輸入ビジネスはライバルに見つかりにくい商品を扱うのが基本です。
輸入ビジネスにおいてライバル不在の商品なんていうものはなかなかありませんが、ライバルが少ない商品というものは存在します。
仕入れ時にわたしがもっとも注意しているのがライバルの数です。どんな商品でもライバルが多ければ売れないし価格崩壊していきます。
ライバルが増えるのがいやで、ライバルが手を出しづらそうな際どいライン、間違えそうで手を出しづらそうな商品を扱った結果、お客さんも間違えて購入してしまった、という経験があります。
それはいったいどんな商品だったのか?
Contents
見つかりにくい商品、それはライバルが扱いづらい商品
ライバルが仕入れをためらう商品を狙う
たとえばパソコンのメモリなんかがライバルが手を出しづらい商品の1つとして挙げられます。
日本AmazonとアメリカAmazonで画像が完全一致するのであればまだ良い方ですが、一致しないものだと仕入れを躊躇してしまいます。
画像が完全一致であったとしても、パソコンに詳しくない人だと仕入れを躊躇してしまうこともあるでしょう。
メモリとかバージョンとか規格とか、似ていながらも全く違っていたりしますからね。見た目・規格・型名が同じでも、そのジャンルに詳しくないというだけで参入障壁になります。
間違えて販売したらどうしよう…という商品はライバルが少ない
出品者は基本的には損失は怖いものです。仕入れてみたけど間違っていたらどうしよう、そう考える出品者は多いです。
しかも間違って出品するとアカウントに傷が付く可能性もありますからね。
そんなリスクを冒すぐらいなら他の商品をリサーチしよう、という思考になるわけです。迷っている時間をリサーチに割り当てたほうが効率良いですから。
その結果、間違えてしまいそうな商品はライバルが少ない、ということにつながります。
ライバルが間違えそうな商品はお客さんも間違えて購入するリスクがある
ただし、ライバルが間違えてしまいそうな商品というのはお客さんも間違えて購入する可能性があるということです。
商品や出品などに不備はなくとも傷物になって返品される
わたしも実際に体験したことですが、お客さんが間違えて購入してしまうことが何度かありました。しかもそういったときってクレームとして連絡が来るんですよ…。
クレームとしてきた場合には、購入してもらった商品が商品ページの内容と一致していることを説明しながらも全額返金で対応するようにしています。これはわたし自身に悪い評価がつくのを避けるためです。
ですが、返品された商品は傷物となり中古に成り下がります。
ライバルが間違えそうな商品はお客さんも間違える、そういったリスクは考慮しておくべきです。
リスクはあるが、結果的においしい商品である
しかし、リスクがあっても結果的には長期的に稼ぐことができる優秀な商材であることは間違いないです。
結果的にはしっかり儲けることができました。ただ、面倒なことが増えるのも間違いないですね。
そういった手間を惜しまないことが稼ぐための秘訣でしょう。
まとめ
- 輸入ビジネスの基本はライバル不在、またはライバルが少ない商品を狙う。
- ライバルが少ない商品とは、ライバルが手を出しづらい商品。たとえば『間違えて仕入れる』可能性がある商品など。
- 間違えてしまいそうな商品はお客さんも間違える可能性があるので注意。クレーム付けられたり商品を傷物にされるリスクもある。
- しかし、利益とリスクを天秤にかけたとき、長期的に見て利益のほうが重い。積極的にチャレンジすべき。
結論としては、ライバルが間違えてしまいそうな商品はお客さんも間違えて購入するけど、結果的に儲けることができるので積極的に狙っていきましょう、ということです。
輸入ビジネスは参入者が多く、これからますます増えていくことが予想されます。ライバルが少ない商材というのは利益が多い、利益率が高い、よく売れている、そんな要素よりもはるかに重要な要素です。
ライバルがいなければ価格も安定しますからね。安定した収入源となりえます。