輸入ビジネスで価格がどんどん下がる価格崩壊

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輸入ビジネスで同業者への「刈り取り攻撃」は正当なテクニック?

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価格改定ツールは自分が販売している商品を常にカート価格に合わせていくのが基本です。

その習性を利用して、ありえないぐらい価格を下げて、ライバルが追従してきた時に購入してしまうのが刈り取りという同業者への攻撃です。

これを使うと本来の仕入れ値よりも安く仕入れることができます。

自分がやられると厄介きわまりないですが、安く仕入ができるのはありがたいことです。

しかしこの刈り取りという行為はセラー側からすると悪質な行為として扱われるようです。そりゃそうですよね、わたしもやられたくないですし。

今回は刈り取りのやり方から悪質な行為なのかどうかの考察を書かせていただきます。

刈り取り攻撃のやり方

刈り取りを推奨するわけではありませんが、刈り取りについて説明するためにまずはやり方をご説明します。

赤字ラインを設定していないセラーが結構いる

刈り取り攻撃なんてそんな簡単にキマらないだろ!と思うかもしれませんが、わりとキマります。

輸入ビジネス実践者はパソコンの扱いに不慣れな人も多いです。エクセルすらまともに扱えない人とかもいます。

そういった人が多いので、価格改定ツール『マカド』、『プライスター』の使い方がいまいちわかっていない状態で使っている人も多数です。ましてやcsvファイルで一括設定なんていう高度な使い方?などわかるはずもないのです。

刈り取られてからはじめて赤字ラインの設定をする人が多いのではないでしょうか。

csvファイルを使って一括登録、かつ、同時に自動価格改定の設定をするようにしましょう。

セラーが多い商品をターゲットにする

刈り取り対象の商品というのはなんでも良いというわけではありません。マカド、プライスターを使っているであろうセラーがいる商品しかターゲットにできません。

もちろんこの商品はマカド、プライスターを使っているセラーがいるな!なんていうことは判断することはできません。なので確率で判断するのです。

セラーが多ければ多いほど、マカド、プライスターを使っているセラーがいる確率は高まります。追従してくるセラーが多いほど、刈り取る商品も多くなりますし、セラーが多い商品をターゲットにするのは有効な手段です。

販売価格の30%ぐらい価格を下げてみる

いざ刈り取りをしよう!と決めたら、まずはがっつり価格を下げてみます。ここで注意が必要なのは、あまりにも低すぎる価格に設定してはいけないということです。

低すぎる価格はAmazonから価格設定間違ってない?と判断されて出品停止されてしまいます。なので、ここは30%オフぐらいの価格から攻めてみるのが良いです。

販売価格の30%オフで設定してみて5分程度待つ。それで他のセラーが追従してきたのなら成功です。

ですが、ここで満足してはいけません。さらにまた価格を下げてみるのです。下げて下げて、そしてセラーが追従してこなくなったところで刈り取るのです。

実行は深夜3~4時がおすすめ

価格を下げてみて、自分が刈り取られてしまっては意味がありません。というより刈り取りには常に自分が刈り取られてしまうリスクがつきまといます。

なので、他の人に刈り取られないようにみんなが寝ているであろう時間帯に実行します。それが深夜の3~4時という時間帯なんです。

わたしの経験上、3~4時という時間帯は一番物が売れない時間帯でした。刈り取りのために実験的に価格を下げるのであればこの時間帯が良いでしょう。

わたしは複数のブログを運営しているのですが、下記のグラフはそのうちのひとつのブログのアクセス解析結果です。

1日のうちもっともアクセスが少ない時間帯

ブログは生活系のジャンルのブログです。Amazonでお買い物をするお客さんは一般的な人であるため、だいたいこのグラフと同じような活動をしていると考えられます。

たとえばこれが深夜に活動する系のブログだとこういうグラフにはならないでしょう。

グラフからわかることは、4時がもっとも人が活動していない時間帯であるということです。なので、こちらも4時にかけて行動するのが良い、3時~4時に行動するのが良いというわけです。

そんな時間に起きてないって?…真の自由とは苦しいものなのですよ。

刈り取り攻撃は悪質な行為なのか?

悪質とは言えない

刈り取りは一般的に悪質な行為であると認識されているようです。はたしてそうでしょうか?

わたしは刈り取りという行為をあまり積極的にはしませんが、

他のセラーがあきらかに価格設定間違えているなー

と思うときはポチッと刈り取ることがあります。

自分で価格を下げて追従してくるセラーの商品を刈り取ることと、あきらかに価格設定を間違えているセラーの商品を刈り取ること、この2つに違いはありません。

要は、設定をめんどくさがってたり、間違っていたり、扱えていなかったり…悪質とは言うけれどもセラー側の問題なんですよね。

それなのに、

刈り取られて悔しい!悪質だ!

というのはちょっと違うんじゃないかなぁと思います。人を脅したりするほうが悪質でしょう。

価格崩壊も引き起こすが、お客さんはよろこぶ

刈り取りをすると、同時に価格崩壊も起こります。マカド、プライスターを使うと複数名のセラーが追従してきますからね。

一度下がった価格はすぐには戻りません。価格崩壊が起こるとセラー側から見ると誰も得しないように思ってしまいますが、お客さんにとってはよろこばしいことです。

お客さんによろこんでもらえる以上、これは悪質な行為ではなくお客さんへのサービスであるとも言えます。

ビジネスにおいてもっとも重要なことはお客さんを満足させることです。刈り取りという行為はお客さんを満足させる行為の一部でもあると考えてみてはいかがでしょう。

以上のことより、刈り取りが絶対的な悪とは言えないんですよね。刈り取られたくなかったらしっかりマカド、プライスターの設定をするとか対策をすべきです。

マカド、プライスターはcsvファイルで一括商品登録ができ、仕入れ値や赤字・高値ストッパーも設定できます。

まとめ

まとめますと下記のとおりです。

  • 刈り取りはかならずしも悪質とは言い切れない
  • 刈り取られたくないならしっかり価格設定をする
  • 価格が崩壊してよろこぶ人もいある

いかがでしょうか?この話を聞いて刈り取りをやってみたくなりましたか?わたしは刈り取りを実践しようがしまいが、どちらを選択しても良いと思っています。

そこまで悪質な行為とはわたしは思っていませんので。刈り取りをやるのに後ろめたさを感じる必要はそこまでないでしょう。

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