先日、輸入ビジネスでおすすめのブラウザであるGoogle Chromeのメリット・デメリットについて書かせていただきました。
Google Chromeを導入していただけたでしょうか?まだの方は一度上記のリンクより記事を読んでみてください。
Google Chromeには親切なことに輸入ビジネスに特化したプラグインがたくさん存在します。輸入ビジネスに限らず、Amazonを使った物販すべてといったほうが正しいかもしれません。
今回は、そんな輸入ビジネスにおすすめなChromeプラグインを紹介させていただきます。
作業が捗る厳選Google Chromeプラグイン
セラーの在庫が見える『XStock』
セラーの在庫数がわかるようになるプラグインです。
これはいったいどういうときに使うのかというと、リサーチをしていて気になった商品を見つけた時、その商品が今後どのように価格や売れ行きが推移していくのか、予想するのに使います。
リサーチしている時、儲かりそうな商品を見つけたけど、あともう少しだけ販売価格が高ければいいのにな、そう思うことはありませんか?
これはセラーの在庫がわかればある程度予測することができるようになります。1ヶ月に10個ぐらい売れている商品だけどもセラーが10人いる、でも全員在庫が残り1個だけ。
こういうことがわかれば、自分が仕入れて出品したときにはセラーがちょうどいなくなっているかもしれない、という予測ができます。
逆にセラーが10人いてみんな在庫が30個以上だと、自分が仕入れて出品した時にはまだライバルは残っているでしょう。さらに増える可能性もあるかもしれません。…という予想ができるわけです。
また、自分が出品している商品が価格崩壊をおこしてしまい、価格競争についていこうかどうか迷ってしまうということはないでしょうか?
これもまた、セラーの在庫数がわかれば価格競争についていくべきかどうかの判断材料になります。
みんなの在庫が残り1個ずつであれば、少し待てばライバルがいなくなって価格が上がると予想できます。
ASIN一致ならすぐUS Amazonに飛べる『SmaSurf』
輸入ビジネスのリサーチ作業は、日本Amazonの商品ページを見てからアメリカAmazonで同じ商品がないか探しに行きます。
このとき、わざわざASINをコピーしてアメリカAmazonに飛んで検索して…とやっていると時間がかかって仕方がありません。
さらに、モノレートやFBAシミュレータとか、それぞれASIN入れて検索して~とやっていると面倒なんですよね。
そこで役に立つのがSmaSurfというプラグインです。日本Amazonの商品ページからアメリカAmazonやモノレート、FBAシミュレータのリンクを自動生成してくれます。
リンクは商品ページの右側にさりげなく表示され、クリックひとつで飛べます。
ちなみに日本ASINとアメリカASINが不一致のものだと正しく飛ぶことができません。あくまでも日本ASINをもとにアメリカAmazonのリンクを作成しているためです。
デメリットとしては、ASINが一致するものはこのように簡単にリサーチすることができてしまうため、競合が増えやすいことです。
ですが、みんな使っているので差をつけられないためにこのプラグインは入れておいたほうがいいです。必要最低限の武装はしておきましょう。
モノレートを確認する前に、ざっくり売れ行きを把握する『Keepa』
商品ページに価格やランキング変動のグラフを表示してくれるプラグインです。
価格やランキング変動はモノレートに行かないとわからないと思っている人も多いのですが、Keepaというプラグインを使用することでわざわざモノレートに行かなくても調べることができます。
モノレートのグラフと比較するとグラフが汚く見づらいです。おまけに小さい。山・谷を数えるのはむずかしいです。
そういうところはある程度妥協して、効率重視でKeepaを参考程度に使っています。最終判断はモノレートを使いましょう。
Keepaでは、その商品が売れているのか売れていないのか、この判断をするために使う程度がちょうどよいです。
モノレートを開いた瞬間に月間販売数がわかる『Monozon』
商品の売れ行きを確認するためにモノレートを参考にする人は多いと思います。モノレートのランキング変動グラフを見て、1ヶ月あたりの販売個数の予想をしているのではないでしょうか。
モノレートグラフの谷の数≒販売個数としている人がほとんどでしょう。ですが、谷の数をいちいち数えるのってすごく大変なんですよね。よく売れている商品ほど数えるのが大変です。
しかも、グラフが地を這うぐらい売れまくってる商品だともはや数えることはできません。
そこでMonozonというプラグインが役立ちます。Monozonはモノレートの谷の数を自動で数えてくれて、数値化して表示してくれる便利なプラグインです。
ちなみに、当ブログではASINをもとに自動でまとめて月間販売数を取得するサンプルソースなんかも公開しています。
2020年6月いっぱいでモノレートが終了しました。多くの方はKeepa有料プラン(月額15€)を使ってランキング変動数、予想販売個数を取得すると思います。
当ブログではmonoPeakの開発を停止し、Keepa APIを使った『AsinKeeper』を開発しました。条件付きですが、ツール本体は実質無料で使用することもできますので、ぜひ参考にしてみてください。
溜まりに溜まったChromeのタブを一括で閉じてくれる『Close All & Clean』
リサーチをしているとタブが大量にできてしまっていちいち消すのが面倒です。大量のタブが発生するとブラウザも重くなってしまいます。
こまめに消せばいいのですが、作業は一気にまとめてやったほうが効率が良いというのが基本のため、ついついタブが大量発生してしまうんですよね。
そんなときに便利なのがClose All & Cleanというプラグインです。
仕組みはいたって簡単。ボタンを1つ押すだけでタブが全部消えてくれます。あなたはもうタブのバツ印を押しつづけなくていいし、Ctrl + Wを連打しなくていいんです。
Close All & Cleanにはオプション設定ができるのですが、今開いているタブだけは閉じないように、『Don't close current tab』にチェックを入れて使うのが基本です。
MyUSに提出するインヴォイスを簡単に作成できる『FireShot』
輸入ビジネスをやっているとMyUSからinvoceを要求されることが多々あります。
invoiceとは?
invoiceをそのまま提出するのでもかまわないとは思いますが、わたしは必要な箇所だけ提出したいんです。invoceにはカード情報の下4ケタが書いてあったりしますからね。そういった情報は少しでも漏らしたくないもの。
PDFなんかにする人が多いのかもしれませんが、わたしはいつもinvoiceは画像で保存しています。ブラウザに表示されるinvoiceをキャプチャするわけですが、そのときに役立つのがFireShotというプラグイン。
ボタンひとつで見ているページ全体をキャプチャして、画像保存してくれます。保存された画像を塗りつぶすなり加工して、MyUSに提出するわけです。ちなみにPDFでも保存できます。
まとめ
他にもたくさんのお役立ちプラグインがありますが、わたしが厳選したものは上述したものになります。
プラグインというのはなんでもかんでも役に立つならなんでもかんでも入れておけばいいってもんじゃありません。たくさん入れても使わないものばかり増えればブラウザの動作が重くなるだけです。
少なくともこれだけは入れておけ、これを入れておけば大丈夫ってものを厳選していますので、よければ参考にしてみてください。
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