覧で表示されるため、それぞれのPPC入札額も同時に確認できます。
またPPC入札額やほかの項目から、広告に適したキーワードを見つけることも可能です。
例えばPPC入札額が低いのに、検索数や販売数の多いキーワードであれば、低コストでの購入が期待できます。
機能によっては、詳細条件の項目にもPPC入札額があるため、数値を入力して特定の範囲に限定した結果を見ることも可能です。
売り上げにおける費用の割合を見るPPCコスト率
続いてのPPCコスト率は、セラースプライトオリジナルの指標です。
商品の価格における、広告費用の割合を示したもので、過去の入札額と人気商品の中央値などから算出しています。
こちらもPPC入札額と同じで分析結果の1項目ですから、まずは、キーワードリサーチなどの該当する機能を使いましょう。
PPCコスト率が低ければ、広告費用も高くなく、目立ったライバルも少ない市場との期待が持てます。
ゆえに、PPCコスト率は同じ価格で販売したい商品の広告費用を確認したり、参入市場を決めるのに役立ちます。
またPPC入札額同様、PPCコスト率も詳細条件で指定できます。
PPC広告を効率よく使うならキーワード選びと使い方が重要
PPC入札額もPPCコスト率も、主にキーワード関係の機能で表示されます。
言い換えれば、PPC広告を使うにはキーワードの選定や使い方が重要です。
もし既に商品を販売しているのに、購入はおろかクリックもされていないと感じたら、次からご紹介する要素をチェックしてみてください。
タイトル部分にキーワードはどの程度入れているか
Amazonの商品を見てみると、商品名欄がやたら長く、中には明らかに名前ではない言葉が入っているものを見かけませんか?
それらの商品は集客のため、関連キーワードを採用している可能性が高いです。
ただ、あまり入れすぎるのも良くありません。
文字数制限もありますから、重要な1、2ワードのみを厳選しましょう。
他に加えたいキーワードがある場合は、商品説明欄などに記載します。
もしどれを選ぶか迷ったら、商品のサイズやカラー、用途など分かりやすい特徴を示したキーワードがおすすめです。
キーワードは定期的に見直す
セラースプライトの機能で選び出したキーワードでも、100%売り上げに至るとは限りません。
むしろクリックだけが増え、売れないのにPPC広告費用は嵩む事態も考えられます。
そのため、もししばらく使ってみて効果がないキーワードがあれば、ほかと替えた方が良いです。
PPC広告のキーワード選びに役立つセラースプライトの機能
PPC関連と併せて、キーワード選びに役立つ項目もご紹介します。
キーワード関連機能を使った際、結果ページに以下の項目も表示されたら、併せてチェックしてみてください。
トップの独占具合を調べるならクリック集中度
クリック集中度は、その市場におけるトップセラーの独占具合を推察できます。
数値が高ければ高いほど、上位3つのセラーがクリックを独占していることになり、参入しても売り上げどころか、クリックも期待しにくいです。
いくら広告費用が安くても、特定のセラーだけが売れている市場は避けた方が良いでしょう。
Amazon外での人気も知りたいならGoogleトレンド
結果ページの右端にGのアイコンがあったら、Googleトレンドをチェックできます。
名前の通り、Googleでどれだけ人気になっているかを示したものです。
人気度という形で表示され、たくさん検索されていればいるほど、最大値100に近づきます。
数値だけでなくグラフでも確認できるので、変化も分かりやすいです。
トップページへの表示が気になるならSPR
販売している商品に関するキーワードで検索しても、必ずトップページに表示されるとは限りません。
SPR(Sellersprite Product Rank)は、8日間でどの程度の売り上げがあれば、トップページに表示されるかを示したセラースプライトの独自指標です。
数値が大きいほど同じだけの販売数が求められるため、新商品は参入しにくいと言えます。
PPC広告に限定した項目ではありませんが、トップページに人気商品のある市場が分かるため、入札の参考にしやすいです。
まとめ
AmazonにはPPC広告があり、セラースプライトでも関連した分析ができます。
主にキーワード関連の機能で見られ、参入しやすさや費用の低さを確認するのに便利です。
また入札を決めても、PPC広告自体にどんなキーワードを入れるか考える必要があります。
セラースプライトの分析結果を活用し、より適した広告作成、及び参入市場の見極めをしましょう。
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