将来自社製品がどれだけ売れるか、ライバルはどうかといった見極めができれば、事前に備えやすいです。
もし、そのためのツールがあったとしたら、あなたは使いますか?
セラースプライトの販売数予測機能は、そんなツールの1つです。
名前の通り、商品の売れ行きについて予想してくれます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
販売数予測はASINとBSRの2種類
セラースプライトの販売数予測機能ページを見ると、2種類記されています。
ここではそれぞれの違いを見ていきましょう。
ASINは指定の商品を調査
まず1つ目のASINは、Amazonの商品ごとに割り当てられている識別番号のようなものです。
ASIN販売数予測で入力すれば、その商品の売れ行きについてリサーチできます。
そのため、自社製品やライバル商品など、商品そのものを知っている(ASINを調べられる)時に便利な機能です。
ちなみにASINには親と子の2種類があり、販売数予測では主に子ASINを使います。
子ASINは、商品によって色やサイズが異なる場合に、それぞれのバリエーションに与えられる番号です。
ただ、結果は親ASINのものを利用しているため、バリエーションで結果が変わるわけではありません。
もしバリエーションごとの結果を知りたい場合は、同じセラースプライトのレビュー分機能を併用しましょう。
レビュー割合などから、おおよその売れ行きを予測できます。
BSRは売れ筋ランキング
一方BSRとは、売れ筋ランキングのことで、販売予測機能においては順位を入力します。
入力した順位に該当する商品のリサーチができるため、その商品自体を知らなくても問題ありません。
また、BSR販売予測では、国名と大カテゴリまで指定が可能です。
ゆえに、気になるジャンルでより上位にいる商品を調べたり、順位の近い相手を知るときに便利です。
そしてBSR販売予測は、入力した順位の商品に対する日間販売数及び月間販売数をリサーチします。
1日の販売数はリアルタイムで追跡でき、ライバルの動向調査も可能です。
販売数予測は無料ツール
セラースプライトは複数の会員プランを有していますが、販売予測は無料会員でも使えます。
新機能であるためか、プラン一覧に販売数予測の名前はないものの、Amazonセラーとして活動している方であれば無料です。
少なくとも販売数予測のみであれば費用は掛からないので、有料プランにためらいがある方にも適しています。
もちろん、セラースプライトには有料版でしか使えないツールや、アップグレードによって拡張される機能も多いです。
お試しや割引コードといったキャンペーンもあるので、気になるものがあればチェックしてみてください。
拡張機能のインストールが必要
販売数予測は無料とはいっても、ウェブ版ではなく拡張機能版にのみ存在する機能です。
そのため、使用するにはブラウザの拡張機能をインストールしなければなりません。
セラースプライトは多くのブラウザで拡張機能が用意されていますが、中には非対応の場合もあるので注意しましょう。
また複数のブラウザを使い分けている場合は、いずれにもインストールが必要です。
セラースプライトの販売数予測には誤差あり
今後の売れ行きを想定できる販売数予測は便利な機能ですが、精度は100%とは限りません。
誤差が大きい時は、結果の50%にも及ぶと言われます。
そのためセラースプライトで販売数予測を使う際は、結果をそのまま鵜呑みにせず、誤差を念頭に置いておきましょう。
例えば、ライバル製品の動向調査が目的なら、実際の結果は予測よりやや売れているぐらいの認識がおすすめです。
もし予測の誤差を実際より少なめに見積り、かつ、その分しか対策をしていないと、ライバルが売れた分だけ差をつけられてしまいます。
しかし多めに見積もった上で、自社商品の対策を考えればどうでしょう。
仮にライバル商品が売れていなくても、こちらが売れた分引き離すことが可能です。
ちなみに自社製品で販売数予測を立てる場合は、在庫不足と余剰が出ることの、どちらがリスクかを考えてみてください。
仮に余剰が深刻(在庫不足は問題ない)なら予測の誤差はプラス、実際はやや少ない売れ行きと判断し、仕入れ数を減らすのもよいでしょう。
またそれぞれの結果を、次回に活かすことも大切です。
もちろん、販売数予測の誤差は、常に一定とは限りません。
だからこそ、この時期は実際より多い・少ないという結果をまとめておきましょう。
統計という判断材料が1つ増えることで、より精度の高い結果に近づけます。
まとめ
セラースプライトの販売数予測は、指定した商品の今後の売れ行きを見るのに適した拡張機能です。
ASINで自社製品やライバルの動向を探れるほか、BSRで販売数予測を行うなら、商品名を知らなくても問題ありません。
ただし販売数予測はあくまで推測に過ぎず、実際の結果とは誤差が生じることもあります。
ゆえに結果をそのまま鵜呑みにするのではなく、誤差を踏まえて対策し、リスクを抑えることも大切です。
販売数予測で気になる商品をチェックし、Amazonでの物販を効率よく進めましょう!
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