物販ではライバルの動向も気がかりです。
同じジャンルであれば、ライバルが売れるほど自社製品が売れなくなる可能性もあるでしょう。
ゆえに、ライバルがどんな販売戦略をとっているのかを知ることは大切です。
セラースプライトの店舗新商品モニタリングは、そんなライバルの動向を知るのに適しています。
どんな機能なのか、早速見ていきましょう。
セラースプライトの店舗新商品モニタリング
店舗新商品モニタリングとは、特定のセラー(販売者)を登録することで、その動向を把握できる機能です。
名前の通り、特に新商品の出品をいち早く知ることができます。
加えて、ただ知るだけではなく、以下のようなメリットもあるのが特徴です。
人気の秘訣に迫れる
店舗新商品モニタリングに登録すると、そのセラーが新商品を販売した瞬間から動向を把握でき、売れるようになるまでの流れが分かります。
事前にPRをしていたならまだしも、販売直後から爆発的な人気というケースは多くありません。
そして人気が出るには、それなりの理由があるはずです。
ライバルもまた、販売前には入念な調査・分析を行っているでしょう。
そして店舗新商品モニタリングに登録しておけば、新商品がどのタイミングから人気になったのかを知れます。
つまりその情報を元に、ライバルがどのように販売しているのか、コツを掴めるわけです。
もし、具体的なライバルがいない場合でも、同じジャンルのトップセラーを登録しておくことをおすすめします。
トップセラーの手腕を、自社の販売戦略に取り入れることで、売り上げを伸ばすことも可能です。
改良品で差をつける
新商品が出たという情報のみでも、店舗新商品モニタリングを参考にする価値があります。
先ほども触れたように、調べた上で販売が決定された商品であれば、ライバルは売れると見込んでいるはずです。
つまりその商品と似た機能のものを販売すれば、同じく売れる可能性があります。
さらに、改善点をケアした商品ならどうでしょうか。
ライバルの商品に人気が出る前に、自社製品に注目を集めることも不可能ではありません。
もちろん、実際に売れるかどうかは断定できません。
しかし、ライバル商品に人気が出る前に行動に移せば、人気が出た後から追随するよりも差をつけやすいです。
ゆえに、新商品を察知する機能のみに限っても、店舗新商品モニタリングを使うメリットがあります。
店舗新商品モニタリングの使い方
店舗新商品モニタリングをセラースプライトで使う際は、ログイン後、「モニタリングスプライト」メニューから探します。
ここでは、店舗新商品モニタリングでの操作方法や、結果画面の見方についてご紹介しましょう。
ライバルの登録はIDかURL
店舗新商品モニタリングにセラーを登録するには、該当店の店舗IDもしくはURLが必要です。
事前に調べて、入手しておきましょう。
店舗新商品モニタリングのページに移動したら、「店舗追加する」から入力します。
登録時にはタグ設定もできるため、自分で把握しやすいように合わせて記入しておきましょう。
情報反映は翌日から
店舗新商品モニタリングは毎日更新されますが、さすがに登録してすぐには反映されません。
ただ、登録したセラーが60日以内に1つでも新商品を販売しているなら、翌日には更新されます。
登録直後は項目が真っ白でも焦らず、明日を待ちましょう。
最大60日以内の新商品情報をチェック
店舗新商品モニタリングの結果画面には、登録セラーが直近でいくつ新商品を販売したかが表示されます。
期間は以下の通りです。
- 7日
- 15日
- 30日
- 60日
このように、店舗新商品モニタリングでは、最大60日以内の新商品販売数をリアスタイムで確認できます。
ちなみにAmazonは、販売から1か月前後、新商品が上位表示されやすいのが特徴です。
そのため、新商品に人気が出るかは、この1か月にかかっているとも言えます。
そして、各期間に表示された数字をクリックすれば、実際の商品が閲覧可能です。
期間ごとの商品一覧ページに移動した後も、上部で期間の切り替えができます。
また商品欄には市場分析レポートの項目もあり、市場全体での動向を知るのにも便利です。
商品以外の情報も要チェック
店舗新商品モニタリングでは、新商品以外にも登録セラーに関する情報を確認できます。
特に店舗レビューや星評価は、現在の自社と比較するにも便利です。
商品だけでなく、店舗としての対応にも差がないかチェックしておきましょう。
また商品所属カテゴリにも注目です。
商品所属カテゴリとは、名前の通り取り扱っている商品がどのジャンルに属するかを示しています。
店舗新商品モニタリングの場合は、新商品のほか、登録セラーの売り上げ上位100の商品でチェック可能です。
そしてライバルによっては、そのジャンルを専門としない転売戦略を取っているケースもあります。
専門性の高いブランド戦略とどちらなのかを知ることも、競争力や売り方を把握するポイントになるでしょう。
セラースプライトの無料プランでは店舗新商品モニタリングが使えない
店舗新商品モニタリングの注意点は、無料会員では使えないことです。
無料プランでも使える機能はあるものの、店舗新商品モニタリングは制限されています。
機能を試すにも費用が発生するので、コスパを気にする方は注意してください。
ちなみに店舗新商品モニタリングは、有料会員のグレードによって、次の通り内容が異なります。
- スタンダード:50件
- アドバンス:100件
- VIP:200件
グレードが上がれば上がるほど、登録できるライバルの数も多いです。
また会員のグレードが上がると、1つのアカウントを共有できる人数なども増えます。
個人利用ならコスパの点でもスタンダートが向いていますが、チーム単位・企業単位で物販をしているならVIPを選ぶのも良いでしょう。
まとめ
セラースプライトの店舗新商品モニタリングは、ライバルの新商品をいち早く知ることで、人気の秘訣に迫れる機能です。
ライバルの店舗IDやURLさえ知っていれば、簡単に登録できます。
ただ無料版では使えず、有料版もグレードによって登録数に差があるので、どれを選ぶかはよく考えましょう。
セラースプライトはクーポンなどもあるので、活用して費用を抑えるのも手です。
店舗新商品モニタリングを駆使して、ライバルから売れるコツを学びましょう。
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