セラースプライトの中には、ライバルについて分析できる機能も数多く存在します。
同じジャンルを扱っているライバルだからこそ、その販売戦略は自社製品にも活かせるわけです。
今回はその中でも、トラフィック分析についてご紹介します。
ライバル商品が売れたきっかけを掴めるトラフィック分析
セラースプライトのトラフィック分析は、ある商品がどのような経緯で購入されたのかを調べる機能です。
調べたい商品のASINを入力することで、以下ようなトラフィックが分析できます。
- 自然トラフィック
- 広告トラフィック
- 関連トラフィック
例えば自然トラフィックは、ユーザーが検索して商品にたどり着いた場合です。
また広告トラフィックは、ユーザーが開いたページに広告として掲載されていたものを購入したことを意味します。
そして関連トラフィックは名前の通り、関連商品一覧に掲載されていた場合です。
セラースプライトでトラフィック分析を行う流れ
トラフィック分析を行うには、まずメニュー一覧で「運営・PR」カテゴリを探します。
その中の「トラフィック源をリサーチ」が、該当機能です。
以前は、トラフィック分析という名前のカテゴリもあったのですが、アップデートに伴い直接トラフィック源をリサーチを利用できるようになりました。
ちなみにトラフィック源をリサーチでは、ASINのほかキーワードでも分析できます。
もしライバルのASINが分からない時は、商品名や特徴などをキーワードで入力してもよいでしょう。
また分析結果は、トラフィックの種類で項目が分けられています。
いくつかの項目は、数字をクリックするとさらに詳細なデータが閲覧可能です。
詳細データはグラフの形になっており、各トラフィックの全体における割合を確認できます。
セラースプライトのトラフィック分析でできること
ここではトラフィック源をリサーチ機能を使った際、データからライバルの何が分析できるのかを見ていきましょう。
ライバルが力を入れているトラフィックのタイプが分かる
まずは、ライバルがどのようなトラフィックを重視しているかです。
例えば先ほどのトラフィックの割合で、広告が多いなら、ライバルは広告に力を入れていると推察できます。
一方、自然トラフィックはそれ自体の操作こそ難しいものの、需要の高いキーワードを見極め、検索されやすくすることは可能です。
もし自然トラフィックの割合が多いなら、ライバルはキーワード選定に力を入れていると言えるでしょう。
商品バリエーションごとの違いも把握できる
ASINでトラフィック源をリサーチ機能を使った場合、複数のバリエーションがあればその全てが表示されます。
本来、色やサイズといったバリエーションはユーザーの好み次第です。
冠婚葬祭用品だから黒が好まれるといった、特定の用途でもない限りはトラフィックもバラバラでしょう。
しかし、明らかにほかのバリエーションと比べて数値の高いものがあれば、ライバルが意図的にしている可能性が高いです。
何らかの理由でライバルはそのバリエーションが売れると確信し、トラフィックを稼ぐ工夫をしているのかもしれません。
仮に偶然であっても、そのバリエーションが注目されているのは事実です。
自社製品も似たバリエーションを展開すれば、売り上げが期待できます。
ただし、トラフィック源をリサーチは、Amazonの検索結果上位3ページ以内に表示されているもののみが対象です。
よって表示されたバリエーションが、その商品の全てではないことは覚えておきましょう。
長期的なトラフィック分析も可能
トラフィック源をリサーチでは、入力の際に月単位で時期指定が行えます。
同じASIN・キーワードでも、時期を変えることで過去のデータが分析可能です。
さらに複数の時期のデータを比較し、ライバルの長期的な戦略を知るのにも役立ちます。
ライバルがいつから、どのトラフィックタイプに力を入れるようになったのかなど、全体の流れを推察しやすいです。
キーワードでの検索はライバルの数や質をチェック
ASINではなくキーワードでトラフィック源をリサーチ機能を使った場合、分析結果全体の数も注目してみてください。
数値は結果一覧の直上、エクスポートなどのメニューがある部分で確認できます。
先ほども述べましたが、トラフィック源をリサーチの対象は、Amazonの検索結果上位3ページ分のデータです。
加えて、時期指定がなければ直近30日分のデータを分析します。
もし上位3ページの商品が毎日入れ替わるなら、トラフィック源をリサーチで表示される商品総数は膨大でしょう。
同時に、売れる商品が固定されておらず、参入しやすい市場と考えられます。
逆に数値が小さいなら、同じ商品が連日表示されていることになり、強いライバルがいると思った方が良いです。
過去のデータを比較し、市場がどのような変化をしているのか様子を見てからでも遅くはありません。
まとめ
ライバルをトラフィック分析すれば、どのような売り方をしているのか戦略が分かり、自社製品の販売にも役立ちます。
セラースプライトの場合は、トラフィック源をリサーチ機能を使いましょう。
ASINとキーワードそれぞれでの分析に加え、過去に遡ってデータを確認でき、現在までの流れも把握しやすいです。
ライバルの売り方を参考に、自身の売り上げを伸ばしましょう。
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