セラースプライトには、商品を登録することでその動向を探れる機能があります。
これによって、ライバルやトップセラーの販売戦略を推測でき、自身の物販にも役立てることが可能です。
今回はそんな、セラースプライトの売り上げ予測に関する機能について、正確性などの特徴をご紹介します。
セラースプライトの売上予測は販売数予測機能から
セラースプライトでライバルの売上予測を確認したいなら、販売数予測機能を使いましょう。
ここではその手順をご紹介します。
無料会員でも使える販売数予測
販売数予測機能はセラースプライトのメニューの内、無料ツールのコーナーにあります。
無料ツールの機能は、セラースプライトに会員登録してさえいれば利用可能です。
有料会員へのアップグレードも不要であり、費用を気にしている方も気軽に試せます。
販売数予測は2種類
販売数予測のページを見ると、BSRとASINの2種類があります。
前者は数値を入力し、対応する順位の商品に対して予測を行う機能です。
一方後者は、商品ごとのASINを入力します。
そのため、特定の順位の売上予測を知りたいなら前者、商品そのものを把握している場合は後者がおすすめです。
国とカテゴリを指定したら、予測ボタンを押せば自動で分析が行われます。
セラースプライトの売上予測は正確?
売上予測はあくまでも将来の推察であり、実際の結果ではありません。
そのため、多少の誤差は生じます。
ただし、セラースプライトの場合、実際の誤差が時には50%近く広がることもあるようです。
さらに下記のような状況だと、誤差は生じやすくなります。
実際は注文数予測
セラースプライトでは販売数予測を銘打っているものの、そのデータは注文数に起因します。
そのため、1回の注文で商品を複数個購入していた場合でも、結果は1とカウントされるのです。
もし誤差の広がりが大きい場合、その商品はまとめ買いをされている可能性もあります。
商品のランキング変動
商品が短期間で急激に売れるなど、ランキングが大きく変わった場合も予測で誤差が生じやすいです。
特に商品がセールを行ったり、プライムデーのような、Amazon全体のキャンペーン前後は注意しましょう。
また、もともと多く売れやすい人気商品も誤差が起こりやすいです。
ライバルがそのジャンルのトップセラーでもある場合は、誤差を前提として売上予測を立てたほうがよいでしょう。
子ASINの結果は親ASIN準拠
バリエーションが複数ある商品の場合、子ASIN(その内の1バリエーション)の売り上げ予測は親ASINの結果を使っています。
というのも、Amazonでは子ASINは親ASINのデータをそのまま表示していることが多いからです。
ゆえに、バリエーションごとの比較をしようと思っても結果は変わりません。
もしバリエーションごとの違いを確認するなら、レビュー分析などほかの機能を併用しましょう。
レビュー分析の場合は、各バリエーションの販売分布が知れるので、親ASINのうちどのぐらいと売り上げ予測を立てられます。
また、稀に親ASINの存在しない子ASINもありますが、この場合は独自の結果ではなく、予想より大きくなりやすいです。
売上予測の誤差へ対策できること
上記の結果を踏まえて、ここでは誤差が生じた際の対策についてご紹介します。
以降はあくまでも一例ですが、知っておけば誤差を踏まえたうえで売上予測を立てられ、ミスの回避もしやすいです。
特別な日を避けて販売数予測機能を行う
セールなど特別な日は誤差が生じやすいので、販売数予測機能はそれ以外の日に行いましょう。
少なくとも、セールによる売り上げの急激な変化という原因は避けられます。
セールなどが開催されているなら、Amazonの商品ページで確認できるはずです。
販売数予測機能を使う際は、念のため、直前に調べる商品のページを見ておきましょう。
実際の売上結果と照らし合わせる
同じ商品で、過去の売上予測と同じ時期の結果を比較してみましょう。
もし上述したような誤差が生じやすいタイミングでないなら、この商品は元々「この程度の誤差はある」と考えられます。
予め誤差の範囲を把握できれば、以降の売上予測もそれを踏まえた対応が可能です。
時間に余裕があれば、販売予測機能で次の1か月などを分析し、実際にどうなるか確かめてみましょう。
実際の結果は、ライバル商品リサーチなどの機能から確認できます。
セラースプライトで自社新商品の売上予測は可能?
ここまでライバル商品などの売上予測についてお話してきましたが、これらは既にAmazonに出品中の製品です。
では、登録すらしていない自社の新商品などは予測を立てられるのでしょうか。
類似商品で売り上げ予測立てる
Amazonに出品前の新商品であっても、売上予測を立てることは可能です。
正確には、新商品そのもので分析するのではなく、類似商品を分析し、その結果から予測します。
セラースプライトでは商品リサーチや市場リサーチなど、特定の市場でどのような商品が売れているのかを調べる機能も多いです。
それらを活用し、新商品に近いものを見つけましょう。
条件指定で精度を高める
セラースプライトの各機能は、金額や順位など、分析の際に多くの条件を加えられます。
同じジャンルというだけでなく、価格や売りたい数を指定すれば、それだけ新製品に近い環境のものが見つかりやすいです。
条件を絞って選んだ商品の売上予測であれば、ただカテゴリが同じだけのものより、高い精度が期待できます。
無論、この場合も誤差は生じるかもしれませんから、実際の結果などと比較しておきましょう。
まとめ
セラースプライトでは、販売数予測機能を使って、商品の売上予測を立てられます。
商品の順位あるいはASINさえ知っていれば、分析は自動ですから、手間をかけず情報を得やすいです。
また、類似商品を調べておけば、その情報をもとに新商品の売上予測もできます。
ただし、状況によっては誤差も生じるため、予め把握するなどの対策もしておきましょう。
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