副業でネットを使ってお金を稼ごうとした時、ネットビジネスの代表がアフィリエイトと輸入ビジネスでしょう。
おそらく多くの人がアフィリエイトやろうか、輸入ビジネスやろうか、一度は悩んでいるのではないでしょうか。
実際にネットでブログを読んでいると、アフィリエイトで稼げなくて輸入ビジネスをはじめた、輸入ビジネスで稼げなくてアフィリエイトをはじめた、なんて人を見かけます。
そんな迷える人のために断言してあげましょう。
アフィリエイトはホンットに稼げない!
ライバルが多い。スーパーレッドオーシャン!
輸入ビジネスでも同じことが言えるのですが、アフィリエイトはライバルが多いです。これはわたしが体感していることですが、アフィリエイトは輸入ビジネスよりもずっとライバルが多いです。
なぜなら、アフィリエイトは初期費用ゼロではじめられるという、超敷居が低いネットビジネスです。
儲かる上に完全リスクゼロって言ったら、お金がほしい人なら誰でも飛びつきたくはなりますよね。
敷居が低いビジネスほど参入者が多い、ライバルが多いということです。
5,000円以上稼げる人は5%
アフィリエイトでよく言われることですが、稼げるのは上位5%程度の人だそうです。しかも、それは5,000円以上稼げる人が5%なわけであり、月に何十万、何百万と稼いでいるのは1%にも満たないのかもしれません。
それほど再現性が低いのがアフィリエイトです。輸入ビジネスだったらおそらく50~60%ぐらいの人は稼げるのではないでしょうか?
最近ではアフィリエイトで稼げる人の割合が増えているようなデータも出てきているのですが…わたしの体感としてはやはり上位5%の人だけが稼げる、が正しいと思っています。
アフィリエイトはマンパワーが必要。5個作って1個当たるイメージ
アフィリエイトで稼いだ系の話は、
とかいうのを見かけることがあります。
この話が本当だったとしても、運の要素が強いはずです。
基本的にアフィリエイトで稼ぐっていうのは5個作って1個が当たるイメージです。おそらく、プロのSEO業者でも複数のサイトを同時に作って、その中で芽が出てきたものにリソースを投下するようなやり方をしているのではないでしょうか。
最初に良い結果が出ても、2個目、3個目の成功するアフィリエイトサイトを作るというのはプロでも勝率が100%ではないということです。
つまり、アフィリエイトはかなりの労働力を必要とする作業なんです。2ヶ月で100記事以上を作成するぐらいのスピードがないと大きく稼ぐのは厳しいでしょう。
必須となるスキルが多すぎる
アフィリエイトは誰でもはじめられるけれども、しっかり稼ぐには非常にハードルが高いです。
ブログを書いて広告を貼ればいいだけ、と思われるかもしれませんが、ブログはどんな内容のブログを書くのでしょうか?イマドキのインターネットは専門性の高いブログでなければ誰にも読んではもらえません。
ブログのテーマに対してその道のプロってぐらいの知識が必要です。また、独自ドメインを取得してサーバレンタルしてデザインいじってコード書き変えて~っとしていくので、IT関係のスキルも必要になっていきます。
そしてブログは検索エンジンから集客しないとほとんど意味がありません。
よくブログランキングでクリックお願いします!なんてのを見かけますよね?
