Amazonでの物販において、12月はとても物がよく売れる時期です。
この時期になると輸入ビジネスブログではいろんな戦略を書かれている方が多いですが、わたしはあえて失敗談を書かせていただきます。似たような話ばっかり読んでても面白くないですもんね。
輸入ビジネスでは年末商戦に向けて、ちょうどいい具合にアメリカではブラックフライデーというお得にお買い物ができる日があります。
わたしは自作のツールで2万件近い商品のデータを一気に取得していたのでよくわかるのですが、商品の価格が全体的に安くなる・底下げされています。
このタイミングでガツンと仕入れを行うわけですが、今振り返るとわたしはここで結構ざんねんな失敗をしています。
この記事を読んで、年末商戦・ブラックフライデーの仕入れに失敗しないようにしましょう。
年末商戦に向けたブラックフライデーの概要
そもそもブラックフライデーって何?
輸入ビジネス初心者の方もこのブログを読んでいるため、まずはブラックフライデーというものがなんなのか、簡単に説明します。
かるく上述していますが、ブラックフライデーとはアメリカでのお買い物がお得な日です。
ブラックフライデーが終わった翌週、今度はすぐにサイバーマンデーというアメリカでのネットショッピングがお買い得になる日がやってきます。

ブラックフライデーは11月の第4金曜日になります。たとえば、2017年の11月は第4金曜日が24日になります。24日がブラックフライデーとなります。(日本とアメリカの時差に注意)
ブラックフライデーでの仕入れ
わたしはあらかじめ2万件近いASINをストックしていたため、ブラックフライデー開幕で一気に商品データ取得!
出るわ出るわ、価格差のある商品!大量仕入れが見込めたし、実際に大量仕入れしました。
誰よりも早くリサーチ・仕入れを完了させた自信があります。超スピードでのリサーチにぜひAsinStockerをお試しください。
せっかくのブラックフライデー、リサーチが追いつかない!なんていうことがないようにしましょう。
ブラックフライデーは価格変動が激しい
せっかくのブラックフライデー~サイバーマンデーなので、ちょいちょいツールを使ってリサーチはしていました。
その結果、ついさっきまでは安売りしていたのに高くなっている、売り切れている、ということがよく起こっていることがわかります。
当ブログで公開しているAsinStockerは週1程度動かしていればいいぐらいのものですが、ブラックフライデーからサイバーマンデーにかけてこまめにツールを稼働させたほうが良いかもしれません。
モノレート使いすぎ注意
モノレートはどうも1日あたりの商品検索回数が決まっているように見えます。
この検索回数の上限を超えるとアクセスブロックされてしまいます。
なので、できるだけその弾丸を無駄打ちしないようにしましょう。
モノレートは商品が売れているのか売れていないのか、適正価格なのかということを調べるのに使いますが、そういった調査は一番最後に行います。
モノレートを見ていけそうだ!と思ってAmazonでライバルをチェック、ライバル多くてだめだこりゃ。となるともったいないです。
年末商戦に向けた仕入れで失敗したこと
失敗1:儲かる見込みはあったのに弱気な仕入れ
わたしは自分のなかにルールを持っています。
はじめて仕入れる商品は複数仕入れをしない、というもの。これはコンサルの先生からも言われていたことでした。
ですが、ブラックフライデーであきらかに安い、これはいける!と思った商品は少し強気に縦積みしても良いでしょう。
12月は飛ぶように物が売れますので、強気の仕入れでも大きな問題にはならないと思います。
失敗2:素早く仕入れたが転送遅い
上述したように、わたしは誰よりも早くリサーチ・仕入れを完了させられたと思っています。
が、しかし…問題なのは仕入れを終えたあとの話です。転送タイミングが遅かったのです。

たとえば、アメリカAmazonで仕入れをしたとして、どの出品者から購入するかによって発送タイミングが違います。
FBAセラーから購入していれば最短で2日でMyUSに到着しますが、自己発送のセラーであれば2週間かかったりします。
わたしはすべての商品が到着するのを待ってから転送したため、仕入れから2週間も経過したあとに転送をしていたのです。
以前の記事でも書いたのですが、こういった経験からMyUSの転送周期は毎週すべきだ、という結論にいたっています。
複数回に分けて転送するのも良いですし、仕入れをするときに、商品の到着がいつなのかということを意識して仕入れるのも良いです。
失敗3:商材選定ミス、高額商品の取り扱い
輸入ビジネスをやっていれば1度は経験するのではないでしょうか。新品の商品を販売しても、中身をすり替えられたり、個人の都合で難癖つけて返品されたりします。
当ブログで公開しているエクセルファイル、research_tableを使っている方はもしかしたらすでに気づいているかもしれません。
research_tableからアメリカAmazonのリンクを開くと、新品商品しか表示されないような仕組みになっています。ゆえに、わたしは中古商品を間違って仕入れることがないのです。
しかし、実際に販売してみるとお客さんから『新品と書いてあったのに中古品だった』という理由で返品、さらに悪い評価をつけられ売上が完全にストップ。さらにAmazonアカウントスペシャリストに目をつけられアカウント閉鎖すると脅される。
12月の中旬から後半にかけて売上がゼロになりました。おそろしい。
お客さんから実際に返品された商品を見てみると、中古ではなく壊れた商品が返ってきました。コメントには『商品が壊れていた』と。

もうわけがわからないのですが、事実としては悪い評価をつけられ売上ストップ。アカウント閉鎖の危機ということです。
こういったことは事故・天災のようなものですのである程度は仕方がないのですが、この経験から高額な商品はなるべく扱わないようにしています。
高額商品ほど返品されたときのダメージは大きいし、お客さん自身もこういったリスクある行動をするからには、どうせなら高額商品でやるでしょう。
まとめ
- 年末商戦に向けたブラックフライデーの仕入れは強気で!
- でもあまり調子に乗りすぎないように。
- どれだけ仕入れを早く終わらせても、早く転送できなければ意味なし
- 年末商戦、トラブルには特に注意。売上ストップはホントにキツイ
当時のわたしは年末商戦で月利10万を超えるつもりでしました。ですが、悪い評価をつけられ売上がゼロになったため、目標達成ならず。
この経験から、悪い評価はつけられてはいけない、つけられたら絶対に消さなくてはならないという結論にいたっています。
輸入ビジネス初心者ではじめての年末商戦だ、という人は、ぜひ年末商戦で月利10万を達成させてください。
年末商戦を過ぎるとすぐに物が売れにくい時期に突入します。そうなると、月利10万達成という目標が一気に遠のきます。
わたしが月利10万超えを達成するのに8ヶ月もかかった理由のひとつはここにあります。
年末商戦では物がよく売れるため、ここで稼げないやつは才能なし、輸入ビジネスやめろ的なことを言われたりします。そう、まさにわたしの話ですね。
だからこそ、わたしの失敗談を読んでもらい、あなたの成功のかてにしてください。当ブログで公開しているツールたちもあなたをお手伝いします。