物販でいい商品を仕入れたと思っても、実際に売れるかはわかりません。
特にAmazonのような巨大モールでは、競合するライバルもたくさんいるでしょう。
ゆえに、セラースプライトで事前に市場リサーチを行うことが大切です。
そこで今回は、セラースプライトにおける市場リサーチの方法や、具体的に何が分かるのかを見ていきましょう。
カテゴリを指定して市場リサーチ
セラースプライトにはそのまま「市場リサーチ」という機能があります。
ログイン後、メニューから市場リサーチをクリックし、チェックしたい市場あるいは製品が属するカテゴリーを選びましょう。
16もの項目によって、そのカテゴリのトップ100商品における、市場リサーチが行えます。
慣れてきたら、金額設定や集中度など細かい項目を変更して、より自分が求める市場を探ってみてください。
また結果の各項目には?マークがついており、それぞれどういう意味を示すのか知れるので、初心者にも分かりやすいです。
ほかの分析ページから市場分析レポートをチェック
また市場リサーチの分析以外にも、ライバル商品リサーチなどを行った際に、結果に「市場分析レポート」が表示されます。
商品の項目ごとにレポートもあるので、ライバルとなる人気商品は知っている、特定のキーワードから関連する市場を見たい時に便利です。
拡張機能ならワンクリック作成
セラースプライトの拡張機能を使えば、市場リサーチも手軽に行えます。
方法はAmazonで、調べたい市場に関するキーワードを検索し、結果ページにある「市場分析」をクリックするだけです。
分析が完了したら、「すぐ見る」ボタンが表示されるので、チェックしてみましょう。
ちなみに拡張機能はブラウザプラグインであるため、セラースプライトにログインせずとも、Amazonを開いて使えます。
またAmazonの今の状況を分析するため、ブラウザ版に比べると新鮮度が高いのも特徴です。
市場リサーチの結果をどう判断する?
セラースプライトの市場リサーチを使うと、様々な項目が表示されます。
特に以下の状況では、参入しやすいと言えるので参考にしてみてください。
新品数が多い市場
結果に表示された商品は、新しい順で並べられます。
もし全体の商品数の割に新品が多いなら、その市場は新入りが多いです。
つまり、今から参入しても既存製品に後れを取りません。
商品集中度が低い市場
商品集中度は、その市場内で、どれだけ特定の商品に売り上げが偏っているかを示しています。
もし半数以上の売り上げを1つの商品が占めていれば、よほど魅力がない限り、今から参入しても勝ち目はありません。
しかし売り上げが色んな商品にばらけているなら、特定の人気商品はないと言えます。
仕入れた商品や自社製品をアピールしやすいでしょう。
また似た項目に、ブランド集中度もあります。
有名ブランドが売り上げの多くを占める市場は、参入を控えた方がいいかもしれません。
セラーのタイプで分かる配送方法
セラータイプは、販売者がどのような方法で商品を発送しているのかチェックできます。
特に注意したいのは、FBAに該当するセラーです。
このFBAとは「フルフィルメント by Amazon」、つまりAmazonが発送を請け負っています。
商品のページに、「発送元Amazon.co.jp」などと記載があるのを見たことがないでしょうか。
セラーは仕入れた商品をAmazonの倉庫へ送り、注文があれば発送してもらえる仕組みです。
ほかの配送方法とは異なり、セラーが逐一行う手間が省けますし、一定の金額以上で送料無料のサービスもあります。
このように、購入者にとっても便利な配送方法のため、セラータイプにFBAが多い市場は、参入を見直した方が良いでしょう。
セラーの多さはチャンスでもある
セラー数は、そのまま販売者の数です。
販売者がたくさんいるなら、参入しても自分の商品が売れる可能性は低いです。
特に、セラー集中度で特定の販売者に売り上げが集まっているなら注意しましょう。
ただセラー数が多い場合、市場そのものが大きくなる可能性を秘めており、一概に悪いとも言い切れません。
やや上級者向けの判断基準ですが、どうしても気になる市場や、資金に余裕がある時など、挑戦してみるのも手です。
セラースプライトの市場リサーチを使う際の注意点
市場リサーチは、必ずしも万能ではないようす。
特に、以下の点に注意しましょう。
精度は100%ではない
セラースプライトの分析結果は、常に正確とは限りません。
Amazonでの急激な売れ行き変動などが理由で、実際の結果とは異なる分析になるかもしれません。
それゆえ、上記の参入しやすい条件に当てはまっても、即決せずに様子をみましょう。
無料版では閲覧制限あり
セラースプライトはコストなしの無料版があります。
しかし市場リサーチの機能には、有料版でしか使えない、あるいは表示数が少ない項目も多いです。
有料版にアップグレードすればすぐ利用できますが、費用は決して安くありません。
資金に余裕がない時は、無理せずよく考えて決めましょう。
まとめ
セラースプライトの市場リサーチは、特定のカテゴリにおける商品やセラーの動向を分析できます。
またリサーチ機能そのものでなくても、ライバル商品やキーワードと言った別の分析項目から、レポートを見ることも可能です。
さらに拡張機能を使えば、Amazonの検索結果や商品ページなどからすぐ見られます。
そして16もの分析項目からは、これから参入しやすい市場を調べることも可能です。
ぜひ参入しやすい市場を見つけ、Amazonでの物販を加速させましょう。
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