大手の上位のwebサイトでそんなことやっているの見かけたことありますか?上位の人はわかっているのです。ブログランキングから集客はさほど意味がないと。
検索エンジンから集客するためにはSEOという検索エンジン向けの最適化をしなければなりません。これもまた必須スキルのひとつです。これがコロコロ変わるし追従していくのが大変です。
アフィリエイトは椅子取りゲームのようなもの
これはわたしのイメージなのですが、インターネットというのはキーワードという土地を奪い合う椅子取りゲームのようなものです。
椅子はどうやって取るのかというと、早い者勝ちです。ドメインが古いほど検索エンジンから高い評価が得られるし、1度上位に居座ってしまえばなかなか椅子を奪うのがむずかしいです。
検索エンジンで上位を取っている人はプロみたいなものです。上記で説明したようなスキルを保有しています。
そんな相手に今から戦って勝てるのでしょうか?かなり勝ち目は少ないです。
情報商材などでテクニックは学べても良質なコンテンツが作れるかどうかは別問題なのです。
アフィリエイトで稼ぐことが絶望的な理由
最低でも200記事は書く
わたしはブログを書くのが好きなのですが、やはり検索エンジンで上位を狙っていくには1ブログで200記事以上はほしいなぁと思います。
記事が200記事ぐらいになってくると、良質なブログだと色んな人からリンクをもらえるようになるし、1度訪れた人がブログ内を巡回してさらに評価があがります。
つまり、それほどコンテンツを充実させないといけないわけで、充実していると言えるラインが200記事なのです。
もちろん1記事あたりの質を落としてはいけません。わたしは1記事あたり2,000~3,000文字程度は書くようにしています。
みなさんはそれだけの文字数を打つのにどれだけ時間がかかりますか?いくらタイピング速度が早くても考えながら打つのでそれなりに時間はかかります。
下記の記事にも書いていますが、わたしは1記事あたり30分程度で書き上げています。
タイピング速度がかなり速くてもその程度の作業効率です。超頑張っても200記事書き上げるには3ヶ月かかります。
慣れていない人、タイピング速度が遅い人だと半年~1年はかかるでしょう。
10,000円の商品を売ってやっと100円稼ぐ
アフィリエイトを実際にやったことある方ならわかるかもしれません。Amazonや楽天のアフィリエイトでは、1商品を売るごとに報酬が入ります。
その報酬はいくらかというと、たったの1%です。10,000円の商品が売れると100円の報酬が入ります。
月10万稼ぐには1,000万円分を売り上げないといけない。スーパー敏腕営業マンにならなければいけないのです。
もちろん、これはAmazonや楽天でのアフィリエイトですので他のアフィリエイトプログラムを利用すればもっと報酬は高いです。ですが、そういったものはライバルも多いです。
ブログ書き始めは閑古鳥が鳴く。半年書き続けても閑古鳥が鳴く。
アフィリエイトの最大のデメリットは成果が出るのが遅いということです。ブログを書き始めてから3ヶ月経過するまではホンットに誰にも見てもらえません。
ただひたすら独り言を書くだけのようなものです。
3ヶ月経過するとようやく検索エンジンからちらほらと人が訪れるようになります。ですが、3ヶ月経過しても人が訪れないということもあります。
そう、どれだけがんばっても報われないかもしれないというリスクを秘めているのがアフィリエイトなのです。半年という時間が完全に水の泡になることもよく起こります。
まとめ
- アフィリエイトは輸入ビジネスより稼ぎにくい(平均的にという意味)
- お金稼ぎたいなら輸入ビジネス
- アフィリエイトはリスクゼロで始められる反面、ほとんど稼げない可能性がある
- 稼げない可能性はむしろ高い
わたし個人の意見としましては、アフィリエイトはブログを書くことが好きな人じゃないと続けられないと思います。
儲かるからやろうかな、ではなく、ブログが好きだから好きなことを活かして稼いでみよう、のほうがうまくいくのではないでしょうか。
逆にわたしは単純作業が苦手です。輸入ビジネスのような単純作業はかなり苦行でした。お金はたくさん稼げるのですが。
輸入ビジネスで稼げないからアフィリエイトへ行こうかな、なんて考えている方がいましたら、アフィリエイトのほうが厳しい世界であるとわたしは言います。
この記事を読んで迷いは晴れたでしょうか?迷いがあるから作業に専念できないということもあるでしょう。
そんなときはこの記事を読み返してみて輸入ビジネスしかない!と思い込んでみてください。プラシーボ効果(思い込みの力)を使ってがんばってみましょう。
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