セラースプライトで分析できる商品には、Amazonの広告欄に掲載されているものも含まれます。
もし、自社製品で広告を出しているのに成果に繋がらないと思ったら、セラースプライトを活用するのも手です。
自社製品の欠点を探ったり、ライバルやトップセラーの商品から参考になる点を見つけたりできます。
今回はそんな、セラースプライトにおける広告管理機能についてご紹介しましょう。
広告管理は主にセラースペースから
セラースプライトの広告管理は、セラースペース内にあります。
セラースペースは、セラースプライト同様の物販分析ツールです。
広告管理のほか、経営分析や在庫管理、モニタリング管理と言った機能があります。
またウェブ版のほかアプリ版があり、スマホなどのモバイル機器でも利用可能です。
画面はウェブ版・アプリ版いずれも日本語にも対応しており、翻訳の手間なく作業できます。
ちなみにセラースペースは、セラースプライトと同じく有料です。
しかし30日の試用期間があるため、実際の使用感を確かめてから続けるかを決められます。
セラースペースで行える広告管理
では改めて、セラースペース内で行える広告管理について見ていきましょう。
Amazonのセラーページより使いやすい
セラースペースの広告管理画面は、Amazonセラーの管理画面よりも詳細で見やすく、物販初心者にも使いやすいです。
1画面の中に、6つのレポートに4つ以上のチャート、25以上の指標を確認できます。
一定時間ごとに分析・調整も可能で、より洗練されたデータを得やすいです。
加えて、広告費用やクリック数などは折れ線グラフでも見られるため、過去からの変化が見た目にも分かります。
項目数は多いですが、それぞれ色分けや点線などで区別化されており、混同しにくいです。
また必要に応じて条件設定をすれば、見たいデータを優先できます。
条件は保存も可能ですから、次回以降はより手間なく確認が可能です。
なぜ広告が見られたか・売れたかの原因を記録
セラースペースでは広告から商品が売れた場合など、様々な状況を記録できます。
ゆえに、どのタイミングで広告に効果があったのか、原因を突き止めることも可能です。
原因を把握できれば、次回以降は同じタイミングを狙って広告を出すなど、効率アップに繋げられます。
広告管理で得たデータはエクスポートも可能ですから、オフラインで確認したい場合や、別途まとめておきたい時にも便利です。
自社の広告ミスにも対処
セラースペースの広告管理には、予算をオーバーしてしまった場合のリマインダーなど、いざという時に備えた機能もあります。
これにより、予算以上の出費があったのに気づかない、超えそうなのに忘れてしまったという事態を防ぎやすいです。
リスクを抑えた広告運用をしたい方や、個人で作業をしていてやることが追い付かない場合に重宝します。
モバイルアプリにも対応
セラースプライトは基本的にパソコンのみのツールですが、セラースペースならスマホなどモバイルでも使えます。
広告管理機能もモバイルに対応しており、自宅のみならず外出先などでも確認可能です。
先ほどのリマインダーなど、いつ通知が来るか分からない場合でも、モバイルアプリをインストールしていればその場でちぇっくできます。
セラースプライト内に広告管理機能はない?
セラースペースは便利だけれど、セラースプライトとは別にコストがかかるのは避けたいと感じる方もいるかもしれません。
あくまでセラースプライト内で広告に関する分析を行いたい場合は、以下の機能を使ってみてください。
広告インサイト
広告インサイトは、ASINもしくはURLを入力すれば、その商品が行っているキャンペーンや検索ワードなどを分析できます。
自社製品はもちろん、競合品も分析できるため、ライバルがどのように広告活動をしているのか知りたい時に便利です。
ただし広告インサイトでは、スポンサープロダクト広告のキーワードのみ対象となっています。
スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告と言った、ほかのタイプが除外されているので注意しましょう。
セラースペースの広告管理であれば、これらのタイプにも対応しています。
注文ワード逆引きリサーチ
注文ワード逆引きリサーチは、指定した商品が売れた際に検索されたキーワードを見つける機能です。
各キーワードにおける検索数や順位、転換率などが確認できます。
売れている商品に使われたというだけでなく、具体的にどの程度なのかを分析でき、自社製品のキーワードを選ぶ際の根拠にもしやすいです。
キーワードマイニング
Amazonで広告を出すなら、キーワードマイニングも使いましょう。
広告管理とは少し異なりますが、キーワードがどの程度役立つかを調べるのに便利な機能です。
セラースペースの広告管理や、先の広告インサイトで得たライバルのキーワードは売り上げが期待できます。
とはいえ、中には費用がかかったり、言うほど検索されていなかったりするキーワードも多いです。
キーワードマイニングでは、そんなライバルのキーワードに近しいものを探し、かつより費用が低いものや検索されやすいものを見つけるのに適しています。
まとめ
Amazonの広告管理を行うなら、セラースペースが便利です。
直接Amazonの管理画面を開くよりも、詳細なデータが期待できます。
ただ、セラースペースはセラースプライトとは別のツールであるため、利用するには改めて会員登録が必要です。
無料の試用期間を活かし、セラースプライトの広告関連機能と比較してみてください。
もちろん、両方を使い分けるのもありです。
不要な手間を省き、物販作業の効率をもっと高めましょう。
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